あけましておめでとうございます。長くなりますが掲題の件レポート致します。
12/30 21:00 須走のセブンイレブンで点呼 おおともさんのパンツがすでにケンシロウ並みに破れている スタート直後から皆さんテンション低く、夜のピクニック状態でトボトボ。
12/30 23:00 先頭から最後尾までとんでもない差がつく。先頭集団は10分以上停滞して待つことを繰り返すが合流出来ず。グダグダでブルブルだがまあ楽しい雰囲気。ソーケン選手が諸々についてダメだしをする。
12/31 1:00 ふかふか落ち葉の中のトラップ巨石にひっかかりハセツネで負傷済みの左足&膝をねん挫。泣きそうに痛い。すぐ後ろのクギさんに「走るフォームが明らかにおかしいぞ」と指摘を受ける。ヤバい。
12/31 3:00 やっとこさ最初のエイド駿河小山のセブンイレブン到着。うるしー選手もねん挫で寂しそうな表情。お互い金時山の下り(ビックサンダーマウンテンみたいな感じ)は無理だなとがっちり合意。このイベントの正式な権利である「ワープ」を行使する件について調印する。
12/31 3:16 緊急速報。ゲスト参加の世界のマスダ選手がたった1人でロストしているという情報が入る。TEAM JAPONの盟友サラミ選手の電話サポートによりさらに行方不明度が高まった模様。微弱電波を拾ってFBにあげられるマスダ選手からのSOSをコンビニで皆さん笑顔で鑑賞。
12/31 3:40 駿河小山のセブンイレブン出発。足柄峠まではロード中心だから進めるかも。といううるしー選手の一言で「ワープ」行使を延期。足柄峠まで進むことを決意。出発直前、駐車場にうどんをこぼしてしまう。
マスダ選手の救出については、東京のジョリーさんに任せることで意見が一致する。
撮影:Koichi IWASA
12/31 3:45 グダグダMAX.足柄峠までの長い林道を前に全員お散歩状態。うるしー選手はストック使って辛そう。私の膝はまっすぐ進むことには耐えられる状態なので慎重に進む。
12/31 4:00 僕の中のスプリンターの血が「どうせ次でワープだ」という気持ちに支えられて騒ぎ出す。最後尾からスプリント開始。ノリさんとともに先頭へ。ここでジャーナリスト岩佐氏と本物の快速ランナーtateno選手とともに和を乱して先頭滝川さんを追い越す。
12/31 4:10 3番手で進むも僕の中のスプリンターの血が貧血気味。ノリさんに追い越してもらおうとするとなぜか「ダメ!」と怒られる。一応ペースを維持する。
12/31 5:15 ワープゾーンの足柄峠到着。世界のマスダ選手が無事生還していた。うるしー選手とともに金時山を避けてローソンへワープ。罵声を浴びせられながら車に乗り込む私はもはやフランスW杯の城彰二。
12/31 6:30 うるしー選手とローソンで美味しいカフェラテで乾杯。近くの温泉の検索で盛り上がる。
12/31 8:00 予想外の速さで金時山からの下山隊が到着。温泉モードの私の心を見透かしたようにマメさんから「うるしーは本当に痛いみたいだけどSHINさんは大丈夫でしょ」と励ましの声をかけて頂く。
サラミ選手からは完全に笑顔が消えている。笑顔が消えるとサラミ選手かどうかも判別出来ない位雰囲気が変わる。
12/31 9:00 出発する。長い長いロードが続く。途中のトンネルで突き出していた鉄の棒に稲葉さん頭部激突して転倒。死んだかと思った。大石さん&サラミ選手行方不明に。
12/31 10:30 芦ノ湖を左手にトレイルへ。そーけん選手「坂なんだもん」と言い出して歩き出し完全にやる気なし茶屋。途中でおにぎり食い出して遅れる。稲葉さん「あいつはお子ちゃまなんだよ。タバコ吸っちゃダメ。」
12/31 11:30 遅ればせ過ぎながら大物ゲスト鏑木毅氏が山中に出現。一同盛り上がる。「SHINさん 足痛いんだって?」と嬉しそうにお声がけ頂く。
12/31 11:32 最後尾から鏑木さんがダッシュし始めたので邪魔を承知で前を走らせて頂く。「気持ちいいね〜」「左足かばってるね」「最高のトレイルだ!」「今の一歩が命取りだね」など励ましているのか何なのかよくわからない声をかけて頂きながら30分程激走する。そして完全に左足は破壊され痺れ始める。
12/31 13:00 道の駅に到着。鏑木さんに「無茶してたね〜」と有り難いお言葉を頂く。さらにこの世のものとは思えない味と見た目の中華丼(500円)でパワーを完全に吸い取られる。写真は下りのコツについて鏑木氏に講釈する私。
撮影:Koichi Iwasa
12/31 13:30 箱根に到着。ここでかなりの方がお帰りになる。私も帰ろうとして車に乗り込んだところ「何か1人かくれています!」と大きな声で通報される。
12/31 13:40 恐らくゴールになるであろう箱根湯本に向けて出発。「足が2本もついてるでしょ!」と鏑木氏に励まされる。ここは日体大か?
12/31 14:15 箱根6区に似た山下りのコース上でスピードがた落ち。瀧池さんに「大丈夫。勇気ある撤退です!」とやさしく促されて400m先の甘酒茶屋でリタイア決断。
12/31 14:20 そーっとリタイア出来ると思っていたら甘酒茶屋に全員いた。鏑木氏から「戦力外ね」滝川氏から「リタイア車有料だから」小川さんから「そもそも戦力だったっけ?」とねぎらいの言葉を頂き試合終了。甘酒茶屋で1人リタイア回収車を待つ。かなり迷惑なタイミングだったようで40分位待ってブルブル。
撮影:Koichi IWASA
12/31 16:00 箱根湯本駅カッパ天国でお風呂に入って、ロマンスカーで帰京。あー辛かった。
12/31 23:45 会社でトラブル発生。出勤。
疲れて痛かったけど楽しかったな。
では。明日から本気出します。