皆さんこんにちは、戸井田です。
またもや約3週間ぶりの更新です。
巷ではUTMFで盛り上がっているところ、出場していないので何のコメントもなく、日々過ごしている次第であります。(笑)。
さて、ようやっとトレランネタができたので『単独行』ではありますが、アップさせて頂きたいと思います。
トレランのブログなのに、近くのフラットな土手周りばっかり走っていたら、そりゃあれなので、たまには山にも行かないとと思い立ち、選んだのがこの山!
『和名倉山』
「知らね~!」・・・っつう声も聞こえてきそうな山ですが、これね、雲取山の北西に位置している山で、なおかつ『奥秩父の秘峰』と呼ばれており、『200名山』として存在している山なのですよ。
しかも標高2036mと雲取山よりも19mほど高い!・・・っつっても、わたしも最近調べてわかったのですけどね・・・。
よいこのみんなはこれを機会にお名前、覚えてくださいね~!
この山が『秘峰』と呼ばれている所以は奥秩父の主脈従走路から少々離れていることや、今は登山道が整備されているのですが、少し前までは『藪漕ぎ』が必要なほどの『未開発』な山だったからなのです。
とにかくこの山に惹かれたのは『開けた走りやすい尾根と富士山や雲取山が見渡すことのできる展望』というトレランのルート案内のガイドブックの美辞麗句に完全に誘われてしまっているのもあるのですが、なにしろ『秘峰』や『秘境』、『秘書』であったり、『秘所(?)』や『秘技(?)』という『秘』のつく言葉が大好きだからなんですよね~、男って・・・(笑)。
そんなこんなで、この和名倉山(これは秩父方面からの呼び名。山梨側からは『白石山』と呼んでいるらしい)まで、とりあえず行くことにしました。
いやいや、遠かったっすわ~!
雲取山のほんの隣だと聞いていたので、一時間半ほどで着くかと思っていましたが、ところがぎっちょんちょん、なんと2時間半強の時間を費やしてしまったのです(わたしのNAVIが古く「遠回りしていたのではないか?」というのもあるのですが・・・)。登山口の『民宿みはらし』に到着するのも『とおい~!!!』と感じてしまったわけです。
ま、一人で行きましたものですから、余計にそう感じたのかもしれないですねぇ。
そんなこんなで登り始めたのが8時半を回っていた頃でしょうか?
駐車場をお借りした民宿『みはらし』のおかあさんとこんな会話を交わしました。
「どこいくの?」
「和名倉山まで・・・」
「歩いてかね?」
「いいえ、走ってだね」
「じゃあ、3時半か4時になるようだね」
件のガイドブックには「道迷いすることが多く、1時までに山頂に到着できなかったら引き返そう」とあったのを思い出しながら「そんなに道迷いするのかなぁ・・・」と考えつつ入山。
それでは今回の前編はこのあたりで・・・。
果たして1時までに頂上に行き着くことができるか?乞うご期待!
奥秩父の日帰り山旅はまだまだ『後編』へと続くのでした・・・。