(文中に松島さんご本人によるレポートのリンクを追加しました。)
こんにちは。昨日ぶりですね!最近一日が72時間どころじゃなくなってきている僕ですが、なんとか毎日更新だけは死守しています!!
さて、色々な所でレポートがあがっていますが、1/12に我がトレイル鳥羽ちゃんリーダーのドミンゴによる「.:ULTRA LUNCH:. AID1」が開催されました。僕もお手伝いしてきましたので、当日の様子を撮影してくれたwataame君の素晴らしい写真とともに完全身内目線のレポートをアップします。(詳細レポートはD/Cさんに詳しいです。また後日MMAやOYMでもイベントレポートが掲載予定だそうです。)
当日の会場は IID 世田谷ものづくり学校 の211教室。スタジオとしてもつかわれるスペースということで、広くて日当りも良くとても気持ちの良いスペースでした。ちなみに50人の定員に対して実に90名もの応募があったようで、ランと食に関して興味を持つ方の多さを改めて感じました。トレイルランナーとして良く知った顔もあれば(MMAブロガーからもエディさん、岩佐さん、ランブラーさん、イソさん、シンさんのそうそうたる面々が参加されていました。)初めて見る方も沢山いらしていて、色々なコミュニティの方が参加されている印象でした。イベントの集客としては理想的ですね。
12:00の開始時にはほとんどの方が揃いスタート。みなさん意識が高いですね。最初はドミンゴが何者かw、なぜULTRA LUNCHを開催しようと思ったかの説明から。ドミンゴも真面目な男なものですから、この時会場はなんていうかものすごい緊張感というか固い雰囲気に包まれていましたw その後、ドミンゴからビタミンB群の説明と、ナチュラルな食生活を毎日の生活の中に無理無く取り入れられるハック(一食六味、一物全体、一汁三菜などの基本コンセプト)が紹介され、これらをファミコン世代ならではの「裏技」感覚で毎日に取り込んで行くことが薦められていました。(それらが書かれた当日のレジュメはこちらから。)
その後はBORN TO RUNを日本で出版し、国内のミニマルランニングブームのきっかけを作ったNHK出版松島さんにバトンタッチし、氏が現在手がける最新作、アメリカのウルトラランナーのリビングレジェンド、スコット・ジュレックの著書「EAT & RUN」(日本語版は2/23発売予定)の紹介へ。書籍の内容からスコットが元々はマックをヘビーに食していたこと等色々な話が出ていましたが、僕はここで配膳のお手伝いに回ったので以降の内容はあまり聞いてませんw 詳しくはD/Cさんや松島さんご本人のレポートへどうぞ。
こっから裏方の話に移りますが、当日はドミンゴの若い衆であるトレイル鳥羽ちゃんのメンバーがお手伝いに来ていました。役割に関してはドミンゴからはイベント開始前に一言二事あったくらいだったんですが、簡単なオペレーションに思えても事前の詳細な取り決め無しでは結構混乱するもの。それを鳥羽ちゃんメンバーはぶっつけ本番でこなしていたので大した物です。(桑原さんは手伝わなさすぎと怒られましたが、僕はイベント全体を俯瞰するという役割を果たしていましたw)チームリーダーが立ち上げたイベントにメンバーが自主的に集まってみんなで支えて行く様は身内ながら結構感動しましたよ。マジでオヤジのために若い衆が頑張る一家感があった!w いやぁ、マジ鳥羽ちゃん良いチームだわ。と、手前味噌な話ですみません。(オペレーション的には改善すべき点もいくつかありましたが、その辺はドミンゴにより次回以降改善されることでしょう。)
初めてのイベント、更には定員を大きく超える反響ということで、先にも述べたように元来責任感の強いドミンゴがここまで感じていた責任感は半端では無かったと思います。その影響や参加者の皆さんの高い意識もあってか、ここまでは無駄話一つなく研ぎすまされた空気で進んできたイベントだったんですが、食事が提供された段階で会場の空気が一変しました。早い話がまぁなごむなごむ。 一気にたのし〜〜〜いイベントに様変わりしました。(このあたりから西岡なんとかって言う人がビッグマックくださいとかココイチのカレー食べたいとか言い出したので出入り禁止にしました。)
この日のメニューは、ひよこ豆と大根おろしのカレー、にんじんのラペ、大根のレリッシュに鎌倉KIBIYAベーカリーのパン。(レシピはこちらから)どれもとても美味しく2杯も3杯もおかわりする人が続出していました。僕個人もカレーを3杯(と言ってもプレートの小さなスペースにですよw)は食べました。印象的だったのはそれほどボリュームのある食事ではなかったのに、結構満腹感があったこと。後からドミンゴに聞いた所、このメニューも一食六味(レジュメの2枚目アーユルヴェーダの項目を参照のこと)を実践しているからそのせいではないか?とのこと。なるほど。確かに逆パターンでお腹はいっぱいでも、甘味が欲しいとか、しょっぱい物が食べたいとかでついつい必要以上の物を食べてしまうことがある僕にとっては、一食六味のハッキング力を早速思い知ったのでした。それから、これらのメニューは完全ヴィーガンメニューでしたが、肉が食べたくなるとかそういうことも無く、必要充分なメニューでした。工夫して手をかければ何かが足りないとかストレスを感じず食のバランスをとれるんだなと思った次第です。スコット・ジュレックの言う「食事に一定の制限を設けることでかえって食事のバランスが取れるようになった」という言葉が何となくわかった様な。
とにかく食事が提供された以降は皆さん打ち解け、参加者同士で連絡先を交換されたり等の光景も見受けられました。ドミンゴとしてもイベント主催者側が一方的に何かを提供するイベントではなく、参加者同士の意見交換が進むイベントにしたいとの趣旨を持っていたので、狙い通りと言った所でしょうか?逆にオープンな場で、ドミンゴや松島さんに対して質問はあまり出なかったので(事前のアンケートでは皆さん色々質問を書かれていた様です。)その辺は今後に向けて場の空気づくりややり方を頑張ってもらえればと思います。って俺は何様なんでしょうか?ww
そんなこんなで、イベントの時間はあっという間に過ぎてしまいました。客観的に見ると、ドミンゴの考察に基づく食に関する情報や、EAT&RUNの出版に携わる松島さんのトーク、同好の士との交流に、手のかかったヴィーガンフードがついて2,000円ってスゴく満足度の高いイベントだったのではないかと思います。僕としては半分身内、半分お客さん目線で、サポートやフィードバックをしつつ、「.:ULTRA LUNCH:. AID2」を楽しみに待ちたいと思います!
ちなみにドミンゴブログやtumblrでも当日の写真が見れますので興味がある方はどうぞ。
そうそう、ULTRA LUNCHでは1/20のT(R)AILGATE PARTYにもランニングで使える行動食を出店予定なので、こちらも興味ある方は是非来て下さいね!!