みなさんお元気ですか?夢枕僕です。
実はこの度gearedというギアの紹介サイトにトレランサイドの人間としてトレランギア紹介をする事になりました。本日はその打ち合わせというか収録。収録と書いたのは、現在の僕の仕事のバランス上、週に1本記事をアップするのはなかなか難しく(本ブログは脅威の毎日更新ですが)、月に1回編集長の川崎氏と対談形式でアイテムを5個ほどまとめて紹介して、それを異なる5本の記事に起こしてもらうから。
ありがたい機会なので喜んで引き受けさせて頂いたんですが、実は本日の第1回目はかなりの緊張感を持ってのぞみました。というのもこのgeared、キュレーターの中にHiker’s Depot土屋さんがいらっしゃるので。
土屋さんと言えば日本のウルトラライトハイキングの第一人者ですし、ギアの知識、選球眼においては圧倒的なものがあり、それはULと兄弟的な立ち位置にいるトレランフィールドにまで及んでいます。実際僕は今でもハイカーズデポの商品説明はとても良く読んで参考にしますし、なんなら昨年STYで履いたローンピークはALTRAサイトのLEARN TO RUNのページ(これ裸足/ナチュラル系ランニングの概要が分かる良いページでオススメです。)とHiker’s Depotの商品説明ページを読んで購入を決意したくらい。お店のロールモデルは今でも三鷹のHiker’s Depotと神戸芦屋川Sky High Mountain Works(東西の横綱!)という僕にとって土屋さんはやっぱりヒーローなんですね。言うなればギア界のマイケルジャクソン。じゃあ僕はというと、マイケルと共演できる事が決まって感極まって泣いている「THIS IS IT」に登場するバックダンサー。みたいなw。
もちろん、お店をやると決めた以上、素人気分ではやってないですし、自分なりの視点、ビジョン、コアは持ってやっています。(以前「僕がトレラン屋をやる理由」で書いた通りです。)が、やっぱりヒーローと同じ土俵に立つのは緊張しますよね。しかも、土屋さん最近のgearedの記事で、ALTRAとHOKAを起点にベアフット/ナチュラルランニングを再整理するクオリティ高い記事を書かれてまして、トレラン畑からの刺客として紹介される僕としては、その土屋さんの記事がベンチマークとなるわけです。ね、良い緊張感でしょ?
これは西の横綱、Sky High Mountain Worksのタクさんに対しても思う事で、やっぱりSHMWのサイトは今見てもやっぱり圧倒的な情報量と経験に裏打ちされた説得力があるわけです。というか、”今見ても”というよりショップ運営という同じ目線に立ってみたら、お店運営して〜山ガッツリ走って〜かなりの文字数のレビュー書いてっていうのは、むしろ思っていた以上に相当スゴい事だと実感しました。「流石西の横綱、圧倒的に”てっぽう”うってるし四股踏んでるわ。」と言うわけです。
しかし、僕もお店を立ち上げた事で番付表の端っこの方に小さく名前が載ったわけでして、こっから自分のビジョンの為、来てくれるお客さんの為にギア相撲道に邁進せねばなりません。という事で自分の研鑽という意味でも横綱と同じ土俵に立つ事を決めたのでございます。日々、経験を積んで少しでも番付で名前が大きく書かれる様に頑張ります。ごっつあんです。(ちなみに番付の上位にはATC関とかMLG関とかスカイトレイル関とか信州トレマン関とかモデラート関とかBOZEMAN関とかいますね。更にはこの番付プロアマ関係ないのでランブラー関とかゆるふわ関とかもりかつ関とかがしのぎを削っているんでございますね。外国人力士のエミネム関にも負けてられませんし、というかお客さん関も相当レベル高いですよね。)
ただ、ありがたい事に両横綱や先輩力士方は非常にオープンで、僕のギア相撲道への参戦を歓迎してくれています。なのでぶつかり稽古をしつつ、自分の型を磨いて「Run boys! Run girls!ってSHMWの亜流だよな。」とか周りから言われない様、一意専心の気持ちを忘れずギア相撲道に精進していく所存です。ちなみに僕の目指す十分(相撲用語で得意パターン)は、やっぱり多くの人がトレランを通じて心身ともにタフになってほしいので、生活とトレラン/ランを近づける・シームレスにする様なスタイル、考え方、ギアの紹介ですね。同時に自身が経験を積んでハードコアな四つ相撲もできる様にも頑張っていきます。
以上、気づけば相撲の話になっていたけど、言いたい事はスゴく真面目な事です。そんな感じで改めてRun boys! Run girls!を頑張っていきたいと思います。
ごっつあんです!