10月の末とその次の週、2週連続でフルマラソンに申し込んでいる。いずれも場所は北陸、金沢マラソンと富山マラソンである。7月頃の個人的にはコロナ病み上がりの時期に申し込みがあり、昨年の傾向からすると10月11月は比較的落ち着いているのではないかという判断で中止のリスクは小さいと判断した。いずれの大会もそろそろ開催判断が行われるようであるが、コロナ後に開催される初めての都市型マラソン大会ということになると思われる。秋の大会も大規模な大会は多くが中止になっているし、デルタ株のデすら知らない4月くらいの時点において早々と中止決定しているものもある中で、両大会ともギリギリまでエントリーを遅らせている。結果論としてはデルタ株が猛威を振るう直前の7月にエントリー期間が設定されていたが。
今回の緊急事態宣言もそろそろ終わりと思われるが、終わった瞬間に反動がきっと起こる可能性はかなり高いと思っているので、次がいつ出るのか次第のところはある。開催地での緊急事態宣言があれば中止であるし、後者の大会は居住地に緊急事態宣言が出ていると出走不可ということなので、まあ都内に住んでいる限りは開催されても出れるかどうかは微妙と思う。10月は選挙もあるし、祝日による連休もないので、今の宣言が明けてから次の宣言が出るとしたら11月になってからだろうか。ウイルスには選挙も祝日も関係ないことだ。
8月の野外ライブが色々と言われたが、マラソン大会もまた、人数多い大会では密になるし、走る時マスク無しということからすると一人でも参加者やスタッフの中に感染者がいると影響ゼロに抑えるのは非常に困難であろうと思う。問題はいつまでこの状況が続くのか、だが、「ニュースで毎日の感染者数というものが報道されなくなるまで」ということになるのだろう。普通のインフルエンザと同じ扱いである。ひたすらこの数字がニュースになっている限りは、その次にクラスターの発生が報じられ、そして大規模イベントや飲食に目を向けられる。感染者拡大時期には全国規模でやるのではなく、県内限定あるいは県外枠を大幅に縮小するなど、イベントの在り方も変わってくるのだろう。しかしながら、2年連続となった大会のホームページを見ると来年こそは10000人orそれ以上の規模でやるという決意を宣言しているものが見受けられ、なかなか難しいのかな、とも思う。
先日感染した後にすっかり体力が落ちてしまって、さらにその後も続く緊急事態宣言の中、テレワークで引き込もっていたので、来月末に向けてぼちぼちトレーニング始めたところである。味覚は4ヶ月経とうしているが、戻らない。もはや、いつの日か治ってくれたらうれしい、に気持ちを切り替えてはいるが、やはり好きだったものが美味しくないのは悲しい。とりあえず、金沢は不本意ながら芳しい結果は期待できないので、もし開催されるのであれば、コロナ禍で最初の大規模大会がどんなものなのか、感じられればいいなというところである。富山については、都内に緊急事態宣言が出ていないことを祈るに尽きる。