先週末で、昨年の靭帯断裂以来1年が経った。手術から、というところで行くと10ヶ月ほどだ。相変わらずリハビリの日々が続いていて、最近はようやくジャンプを行うようになった。最初はその場でジャンプして着々とするだけ、その後毎週メニューが追加され、30cmほどの台への飛び乗りと飛び降り、そして最近は片足でのサイドへのジャンプも行うようになった。両足だと力も分散するし着地も怪我していない側の右重心になってしまったりであったが、片足だと誤魔化しが効かない。
着地について、怪我をする前の10年くらい、裸足ランブーム?の頃からつま先着地が膝への衝撃緩和という意味も含め絶対的に正しいと思い込んでいた。今回、つま先ではなく足全体で着地してしっかりと股関節で体重を受けるように指導された。ずっと正しいと思っていたものを突然止めるよう言われてもなかなかすぐに対応出来ないが、そもそもケガをした時の着地もつま先着地だったので、それが悪かったこともあったのだろう。結局着地の衝撃をどこで支えるかで、股関節周りの太い骨と筋肉で支えた方が安定性が良いのは改めて考えれば自明であると思う。
こんな中で、自分と同時期に手術をした横浜マリノスの宮市選手が途中出場ではあるが最近復帰し、さらに数日前の試合では後半アディショナルタイムに決勝ゴールを入れるという活躍をしている。フル出場でないということは、彼のレベルの中では怪我の前の状態までは戻っていないということなのかもしれないが、試合の舞台に戻ってきたということには非常に尊敬する。
夏に富士山へ登るということ、それから秋にマラソンを走るという個人的二大目標からすると、まだジョギングとジャンプの練習をやっている状況ではほど遠い。ジョギングについては、2ヶ月前にはキロ8分9分でしか走れなかったのが、キロ6分近くまで走れるようになったきたので、キロ5分4分の世界にはまだまだであるが確実に調整は上がっている。先は長くとも(夏や秋まで残っている時間はそんなに長くないが)、少しずつ上がっているということを続けていくことで目標に近づいていきたい。