僕です。先週末、お店のお休みを頂いて関西に行ってきました。
目的は「Mountain circus 2013 Mt.Rokko hardcore 20k」という非公開の草レースに参加するため。
このイベント、どんなイベントかというのは発起人のSky High Mountain Worksのタクさんのワードから感じてください。
“主催者も参加者も基本Own Riskの精神で作り上げていくローカルレース。”
“日本各地で頑張っているローカルがローカルの山自慢をしながら、スピードだけでなくオールラウンドな「山」のKing&Queenを決定するようなトレイルランニングレース”
“シリーズ戦でツワモノ達が、日本各地を転戦するような意味合いを込めてマウンテンサーカス”
“高所・低山に関わらず、日本の山の素晴らしさをみんなで再発見し、各地の山のこれからを考えていけるようなレースにしていきたい”
この構想はタクさんの中に大分前からあった様です。僕も昨年9月にタクさんのナビゲートで六甲を走ったんだけど、ローカルが自分たちのホームを紹介しながら訪れる各地のランナーとセッションする、というこのイベントのひな形となるアイデアを話していました。「今度は俺たちも関東のトレイル行くわ!」みたいなノリで。
それが一気に現実に向けて動き出したのは昨年の2月。Tokyo OUTDOOR Solution 2013の打ち上げの場。タクさんに加え、関東の錚々たる面々や、各地を代表するショップのオーナー等が集結。一気にアイデアが実現すべく具体的になっていきました。
第1回を関西で、第2回を関東で行う事が決定し、そこから先は各ローカルの担当に。準備期間は4か月弱だけどあっという間に過ぎていきました。その間「ローカルもロストするようなコース」だとか「とにかく地図を穴があくほど見ておけ」とか色んな情報が断片的に入ってきて、いやがおうにも期待(と不安w)が高まっていきます。
そして向かえた記念すべきMountain circus 2013 Mt.Rokko hardcore 20k。6/15(土)に懇親会とブリーフィングが行われ、6/16(日)にレースというスケジュール。
まず、6/15の懇親会/ブリーフィングでは全国から集まってきた参加者と顔合わせ。会場はJoe Grantが自身の世界観を語った伝説の店『gastro pub SPARK』。MRHのBEYOND氏の軽快なMCから、T-Brosノブ君によるコース説明。20kmで1800mの高低差とか、どう考えてもレースで迷いそうなコースがゆるいテンションで紹介され、会場のテンションもどんどんあがっていきますww 最後はとにかく生きて帰ってきて下さいなどの刺激的なワードが飛び交って締めw
続いて各チームの紹介。今回は、東京からRUN OR DIE、トレイル鳥羽ちゃん、OMM、ALTRA、PAAGO WORKS、静岡からATC STOREの芦川さん率いるフジヤマユナイテッド、新潟からチームDAIGO、岡山からOMD(オカヤマ・マウンテン・ダッシュ)、関西はリリー野々山率いるDIBS ON、TEAM JET、ケンコー社、MRHのキョウヘイがスタッフでいるモデラート、100マイルレースの立ち上げで盛り上がる愛媛からはその中心人物T-MOUNTAIN菅野さん率いるITR(イシヅチトレイルランナーズ)、九州からは実力派しかいないソウさん率いるSKYTRAILチームと、本当に各地から様々なカラーを持ったチーム、でも同じにおいのするランナー達総勢50名が集結しました。
とにかくホストチームMRH(Mt.Rokko Hardcore)の面々のウェルカム感とフレンドリーさが半端ないw 狭い店内に80名ものランナーがひしめき合う状況で、アウェイ感を感じる事なく、最初から最後まで盛り上がることができました。帰りは30名のMRHのメンバーに送り出され、完全に6年生を送る会の6年生のテンションで店を後に。レース前にホントいい状態にあげてもらいました!
そっから宿に戻って自分のチームトレイル鳥羽ちゃんのメンバーとコースブリーフィングのシェア。シェアしても不安な部分は全然残ってるけれども、とにかく不安と期待が入り交じったまま就寝。ちなみに9人大部屋だったので、電気消してみんなが寝入ったタイミングで「ねぇねぇ、キタタンの話しようよぉ。」とかいきなり言い出すやつがいて完全に修学旅行のノリでしたw さて、明日はどんな日になるんでしょうか??(つづく)