皆さんこんにちは、戸井田です!
今回でホントに完結いたします!
だから最後まで読んでくださいね~(笑)
(前回までのあらすじ…)
ひょんなことから出ることになったSTY。RODのサポートを受けながらの幸先の良いスタート!最大の難関、天子山地を抜け、麓のエイドに差し掛かるころから腸のごろっぴー!という異変に見舞われながらもなんとか本栖湖エイドで排便によるお尻の負傷(?)しながらもゴールに向けて走ったり歩いたりする戸井田を第二の『異変』が襲うのであった…。
登りは歩き、下りは急斜面以外であればなるべく走って(とは言え、トラロープがある急斜面も多かったので中々走れませんでしたが…)中ノ倉岳、パノラマ台、烏帽子岳という本栖湖を取り囲む山々を抜け、鳴沢のエイドを目指します。
パノラマ台から富士山を臨む。まだ4時半くらいです。
このあと、一気に陽が昇って、ポカポカした暖かな日差しが照り付けてきました。
走りながら、また登りを歩きながら、体の調子を確認します。
「腿の筋肉は?ふくらはぎの筋肉は?俺はまだ走れるのか?前に進めるのか?」と…。
午前7時くらい、鳴沢の少し手前、いくつもの渓谷に架けてある橋を渡るロードがあるのですが、高所恐怖症のわたしは怖くて橋の端(笑)を渡ることが出来なくて、いちばん車道に近い歩道を走っていました。幼い頃から変わっていません。
しかもなぜか明るくなってから、ようやく眠気が襲ってきてしまいました(これが第二の異変です)。おそらくこのポカポカした暖かな日差しが眠気を誘ってきたのだと思います。
あらかじめ用意してきた眠気覚ましに効くといわれている『ブドウ糖』を取り出し、ぽりぽりとかじりながら進むのですが、なかなか眠気が去ってくれません。
眠気でヒザをカクカクさせながら車道に落ちそうになりながら走っていたのです。
目が半開きのまま、なんとか鳴沢のエイドに到着しました。到着してからも眠気も消えていなかったのですが、ジェルを食べて、チョコレートパン、バナナ半分を食べて、今度はきちんとトイレに入り、すっきりした上で最後の足和田山を越えるために走り出しました。
鳴沢でパーカとナイロンパンツは脱いだのですが、あまりにも暑くなってきたので、紅葉台までの途中で長袖シャツを脱いでタンクトップに着替えました。
足和田山山頂(五湖台)で、またしても富士山を臨む。
あと7㎞弱は下り基調の走れるコースです!
河口湖湖畔のすごく気持ちの良い…が、とっても長~い3.5㎞のロードを走ってゴール!
9時50分手前にゴールしました。
のちにリザルトが出て、正確には21時間49分33秒、STY男子では391位でした。
本栖湖のエイドで「じゃあゴールで会いましょう…」と言って別れたRODのメンバーがてっきり声援と共に迎えてくれるものだとイメージしながらゴールするも…あれ?チームメンバーが誰もいないよ~!
わたしはぼうっとしながら、疲れた体で15分ほどチームメンバーを探しました。
いろんなところを探して見つからなかったので、もう探すのをあきらめて荷物を取りに行こうとふらふらと歩いていたら、「あれ、トイさん…」と声をかけられました。見るとカノッチで、どうやらまだゴールするメンバーはいないだろうなと思って休んでいたのだそうです。
まあこれが今回の第三の異変なわけです(笑)。
そしてあらためて写真撮影!Run Or Die‼
わざわざ撮影していただき、ありがとうございました!
Mさんと吉田うどんを仲良くいただきました(そしてビールもごちそうになりました!)。
そして最後にみんなで記念撮影!
選手の皆さん、サポートの皆さん、ホントにお疲れ様でした!
そしてありがとうございました!
また最後までお読みいただきました方々、本当にありがとうございました!
まだまだ100マイラーには程遠いですが、必ずや100マイラーになってみせます。
そのためにはこのSTYのロングコースであるUTMFに出場することが目下の目標です!
早くて再来年を目途に私は100マイラーになります!
そして今回のレースはそのための一歩であると考えております。
ぜひご期待ください!
※今回の完走を、去る3月28日に永眠した母に捧げます。