ハルです。
(あっというまに時間が過ぎてしまい今更感半端ないですがw)
今回初めて、ウルトラトレイル完走することができました。
正確に言うと、2年前の信越五岳2013が初めての挑戦で
”92.3km台風接近による特別完走”があるのですが…
悔しすぎる2年前の初挑戦。
7A手前で「21時15までに8Aの関門突破しないとその先へは進めない」という事実を知って、その時間までにたどり着ける体力はなかったのだけれど、あきらめきれずに思い切りひっぱってもらってたどり着いた8A。
…21時52頃でした。
明かりの中で見えたみんなの姿、そして石川さんが立っていて…
その場面を見た瞬間、涙が溢れたのを覚えています。
完走したかった。
石川さんはたどりついた選手一人一人に説明をしてくれて…謝る話ではないのに、ごめんなさい、と辛そうな表情でした。天候含めてトレイルレース、結局は、時間までにたどり着けなかった自分の力不足なのです。
スタート前の緊張の景色と、8Aで終了した時の写真
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自分にとっての信越五岳。
トレイルランというものを知って半年位で信越五岳のサポートに誘われたことが、トレイルランに、信越に、ハマったきっかけとなった、一番印象的で衝撃的で感動的な大会です。
(このblogのメイン画像は、そのサポートで5Aの乙見湖を見上げた空の景色です。思い出の場所になってます。)
どんなコースを走ってここにたどり着いてるんだろうとか
エイドでの生き生きした顔や、笹寿司やそばが美味しそうに見えたりとかw
地図上ではわからないその風景を思い浮かべたりしながら
皆が来るのをひたすら待って、
その中でたくさんのドラマを見て、
そうするうちに「いつか出てみたいな」と思うようになって。
5Aや8Aにたどり着いてみたい
そしてあのゴールゲートを、暗闇の側から見てみたい。
選手として感動を味わってみたい。
5年をかけて、この夢をやっと叶えることができました。
記録は20時間52分、関門の約1時間前でした。
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振り返れば、香川に移住をし、あきらめかけていた信越への挑戦。
遊びに来てくれていたえまちゃん&あやちゃんが後押ししてくれてエントリー合戦に参戦。
それから、たくさんの仲間たちが
練習を兼ねて山に走りに連れて行ってくれて
一緒に走ってくれました。
ハセツネ後半をともに走ってくれたともさん。
関西練として京都コースをナビゲートしてくれたえまちゃん。お泊りも楽しかった!
神戸ではあかしさんと六甲メンバーのお二人も一緒になって。
香川では、サンポートFRCに参加させてもらったり、
KKPやdottに参加させてもらったり、香川のコースを教えて貰ったり。
そして剣山縦走へ連れて行ってくれた池西さんと鉄郎さん。
KKPの出会いから、道中ご一緒してくれた脇さん。
じろさんとさいちゃんは、ほぼはじめましての私を急遽泊めてくれ
KINGとともに富士山練習へ連れて行ってくれ。
その後香川でKKPを体験しにきてくれて、香川を旅してくれて。
今回サプライズ応援にも来ていて、励ましてくれました。
そして約一年練習をしておらず、なまった私の挑戦に
快くペーサーとして・サポートとして対応してくださった
金光さんとあかしさん。
サポートをずっと一緒にやってきた、
ゆうこさんとかーむさんも、今回サポートに来てくれました。
今度走るときは全力でサポートし返したいと思います。
旦那様は、山もロードも走る人ではないのに、
私の信越2013を知ってくれていて、エントリーに賛成(むしろ後押し)してくれて。時に走ることを促してくれたり、自転車でロード練に付き合ってくれたり笑 信越の本番には、サポートと撮影と運転手として来てくれました。
全然十分じゃなかった練習量だけれど、
どうにかゴールまで進むことができたのは、
完全に周りの方のおかげでした。
レース中も、たくさんの出来事があって…
芥田さんにもエイド毎といってもいいぐらい、お世話になってしまいました。
折れ部の皆も、多くは信越完走者。先を行く女王、エディさん、テラマックスの好調ぶりを聞いては励みにし、Facebookグループページからも沢山の温かい励ましをもらいました。
一人じゃまだゴールまではいけなかった。
いつか、ちゃんと一人でゴールまで力強く進めるようになりたいです。
そしていつかUTMFや、海外レースへも挑戦できたらいいな。
…というのはちょっと大きすぎる目標かもしれないですが。
自分の生活と周囲と身体としっかり相談して
その時々で合った取り組み方をしていけたらいいなと思っています。
具体的な旅の内容・補給などについては
記録も兼ねてまた別途書きたい…けど書けるかなw
自分自身、信越の事を書いたblogをたくさん見て参考にさせてもらったので…いつか載せよう~。
そんなこんなでホントにマイペースな備忘録。
この景色を見ると来たなぁって、感じる。