今回の写真シリーズはナミブ砂漠。今年4月のレース開催地からです。恒例のクラウドファンディングです→ https://camp-fire.jp/projects/view/54267
くたくたになった植物は枯れたようにみえますが、生きているとこのこと。ウェルウィッチアと呼ばれる植物で、この一帯にしか分布していない固有種です。
和名は「奇想天外」、その名のとおり、奇想天外なところに生えています。レース中になにもない砂漠にひょこっと現れます。どんな植物かを知らないと、なんだかよく分からない枯れた草のかたまりにしか見えません。事前に知っていたので、見かけるたびにテンションが上がりましたが、素通りしていく人もちらほら。
まあ、この見かけなので、足を止めたくなる人はいないでしょう。。。
見てくれはともかく、厳しい乾燥と40℃近い寒暖差、照りつける強い日差しというタフな環境に適応したスーパーな植物です。さらには、とても長寿で、数百年生きているというのはざらで、個体によっては2,000年以上も生き続けるとか。
耐久力が求められる超長距離レースを走ろうとする者としては、尊敬してやまない植物なのです。厳しい環境であっても淡々と生き続ける。見習いたいものです。
息が長くて、奇想天外といえば、年末から続くクラウドファンディング→ https://camp-fire.jp/projects/view/54267
8日間を残し、これまでに130名を超える方々からご支援をいただきました。いよいよ終盤戦です!