北陸マラソン旅の第一週目として金沢マラソンに参加した。タイムからすると、3年前の過去大幅最低すらもはるかに更新し、辛うじて完走という状況であった。実際は歩きまくったので、完走とはもはや言い難い状況であるが。前回に意地でも抜かれまいとした5:30ぺーサーに開始2キロと行かず抜かれ、後半はほぼ歩き通した。過去にサボっていて望ましくないタイムが出たときと体重など、数値的な部分はそう変わっていないのに、タイムは明らかに遅く、脚の持続力が落ちていることを痛感した。
来週は富山マラソン、今回からの大幅な改善は望むべくもないが、楽しめれば良いかなというところである。金沢マラソンは前回出たときも感じたことだが、街からのおもてなしの雰囲気が圧倒的で、エイドも非常に充実している。また、スタッフの数も多く、今回はコロナで参加人数を16,000から10,000の開催であったが、前回同等に確保されているのではと思った。しかも、コース的にも前半に上りがあるものの後半はアンダーパスや橋の部分以外はほぼフラットなので記録を狙う人にも向いている。単純にまた出たい大会であるし、今回と前回のタイムに関するリベンジはやはり同じ金沢で次こそと思うところである。
コロナ禍で初めての10,000人規模の大会ということで、対策はしっかりしていた。食品のあるエイドでの消毒、参加賞で携帯用の小さいスプレー、トイレ等でのマスク着用義務はマスク持っていないランナーもトイレのところで貰えたり、ゴール後のマスクも貰うことが出来たりと、かなりしっかりしていたと思う。この他にも大会前一週間の体温計測の申告や、ゴール後の着替えは距離が取れるようにと配慮されていた。抽選結果とお金の支払いが7月のオリンピック頃で、正直なところ本当に出来るの?という不安はあった。実際、感染拡大の中心であった東京、横浜はもちろん、岡山マラソンなんかも中止となっている。開催判断をギリギリまで待ち、大会の頃には落ち着いているだろうという判断をした主催者はすばらしい。中止にするとお金を支払った参加者から批判され、開催するとなぜ全国からたくさんの人を集めるイベントを開催するのと大会関係者以外から批判される。また、後者で万が一にもクラスターが発生すれば大変なことになる。結果としてほぼ落ち着いている時期で、そして天気にも恵まれた大会が無事に開催されてよかった。
スタートはマスク着用、距離を取って整列