晴れた週末に、登山へ行ってきました。
今回は足慣らしということで、目的地は比較的近場にある竜王山に決定。
讃岐山脈の最高峰!とはいえ1059.8m。香川はなんてったって平地がめいっぱい広がる穏やかな土地。小さなおにぎりの形をしたかわいいお山がぽこぽこ見えるものの、標高の高い山はあまりないのだそうで。
高松から1時間程車を走らせて、
まんのう町にある「道の駅ことなみ」に車を停めて、出発。
ロードを15分ほど歩いて、久保谷橋(468m)という小さな橋から、山道へ。はじめこそ緩やかな道、少しあるくとすぐに生い茂る木々の間に、水が流れる岩場が見えて。あれ?思ったよりも険しいぞ。木々の下で薄暗い道をよじ上っていると、やっと第一村人ならぬ、1グループ目の登山カップルに出会う。関東の山では考えられない、登山者の少なさです。
岩場登った先で、上を見上げると。
ヤマツツジがアーチを描くように咲いていました。
まずは三頭越(800m)を目指して。ヤマツツジを見届けてからも、また角度のある登りがあったり。なかなか緩やかではない道のりでした。笑
次は寒風越(896m)まで1kmを登ったり下ったり。
そしてそこから一度角度のある登りをのぼって、竜王山(1082m)へ。険しい道を乗り越えて次は竜王峠(985m)…つくぞーと思ったらなんとアスファルト道登場。そういえば頂上近くまで車で行けるという話。
そこにあった大きな岩に座って、アリを避けつつお昼を食べて。
鉄塔の横を通り、フェンスを横切り阿波竜王(1059.8m)へ到着!
景色は実際、木々が邪魔してあまり視界がひらけておらず。でしたが結構登りごたえのある山で楽しかったです。
帰りは別ルートを辿って元の場所へ戻りました。ひたすら下るルートだったので、気も緩んでいて。ずんずん進んでいこうとしたら、なんだかとても道がわかりづらい。。。少しの油断からの安易な判断で、なんとルートを間違えてしまいました。
なんとかリルートして、下山。
下山途中でロードが出てきて、ツツジが出迎えてくれて、とてもいやされた。
下山までの道のりは、結局1人も登山者と出会う事がなく。
最後の最後にも、まさかこっちは閉ざされた道だよね、というようなこんな道にも遭遇。
ガイドブックにも紹介されている登山ルートではあったけれど、人が入らないとああいった荒れた道になってしまうという事なのか、これまでの山々のメンテナンスが行き届いている事が、知らずのうちに当たり前のように感じてしまっていたのか。ちょっと考えさせられる登山となりました。
これからも四国の山を巡っていきたいと考えているので、地図の入手経路や下調べをしっかりしつつ、長い目で楽しんでいけるようにしたいと思います。