書こうか書くまいか考えたのですが書きます!
3月の最終週、伊豆大島ウルトラに行きました。
同じ東京都なのに初めて行くところです。
行きはジェット船で、2時間ほど。
今回、入れていただいたグループにブラインドの方が、男女それぞれ1名いらっしゃいました。
男性には男性の、女性には女性の伴走者がついてらっしゃいました。お二人とも生まれつきでなく、大人になってからブラインドになった方でした。
とにかく常に二人ご一緒。段差や宿についてからの部屋への行き方、トイレの場所などなど、杖をつかわず、かべづたいに行ったりします。
前日受付で、その日もあまり天気が良くなかったのですが、抽選会などあって、のんびりとしたよい説明会でした。
夜のお食事も魚料理メインですが、とっても品もあり、ウルトラの前日なので、一応カンパイくらいにしておいて、とにかく食べました。
女性のブラインドの方も、男性の方も、私と同年代。女性の方は初めてのウルトラ!それで伊豆大島を選ぶなんてチャレンジャーだね、とみんなに言われてました。
男性の方は去年も参加されたのですが、できれば自己ベストを出したい!ということです。
お二人とも58キロの部。私は100キロの部。
翌日はあいにく朝からフツーに雨で、5時スタートなのですが、少々くらくて寒い。
100均のカッパ着てスタートしましたが、雨はひどくなる一方で、走り出しても暑くなりません。
私は結局三原山登って、降りてきた58キロの関門であと10分足らず、天候やこの寒さに、去年の萩往還で低体温、脱水で、死にかけ、ICUに運ばれたのを思い出し、やめました。(これは、財務省(夫)に判断をほめられました)。
足湯ならぬ、手湯を用意してくださっていて、あたたまりました。地元の人もいうほど、この時期にしては寒すぎるということでした。伊豆大島というと、感覚では南の方なので、多摩県よりずっと温かいだろうというイメージです。なので、そんなに寒さ対策せずいました。これは甘かったですね。
そして、ブラインドの男性チームは無事ゴール、女性の方は、やはり低体温で、10キロすこしでリタイアしたそうです。
58キロの部の完走率は3分の2だったそうです。やはり低体温の方が多かったらしいです。
100キロに出た同じグループの方で完走されたのは2名でした。
でも、やはり体調と天候とを考えて走るのって大切ですよね。体が資本ですからね。
宿に帰って、おめでとう、残念の会のはじまり。この日のお夕食も豪華で食べきれないほどでした。
次の日は少し観光して、こんどは大型船で帰りますが、この日は、島には2つ中学があるそうなのですが中には、数名、本土というか、東京都区内や、市部などに進学する子もいるそうです。なので、旅立ちの日。同級生がお見送りにきます。
昔のことかなとおもってたけど、紙テープを投げあい、出航してからも灯台まで走ってみおくる子供たち、とっても感動しました。
船は大きいのに東京湾にはいるまで、オオシケでとても揺れました。私はおもしろがって、ビールぐいぐい飲んでましたけど、横になったり、うろうろ歩いてる方もいました。
そんな中、今回の反省会として、出たのが、ブラインドの方々の意見。
歩道を走るときに、どうしても並んで走るので、後ろから抜きたい方が抜けず、渋滞になってしまうことが申し訳ない、遅い選手の人にも温かいお茶や、食べ物をとっておいてほしい、リタイアのバスの数を増やしてほしい・・・などでした。
エイドで食べ物がないというのはよく聞きますが、やはり関門ギリギリでがんばってる人たち用にもとっておいてほしいですね。私も「あちゃ!なんもない」というガッカリ経験はありますからね。
そして、伊豆大島でまえには行われてたフルのマラソンを復活してほしいということでした。制限時間もたっぷりあって、楽しめたそうです。
私は、今回いれていただいた、赤木一恵さんもいるカッチン倶楽部にまたいれてもらって、来年も参加したいなとおもいました。
コースはとってもキツイですが、ぜひ、フィニッシュして、新島ガラスでつくられたメダルをいただきたいです。