前記事でも触れたが、既に2014年のTransvulcaniaのエントリーが開始している。今年現地を訪れた日本人はわずか3人だったが、ぜひもっとたくさんの人に参加してほしいレースである。今すぐにでも、5分もあれば世界最高の盛り上がりを見せる50マイルレースにエントリーすることができる。今年のレースは2012年末くらいまでは申し込めたが、参加者も増えて来ており早々に締め切られる可能性もあるし、ユーロのレートが悪くなる可能性もあるので興味があるなら今でしょ!
■レース概要
-距離:83.3km
-獲得標高:4,415m
-参加人数:約1,500人
-参加費:€70
-エイド:9カ所(内4カ所は水のみ)
-完走率:60〜65%程度
-制限時間:18時間
-関門:26.8km(6時間)/57.6km(12時間)/77km(17時間)
-その他、確実に関門アウトだとエイドで切られることもある模様
-必須装備品:1L以上の水が入る容器/ヘッドランプ/赤色点滅灯(後方用)
-サバイバルブランケット/携帯電話(大会本部の電話番号を登録)
-主要な参加選手(2013):Kilian Jornet/Sage Canady/Emelie Forsberg/Nuria Picas/
Tim Olson/Adam Campbell/Joe Grant/Luis Alberto/Francois D’haene
■レースにエントリー
①以下URLのレースのエントリーページを開き、Register(Individual)を選択
http://www.transvulcania.com/index.php/en/online-entry/ultramarathon
②以下の項目を入力
-First Name:名
-Last Name:姓
-Passport number:パスポート番号
-Profession:職業
-Phone:電話番号(+81-0を除いた市外局番以降)
-Age:年齢
-Address:住所 番地ー地名
-City:都市名
-Country:居住国名(普通はJapan)
-State:必須マークついてるが選択しない
-Zip:郵便番号
-Team:チーム名
-E-mail:メールアドレス
以下、英語ページでもなぜか項目名がスペイン語
-Fecha de Nacimiento:誕生日(日/月/年で記載するのに注意!)
-Sexo:性別 男=Hombre/女=Mujer
-Participas como Palmero?:ラパルマ島民としての参加ですか?→No
-Participas como canario?:カナリア諸島在住ですか?→No
-Si participas como Canario, de que isla?:カナリア諸島のどこの島?→選択しない
-Talla(camiseta):参加賞・完走賞シャツのサイズ
-Necesita Transporte hasta la salida?:スタート地点へのバス→必要Si/不要No
-Payment Method:支払い方法 Paypal o Tarjetaを通常は選択
⇒入力終了、Registration Confirmationを押す
③確認ページにて入力内容を確認後、下記を行う
-Verification Code:右側に表示されている文字を入力
-By registering for this event, I accept Terms and Conditionsにチェックを入れる
⇒Process Registrationを押す
以上にてエントリー完了。決済はクレジットカード又はPayPalにて行う。
■レースへの行き方
①ヨーロッパ主要都市からラパルマ島への直行便(2013/6/1現在)
参考として記載するが、マドリッドですら直行便は毎日運行されておらず、非常にアクセスが不便である。マドリッドやバルセロナからの便が豊富なカナリア諸島の2大メインの島であるテネリフェまたはグランカナリア乗継ぎをするのが一般的。
-マドリッド 火木土 Iberia Express
-デュッセルドルフ 金 Air Berlin
-フランクフルト 水 Condor
②島内の交通
-バスが1時間に1本程度
-島東部の主要な街、Santa Cruz de La Palmaでタクシーで€12程度
-レンタカーは€30〜40/日、左ハンドルMT、坂道発進できぬなら運転するべからず
③レース参加スケジュール(参考)
首都圏から最短スケジュールで行くには以下の行程が妥当なところである。日曜日の朝に日本への直行便が飛んでいる都市に辿り着ければ月曜に帰ってくる事も不可能ではないが、飛行機2〜3本乗継ぐ必要があるので非常にハイリスクである。見ての通り、行って、走って、そして帰るしか行程に含まれていない。参考までに今年利用したフライトルートを斜体にて記載する。
-5/8 木曜 成田発→ヨーロッパ内乗継ぎでカナリア諸島行きが便利な町へ
(もしくは羽田・成田発水曜深夜便を使って
木曜中にグランカナリア又はテネリフェへ)
Narita>>>Munich(Munchen)>>>Dusseldorf
-5/9 金曜 ラパルマ島へ移動、PM14:00頃までにレースの受付、ホテルチェックイン
Dusseldorf>>>La Palma
-5/10 土曜 レースAM6:00スタート(送迎バスはAM3:00もしくはAM4:00)
-5/11 日曜 グランカナリア又はテネリフェで乗継ぎヨーロッパ主要都市へ
La Palma>>>Gran Canaria>>>Lisbon(Lisboa)
-5/12 月曜 ヨーロッパ内乗継ぎ又は直行便にて日本へ帰国
Lisboa>>>Frankfurt>>>Narita
-5/13 火曜 成田着
■前回大会のドキュメンタリー