前十字靭帯の再建手術から3ヶ月が経とうとしている。松葉杖は結局5週間くらいの期間していた。その後は徐々に歩くスピードも普通になり、日常を取り戻しつつある。いまだに装具をつけており、次回診察に先立って行われる筋力測定の結果次第で装具を外せるか、ジョギング出来るかなどがわかる。松葉杖をしなくなってからも、怪我をした左足を右足が庇うようにして歩いてしまっていたせいか、見た目に左右の脚の太さが違う。リハビリではこれを平準化するべく左脚を太くするための筋力トレーニングが主体である。さらにスクワットやエアロバイクなども行っている。可動域はかなり回復し、階段の上りは問題なくなってきた、一方で下りはまだゆっくりでしか降りれない。山に行くには下りが問題なくならないと難しい。また、久々に会った人からも足怪我しているの?と歩く様子から聞かれるような状況なので、焦らずリハビリを続けていくしかない。
一方で、飛行機さえ乗らなければ旅行もある程度は可能なので、10月中旬から11月初めにかけて、全国旅行支援を使いつつ、青森の奥入瀬や長野の上高地をぶらぶらと歩いた。まだまだ登山道に行くのは無理だがハイキングコースを歩くくらいは可能である。いずれも川沿いの谷が主体でアップダウンも大してないが、山にきたという気分を感じることが十分に出来る。いずれも電車とバスの公共交通機関で行くことができる。また、八甲田山にも行きたかったが、ロープウェイが強風で動いていなかったため、止むなく断念。紅葉シーズンの山を下から眺めながら、来年こそは上からの景色を眺めようという気持ちになる。当たり前に出来ていたことが出来るまでに非常に長い時間がかかっているが、少しずつ以前の状態を取り戻していることを励みにリハビリを続けていくのだろう。