UTMFが終わってから4ヶ月経ちましたが、マイペースでランニングを楽しんでます。
最近はジョギングしたり、ファンランしたり、山を長い時間走ることがあったり、練習会に参加して自分を追い込むこともあったりと、割と自由気ままに走っています。
「速くなりたい」「レースで結果出したい」とかそういったことに固執することはなく、「楽しみたい」という気持ちに正直に走っている感じです。
思い返してみるとすごくランニングの向き合い方が昔と変わったなと感じます。
トレイルランニングを始めた2012年は、未知なる世界と出会いやどんどん長い距離・新しいトレイルを走れるようになることが楽しくて仕方なかった。
2013年にはSTYや信越五岳、ハセツネといったビッグレースを走り、2014年〜2015年は鏑木さんのチーム100マイルで向上心あるメンバーと切磋琢磨しました。
あの頃は自分の成長に一生懸命だった気がします。
2016年から生活環境に変化があり、ランニングの優先順位を変えざる得なくなりました。最初は練習できない葛藤がありました。みるみる落ちていく走力に落胆したりもしました。
その時に気づいたのが「ランニングの楽しみ方に答えなんてない」ということ。これは人生で何に対して幸せに感じるかが人それぞれ違うのと同じで「ランニングに求めること」は自分自身の中にしか答えがない。人それぞれ走りたいように走れば良いだけで、それは他人に合わせたり比較することではない。
シンプルだけど自分の中では大きな気付きだった。
ポジティブに考えると競技志向や成長欲求みたいなところ一辺倒から離れ、自分の気持を整理していく過程を経て、色々なランニングの楽しみ方ができるようになりました。
これからはまた結果を求めてストイックに走ることもあるかもしれないし、いまだ知らない楽しみ方を見つけてしまうかもしれないし、見たことのない景色にもたくさん出会うと思います。
自分の中で色んなランニングの幅が増えたことによって、今後走ることの楽しみ方は無限に増えていくと思うと楽しみで仕方ありません。
自分の人生の中で走ることに対してどれだけ時間を使うのかを考え、楽しく走ることを追求していきたい。
ランニングの新しい楽しみ方を創り上げていくようなこともしてみたい。
来週末は信越五岳のペーサー。今までペーサーを経験したことがないので、これまた新しい世界が見えるんじゃないかと期待しています。