久々にトレイルレースに出るための練習を兼ねて三島〜沼津を柿田川湧水を眺め、沼津アルプスを通るというロード&トレイルのコースに行って来た。ずっと昔にテレビで見て知ってから興味はあったものの、全く行けてなかった柿田川湧水に行こうと地図を眺めていたら沼津アルプスと組み合わせられそうなことを発見し、東海道線に2時間ほど揺られながら向かう事にした。三島駅から柿田川湧水までは約3キロ、国道1号線の脇に透明度の極めて高い清流が沸き出している。少し下流の橋から見ても平地を流れる川がここまで透明度が高いものなのかと驚かされる。
柿田川湧水を後に、ロードを進み横山峠から沼津アルプスへと入る。沼津アルプスの7つの山の縦走ルートも整備されているが、今回は時間もなかったこともあり、横山と香貫山の2山に行った。見た目からも急というのは見て取れていたが、高さは大したことないものの直登/激下りはなかなかの斜度である。急な下りコースはよく整備されているので道に迷うことはないだろう。トレイルの脇には花が咲いており、春の山といった感じで眺めているだけでも気分が良くなる。
横山下りて次の香貫山へはロードと林道の緩い登りが続く。八重桜が満開の山頂には展望台があり、沼津の街が見渡せる。沼津アルプスの全容をつかむこともできる。下りはまた一気下りという感じで沼津の街へ下りる。沼津港で海鮮を食べて駅までの約2キロはクールダウン。歩いたり走ったりの20kmだったが、翌週のレースに向けて、そもそもトレーニング不足から始まり体力的な所もさることながら、下りでの足さばきも感覚が鈍ってるなという危機感ばかりを感じた山行きだった。