前回の金沢マラソンから時間が空いてしまったが、いくつかの山行きについて、備忘も兼ねて。日常生活の中で、何気ない理由でケガをしたのもあって「走っていない」が「走れない」になったりというのもあったが、それでも思ったよりは出かけていたようだ。
11月の初旬に友人との山行きで、人生初めて山に登る人もメンバーにいるチームで 谷川岳へ。ロープウェイを使っての登山で山頂のトマの耳・オキの耳を往復の典型的なコース。比較的体力ある人だったのが幸いであったが、やはり初心者がいきなり登るような山ではない。結構下りは脚にきてしまっていたようだ。何度来てもここの山頂の天空感と、都内からのアクセスの良さは抜群。登山中は雲がかかっていたが、山頂で休憩中に雲の切れ間に差し掛かることが何度かあり、そのときだけ青空を眺めることができた。頂上は雪も多少あるような状況だったが、ロープウェイの麓駅付近は紅葉真っ盛りで、高低差の中に複数の季節があった。
11月下旬の降雪の直前に日光白根山へ。湯元温泉から登るコースは想像以上に笹薮が深くて顔にペシペシ笹が当たる中で急登というところで想定より大幅に時間がかかってしまった。白根山の山頂に行くのをあきらめて、前白根から五色沼越しに眺めただけで撤退。紅葉が終わった直後ではあったが冬枯れの木に樹氷がついていて、本格的な冬になる前の一瞬だけ見ることのできる景色を眺める。色鮮やかな紅葉ではなく、モノトーンな風景にわびさびを感じるのもよい。
12月の中頃に既に街中も積雪している札幌へ。雪の中スニーカーで円山に登り頂上から夜景を眺める。下山時は滑りまくっておっかなびっくりだったが、まだまだ新雪であること、斜度の具合と登山口からの距離から判断して頂上まで登ることにした。雪山、夜、というなかなかしびれるシチュエーションではあったが、そんな中で山頂からの夜景は格別。最近は新3大夜景にも選ばれたらしい。
年明け、1月4日に律儀に出社した後の週末で諏訪大社巡りで長野へ。上社の前宮・本宮、下社の春宮・秋宮、さくっと4社を回る。とはいえ茅野下諏訪間は日没までの時間の都合もあり結局電車を使う。途中、北斗神社なる200段の直線階段のクレイジーな神社があったのでもちろん登って諏訪の街を上空から眺める。高いところに登って景色を眺めるのはいつも気持ちがいい。青空や夕空に映える八ヶ岳が印象的だった。吉を引いたのでまあまあ運勢がよいことに期待しよう。
忙しい中でも遠出(100km以上)はこれからも月一回くらいは出かけるつもりであるし、そろそろ、ちゃんと走ろうと思う。