OSJ発行のアウトドアスポーツ・フリーペーパー
「OSJフリースタイルエクスプレス」
<真夏の祭典「おんたけウルトラ」に見る100マイルの走り方>
「毎年7月に行われるおんたけウルトラ100マイルは、この大会のために解放される王滝村の国有林の林道が舞台。木々は美しく、晴れた日は星空が見え、そして朝焼け、日の出と変化する山の中を走っていると何ともいえない幸福感に包まれます。しかしその反面、24時間という制限時間や果てしなく続く林道、灼熱の太陽など、タフで厳しい大会でもあります。だからこそその困難に打ち勝って、無事に完走できた時の喜びは何事にも変えがたい!『もう林道いやだ。絶対おんたけ出ない!』とその場で固く誓うのですが、なぜかまた次の年も王滝村に戻ってきてしまいます。100マイルの楽しみ方。それは自分探しの旅であり、面白さは山頂にはなく、むしろ逆境の山の中腹になると思います。きつい、きついも、好きのうち!」
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現在配布中の最新号(Vol.36)の中で、<真夏の祭典「おんたけウルトラ」に見る100マイルの走り方>というコーナーの原稿を書かせていただきました。勿論、自分が100マイルの走り方を他人にどうのこうのアドバイスできるような立派なスキルも経験もないということは分かった上での事でして、、それでも、今後100マイルを走ってみたい・完走してみたいと考えているランナーに何かしらの力になればと思い、数少ない引き出し(成功と失敗から学んだこと)から皆さんに共有できそうなことを引っ張り出してみました。配布店舗にて、ぜひご覧頂ければと思います。(構成:isoさん、写真:小関信平さん)
そして、おんたけウルトラトレイルのレース会場でもある王滝村、隣の木曽町は、ご存知の通り御嶽山の噴火災害により今大変な状況です。お亡くなりになられた方、そのご家族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。また被害を受けられました方々には心からお見舞い申し上げます。
パワースポーツ代表のタッキーさんもコラムで王滝村への思いを書かれていますが、自分も王滝村ファンの一人です。一日も早く安全な日が戻りますように。
もちろん来年もまた、おんたけウルトラトレイルにチャレンジしたいと思います。