皆さんこんにちは、戸井田です。
今回の『走ったり、歩いたり・・・』は前回の和名倉山に続いて、その2週間後(5月22日)に行った『奥秩父の秀峰』と言われている雲取山をトレランしたときの模様を記しておきたいと思います。
皆さんすでにご存知の方も多いと思いますが、あらためていうと、雲取山とは東京都の最高峰(標高は2017m)で、位置的には一都二県(東京・山梨・埼玉)にまたがり、奥多摩の最奥部であり、長大な奥秩父主脈の基点ともなっている山です(まあかなり簡単に端折って言っていますが・・・)。ということで、人気の山ということもあり、平日でも登山者の方が(前回いった和名倉山と比べて)多いのではないかとの予測をして行ってみました。
登山口は最も一般的で、しかも最短登路である鴨沢から登ることにしました。
さて雲取山はいままで2~3回は登っています。
最初のうちは頂上を極めるのが目的で雲取山荘にテント泊だったのですが、2度目、3度目となると『スルーハイク』の要素が強くなっていって「頂上に行く!」という強い意志よりも『まき道』の利用が多くなり「ここまで来たから頂上に行かなくてもいいよね~」的な感じになっていたり、どちらかというと山小屋泊というよりもテント(もしくはツェルトで)『山で地べたに寝る』という要素が強くなっていたりしていたので、頂上まで行くのは久しぶりなのです。
そしていままでは歩きで登っているですが、走って登るのは初めてなのです。
そしてそして、そういえば、考えてみたらなんと一人で登るのも初めてだったことに気がついたわw!今までは必ず誰かと一緒だったのですね~。
すでに朝起きた時点で半袖で充分暖かく、とても暑くなりそうな予感がしたので「早いうちに登り始めて暑くなった時には山を下りていたい」と思い、6時前にクルマを出しました。
渋滞もなく、比較的スムーズに進み、7時半に鴨沢に到着しました。
しかし鴨沢の駐車場がふさがっていて留浦まで戻って駐車することにしました。
留浦から鴨沢までジョグペースでロードを走りました。
とにかく以前登った時の記憶がとても鮮明で『いつも整備されていて広い道幅のトレイル』といった印象が強く、そこを走ることができるのは「とても楽しみだ!」と思っていたのです。
記憶どおりのトレイルでした!
鴨沢はあの橋の向こうです。
朝のうちは少し曇っていて山には少しもやがかかっていました。8:46AM
緑が目にまぶしい!
だけどこの辺もよく見ると少しもやがかかっています。9:13AM
山躑躅が咲いていた~!9:58AM
七ツ石小屋との分岐から少し行ったところ。
お馴染みの場所です。10:14AM
だいぶ青空が出てきました。
日差しがまぶしい!10:22AM
石尾根縦走路に進入。10:35AM
本当に走りやすくてトレイルランのための道といっても過言ではない!10:41AM
奥多摩小屋に到着!
しばらく見ないうちにベンチが老朽化・・・10:50AM
いつものセルフ記念写真。
BACK PACK:OMM ULTRA 15L
T-SHIRT & SHORTS:PATAGONIA
SHOES:INOV8 TRAIL ROC 235
といういつものスタイル。11:32AM
今回も『CLIF BAR』投入。
ホワイトチョコレート&マカデミアナッツってやつです。11:39AM
いや~、今回も奥多摩温泉『もえぎの湯』で疲労回復ですわw!
奥多摩の温泉の湯は比較的とろみのある透明の湯が多いのか?14:05PM
・・・ということで、今回の山行は『登り初心者のトレーニングには最適!』の雲取山でした!
その理由はというと、比較的なだらかな坂が続く雲取山は少し頑張れば90%ほどはランニングスタイルで登ることができる山です。なにしろ登りが超苦手なわたしがゆっくりながらも走って登ることができる場所が多いのですから・・・。
今回は天候にも助けられて『木漏れ日』の中を走ることができるというたいへん幸せな思いをさせてもらえて本当に嬉しかったです。
もちろん最後の下りのランニングでわたしの足のすべての筋肉と膝が(結構『膝』は他の人に比べて強いほうなのですが・・・)ガタガタになってしまいました。
やはり次回の雲取山は気の置けない仲間とゆっくりと宿泊もかねて登りたいと思う山でした。
皆さんはぜひ『鴨沢ピストン』だけではなく、奥多摩駅からや埼玉県側からのルートもありますので十分ご確認のうえ、登っていただければと思います。