UTMB関連最後の投稿
あまり他の日本人参加者が経験しないであろう情報について
(1)保険は完全に自前で
今回大けがで搬送されましたが、とにかく異国でどれくらいの治療費がかかるのかが心配でしかたがなかったです。参加費にスポーツ保険が含まれているのは日本の限られたレースだけで、パンフレットを読んでみると「保険に入っておくことは義務です!」と書かれていました。
今回はクレジットカードの保険でカバーされそうですが、みなさんもトレランの大会に参加の際は入っておいたほうがいいでしょう。
今回スタート地点のイタリアから進んでフランスに入国後の事故でした。医療費の高いイタリア側だったらと思うと怖いです。6月に参加したアメリカSanDiegoでのレースでも骨折しましたが、保険に入っていなかったので帰国まで我慢せざるをえませんでした。クレジットカードの保険は旅費をカード払いした場合に限るというのが多いのでマイルで渡航の際はご注意を。
(2)CCC,TDS参加者はクールマイユール前泊も
クールマイユールまでレース当日に移動する場合TDSなら朝2~3時起き、CCCでも5時には起きて準備してバス停に向かうことになります。クールマイユール到着後も結構待つことになるので、クールマイユール前泊はおすすめです。私は2年連続TDS参加でしたが、スタート前日のゼッケン受け取りの後さっさと移動してしまいます。シャモニーの駅前から1日3本、13ユーロでした。また、イタリア在住の人がゼッケン受け取り後イタリアに帰るために無料オフィシャルバスも2本出ています。
クールマイユールの街はトルデジアンのスタート地点にもなっていて小さいながらも観光客を迎え入れる準備の出来た街です。スポーツショップもありますので楽しめます。
(3)スペイン、フランス、アメリカは本当にトレランが盛ん
今回DogsorCaravanの代理記者としてプレスバスに乗って各国の記者と一緒にレースを追っかけました。エイドへ移動後、選手が到着するまで一緒にご飯を食べつつ情報交換しつつ待つのですがとにかく有力選手の層が厚い。事務局のスタッフが途中経過を読み上げるのですがこの3カ国の選手ばかり。で、この3カ国の記者は大盛り上がりでそれらの選手がどんなプロフィールか解説してくれます。
ツールドフランスの取材をしている日本人記者ってこんな感じかと思いました。
トップ選手の追っかけはゴールまでやっても24時間以内に終わるので一般ランナーの応援にも十分間に合います。観るスポーツとして楽しめます。
●役得。記者に配布されたショルダーバッグ。ザック背負えなくなった身には役立った。
では。明日から本気出します!