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Trail Note

蔵王山〜嵐の日/晴の日

written by 星野 秀明 August 20, 2019


夏休み、台風が過ぎ去った最後の2日で東北まで新幹線に揺られ蔵王山に行った。バスで山頂近くまで行く事ができるというアクセスの簡単さと、東北地方の山らしく2000m以下の標高でも開けた景色を楽しむことができる。前記事で行くと宣言した山と早速違う所に来てしまったわけであるが、無性に蔵王の御釜を見てみたい気持ちが沸いてきたことが背中を押し、久々の山行きにはちょうどいいかなと思った。今回使った交通機関は次の通りである。

(今回使った交通機関)
東京〜白石蔵王駅 やまびこで約2時間
白石蔵王駅〜遠刈田温泉〜蔵王刈田山頂 バスで約1時間40分(遠刈田温泉はその中ほど)
山形駅〜蔵王温泉 バス40分
蔵王温泉〜地蔵岳山頂 ロープウェイ7分+10分
(今回は利用せず)
山形駅〜蔵王刈田山頂
東京〜山形駅 つばさで約2時間40分

初日、白石蔵王駅から山頂までバスで行き、山形側の蔵王温泉へと下るというのが計画であった。が、麓の白石蔵王から天気がよければ見えるはずの蔵王山が全く見えず。天気の回復に期待してバスに乗ったが、山を上るにつれて天気は悪化、山頂では突風で雨が打ち付けるように降っていた。連日の猛暑が続く麓と違い、頂上の気温は14℃ということであった。こんな天気の中で来てしまった普通の格好の人達がレストハウスの中に避難しており、誰も外には出て行かない。天気予報を確認し、1時間後くらいに雨雲が途切れそうに見えたので、とりあえずコースタイム50分の避難小屋まで行って様子を見る事に決めて出発した。
熊野岳(蔵王山)山頂

晴れていれば御釜を眺められるところが視界はほとんどない。登山道を示す木の棒を頼りに風雨の中を進み、避難小屋を見つけるなり駆け込む。天候の回復を待とうとしたが、一向に天気は回復せず、白石蔵王に戻る帰りのバスに間に合わない時間になる。蔵王温泉まで行くしかなくなったので、風雨の中で山頂を通りつつ、ガレ場を矢印と○印を頼りに下っていく。足元の石が濡れて滑りやすくなっており、転けたら骨折せずとも縫うような怪我になりそうなので慎重に進む。ある高度まで下がると急に視界が開けてきて、どうやら悪天候は頂上だけだったようだ。途中カモシカに遭遇するなどしながら無事に温泉街まで下山し、硫黄の強烈な蔵王温泉で汗を流す。かなり余裕を持って下山したし、もう少し避難小屋で待っていれば頂上の天候も回復していた可能性はあった。しかし、初めて来たコースではリスクが大きいと判断した。
麓の白樺林

御釜を見る事を目的にやって来たのに目的を達成出来ずに終わった初日、蔵王温泉から山形駅に移動して着いた時はまだ17時過ぎでそのまま日帰りで帰る事も余裕だった。が、せっかく山形まで来たのでとりあえず一泊をして翌朝にかけることにした。前日の反省も踏まえ、まずは御釜のライブカメラをチェックし、晴れている事を確認してから蔵王温泉行きのバスに乗った。帰りの時間の制約もあるため、ロープウェイを使って地蔵岳の山頂まで移動したが、前日に通ったルートを上から眺めるのもまた趣き深い。視界がほとんどなかった前日とは打って変わって開けた景色が広がっている。前日は20人もならない程度の人としか避難小屋の中も含めコース上で出会わなかったが、この日は晴れたのでたくさんの人で賑わう。当初目的であった御釜の眺めを十分満喫することができて山頂バス停を通り過ぎて大黒天まで下った所で白石蔵王行きのバスに乗る。

