前十字靭帯の手術以来半年ほどリハビリをしてきたが、2月に入るくらいでようやくジョギングの許可が下りた。最初は1分ジョグと1分ウォークの繰り返しを10セット、2日〜3日それが出来ると、3分、5分、10分とジョグ継続時間をだんだん長くしていき、30分まで行えるようにするというメニューである。なかなか毎日出来なかったりで時間がかかってしまったが、ようやく30分までできるようになった。医師によると、ここからは時間を伸ばすのではなく、速度を上げて質を高める方向にシフトしていくべきということだ。現在はキロ8分くらいで走るのがやっとの状態なので、7分、6分、5分とこれから1〜2ヶ月かけて上げていくのだろうか。再建靭帯はしっかりとしているので、落ちてしまった筋力を取り戻すのがもっぱらの目標となる。相変わらず階段の上り下りなど、膝が痛む時もあるが、まずは平地主体で続けていくのだろう。
一方で、ジョギングの許可が下りる前日にフライングで高尾山に登りに行った。単純に山頂までの往復だったが、6号路から登り、帰りはオールアスファルトの1号路で下るというルートである。翌日診察を受けた際にギョッとされたが、腫れもなく行くことができた。その程度にしておくよう言われ、その後は山には行っていない。ジョギングの目処が立ってきたので、次は大山か武甲山だろうか。富士山に夏登るに当たっては少しずつ質を高めていく必要があり、その前の目標としては雲取山だと思う。如何せん、大きな段差や岩が多い所についてはまだまだ避けたいので、危険ではないけど距離が長く高低差のあるところというと、鴨沢コースがちょうどよいと思う。
リハビリはまだまだ3ヶ月、半年と続きそうだが気長に、少しずつやりつつ、行ける範囲での山行きも始めたい。