シカゴに続いて行ったニューヨークについて。ニューヨークに行ったのは15年ぶりくらいで、その間に再開発も進み、新しいビルが多数出来ていたし、夜でも眩しいくらい明るいタイムズスクエアなど、国の勢いの違いというものを感じた。物価も非常に高く、水を買うだけでも3〜4$もして日本の3倍〜5倍という印象である。今回、タイトルにもあるようにフェリーに関して、ニューヨークのフェリーといえば24時間運行のスタテン島フェリーが無料で自由の女神を眺めるために有名であるが、New York City Ferryというマンハッタン島に沿って運行するフェリーが数年前から運行開始となっており、そちらを今回は利用した。1回4ドルで地下鉄と比べても高くなく、マンハッタンの南から北までマンハッタン側とブルックリン側の両方の桟橋を通るので観光にも利用価値がある。
宿泊していたホテルがロウワーマンハッタンのウォール・ストリートなどが近い場所で、すぐ近くに桟橋(Wall St. Pier11)があったのでそこから対岸のブルックリンへと渡り、ブルックリンブリッジを通ってホテルへと戻るという朝ランをした。極寒だったシカゴと違い、ニューヨークは最高気温10℃くらいで同時期の東京とほとんど変わらない気候だったので、天気としては申し分ない。朝食後にまだ薄暗い中やってきたフェリーに乗るとマンハッタンのビル群を尻目に対岸のDUMBO地区の桟橋へ10分とかからず到着する。フェリーを降りるとブルックリンブリッジパークの丘があり、大都会でありながらこういう自然のある場所が点在している。橋の入り口は車が多数行き交うが、徒歩用の橋の上り口にははっきりと歩道に記載があった。小雨気味の天気だったせいかブルックリンブリッジを渡る人はまばらな中でマンハッタンのビル群に向かって走るのは気持ちがいい。ちょうどいい汗をかいてホテルに戻った。
この後のニューヨークでは唯一半日くらい自由時間あった時にハイラインに行ってみたが観光客で溢れており走るなどもっての他の場所で普通に散歩となった。朝早ければ違うのだろうか。夜にエンパイアステートビルに登った後に34丁目からホテルに戻る際にもこのフェリーを利用した。地下鉄と違って外を眺めることができるし、さながら夜景を眺めるナイトクルーズの気分に浸ることができる。仕事で行った中で自由時間はあまりない中で、フェリー利用という新しい発見があり良かった。
桟橋に到着したフェリー
夜明けのビル群を尻目に
対岸のフェリー桟橋付近にあるブルックリンブリッジパーク
橋への上り口を示す表示
ブルックリンブリッジを渡ってマンハッタンへ
マンハッタン側出口へ
マンハッタン側の橋の下
エンパイアステートビルから西のハドソンヤード再開発エリア方面の眺め
エンパイアステートビルからの帰りに夜に乗ったフェリーより