8月12日に六本木農園で開かれた「ハイケイ会in六本木」には、
お盆の時期にもかかわらず、50名にお集まりいただきました!
沖縄本島最北端、国頭村のソウルフード、ハイケイ(くにがみ式BBQ)を東京で食べようという大胆なイベントです。4人のハイケイマイスターが役場の承認を得て
六本木まで出張してくれました。
東京タワーとヒルズに挟まれた六本木農園にきたハイケイマイスター。かっこいい!
見上げれば六本木ヒルズというお店に、「泡盛まるた」と国頭村のノボリ旗を立てたら、
そこはもう国頭村。ドレスコードは島ぞうりにTシャツ、首かけタオルとFacebookに書いたら、数名が正装で参加。「首にタオルかけてきましたよー」と声をかけてくれ、テンション上がりました!
会場選びや大枠のお話は、事務局のスポーツツーリズム沖縄・喜久里さんが整えてくれたので、私は六本木農園さんと肉以外のメニューをどう構成するのか?というところからバトンタッチ。食材の見積もりをとって手塚シェフにメニューを考えてもらう材料を出しました。
台風の影響や植物検疫のことなど、いろいろあって使える食材が限られていたのですが、
道の駅ゆいゆい国頭の田場聡さんや国頭漁協の大嶺仁さんの強力な協力で、
国頭の食材を届けることができ、六本木農園さんらしいメニューに仕上がりました!
手塚シェフ、坂口さんに感謝。
スタッフの方が、やんばるくいなのゆるキャラの絵を描いてくれました!
国頭の魚の塩釜焼きは、手塚シェフが取り分けてくださいました!
国頭港からのセイイカとニラのパセリバター焼き。
ハイケイは20kgを完食。そのほかにもソーキ10袋も完食。
泡盛まるたは3升、特産品のからぎ茶は8リットル。
ランナーの多い集まりだけあり、みんなよく食べてよく飲みます。
国頭村の男料理、「かきしぶい」(冬瓜料理)は、マイスターみずから調理してくれました。
スプーンでかき出した生の冬瓜と白身魚、玉ねぎと貝割れ菜、合わせ味噌で和えたものです。
国頭トレイルの参加経験者がアンバサダーになってくれ、
「楽しいよー、楽しいよー、走った後も楽しいよー」とニコニコ言うのに影響され、
初対面の人がその場でポチリと19kmの部にエントリー!お見事。
それだけでなくエントリー済みの人が友達になり、同じ宿に泊まりましょう!と、
泡盛まるたを飲み交わす姿も見ることができました。
国頭村の出身者も数名参加し、ハイケイを巡る物語があちこちで生まれていました。
「いちゃりば ちょーでー(一度会ったら兄弟)」という沖縄の方言(島くとぅば)が
ぴったりの夜になった気がします。
参加者から拍手喝采のハイケイマイスター。
今朝、友達から「ハイケイマイスターの締めの挨拶がよくて
国頭トレイルに行きたくなりました」とメールをもらいました。
きっかけは六本木のハイケイ会。
食文化がトレイルランニングの入り口になることもあります。
ハイケイマイスターの知念武裕さん・金城定一さん・崎濱秀彰さん・前田浩也さん
あんだうぃ~(あぶら酔い)するまで、ハイケイを焼いてくださりありがとうございました!
選手のみなさんとの再会を楽しみにしていてください。
そして手塚シェフをはじめ、六本木農園のみなさま、
国頭村の魅力を引き出してくれ、ありがとうございました!
国頭村にトリップしたような数時間でした!
走らない!歩かない!でも、国頭村でハイケイを食べてみたいという方、朗報です。
国頭トレイルランニング大会は、後夜祭のみ3000円(要事前エントリー)という枠があります。
後夜祭でハイケイマイスターがおもてなしします。
六本木のハイケイ会に参加した人でエントリー済みの方、もれなく後夜祭にお申込みを。
ハイケイはビーチや庭で楽しむ料理。村内の飲食店ではハイケイは食べられません。
もう一度食べるには、後夜祭にご参加を!