冬は樹氷となる木々の眺め

バスを途中の遠刈田温泉で下車したが、次のバスまでの1時間の間に共同浴場「壽の湯」に入り、昼食も済ますという慌ただしいスケジュールだったのが惜しい。頂上から下山できるバスは週末のみの1日2本(頂上12時および13時発)しかないが、遠刈田温泉からは白石蔵王行きのバスももっとあるし、仙台行きのバスもある。「神の湯」なる共同浴場もあり、いずれも330円なので両方とも入るという楽しみ方もできる。後の時間さえ許すのであれば、町の散策と湯巡りをゆっくりと行いたい町であった。蔵王山に訪れたこの2日間、悪天候も好天も、自力下りもロープウェイからの眺めも、終わってみれば旅も景色も色々な楽しみ方ができた週末であった。
壽の湯

熊野山(蔵王山頂上付近)、同じ場所も天気が違えばこれだけ違う

地蔵山付近

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星野 秀明

星野 秀明

建築設備設計エンジニア

建築学生の20歳の頃から世界中の建物を見るために旅して廻っていた。2009年にダイエット目的でランニングを始めたのをきっかけに、一つの旅のかたちとしてトレイルランニングに出会いハマる。国内外、距離の長短問わず、旅として楽しめるレースを中心に参加。技術者という職業柄、レースのデータを分析するのも趣味の一つ。

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[日本代表を応援しよう!]

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、大逆転で決勝進出!

昨年のサッカーワールドカップも強豪を破ってのベスト8と、日本中を熱狂させました。

日本を代表して世界に挑戦するアスリートたち。応援したくなりますよね。今年、ぼくたちが愛好するマウンテン&トレイルランニングでも世界選手権が開催されます。

陸上競技の国際統括団体である「World Athletics」主催の公式の世界選手権「World Mountain & Trail Running Championships 2023(WMTRC2023)」。2022年から始まり、今年の大会は6月にオーストリアで開催。日本からは12名の代表選手が参加します。

[SHORT]

上田瑠偉 @uedaruy
森本幸司 @mori23ko
楠田涼葉 @kussun_udon

[LONG]

川崎雄哉 @kawa1105
西村広和 @hirokazu_nishimura26
吉野大和 @yamatonogram
近江竜之介 @omi_ryunosuke
甲斐大貴 @crazy__karo
小笠原光研 @koken_ogasawara
秋山穂乃果 @honomosquito
髙村貴子 @takak0_0122
吉住友里 @yuri.yoshizumi

(敬称略)

まさに日本を代表するマウンテン&トレイルランニングアスリートたちが揃いました。ただ、野球やサッカーと異なるのは、豊富な遠征資金が準備されているわけではないこと。

そこで、日本トレイルランニング協会が応援Tシャツを販売。売上から経費を除いた収益は全て選手の遠征費用に充てられます。今回、声をかけていただき、企画・デザインを担当させていただきました。

Tシャツは2種類。Aタイプは前面の「JAPAN」と「日の丸」が特徴的な「日本代表」をストレートに表現したデザインです。背中面には今年の代表選手の名前がプリントされます。

Bタイプはサポートバージョンで、前面には「落ち着いて全力を尽くそう」というメッセージ。背中面にブランド、ショップ、トレイルチーム、大会、メディアとカテゴリーの枠を超えてロゴを掲載させていただきます(無償)。

以前とあるレース用に、ラン友たちのトレイルチームのロゴをプリントしたTシャツを作ったことがあります。ロゴを入れることで、共感と一体感が生まれました。日本中のマウンテン&トレイルランニングチーム、ブランド、ショップ、大会、メディアがカテゴリーの枠を超えて応援することこそ、世界選手権に参加する代表ランナーたちの力になると思います。しかも購入していただくと、選手の遠征費用にもなります。

「応援したい!」というマウンテン&トレイルランニング関係者&愛好家のみなさま、ぜひロゴ掲載で応援の気持ちを代表ランナーに伝えましょう。

詳しくは日本トレイルランニング協会のサイトをご確認ください。

https://trailrunning.or.jp/

応援TシャツはAもBも普段からラン&トレイルランで着やすいデザインを心がけました。着ているだけで世界選手権の告知にもなります。WMTRC2023の開催は6月と少し先ですが、大会中はこのTシャツを着て日本代表を応援しましょう。

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