4月:新たな目標「トレイルラン・レース出場」
4月には、トレイルランニング・レースへの出場という新たな目標を設定した。これは、年初に掲げた「3ヶ月で10kgの減量」という目標を達成できたことに起因する。
5月27日に開催される「第1回 日本百名山・両神山麓トレイルラン」(20km)に、仲間と共にエントリーした。トレラン・ビギナーの自分には、レース本番に向けた経験の蓄積が必要であった。情報収集を進める中で、芦ノ湖西側に位置するビギナー向けコースを発見した。高低差も少なく、初級者には理想的なルートであったため、週末には芦ノ湖でのフライフィッシングの合間を利用してトレーニングを開始した。
4月月間累計走行距離:116.4km
5月:初レース「両神山麓トレイルラン」
5月には、初めてのレース「第1回 日本百名山・両神山麓トレイルラン」に参加した。新緑の中を走る爽快感は格別であり、競技記録という明確な指標によって自らの実力を客観的に知ることができた。また、エイドでの応援に背中を押されながら走る喜びは、非常に新鮮な体験であった。何よりも、ゴールを迎えたときの達成感は感動的であり、トレイルランニング・レースの魅力を実感することとなった。
5月月間累計走行距離:120.3km
6月:ハセツネエントリー、本格的な挑戦の始まり
6月には、10月7〜8日に開催予定の「第20回 日本山岳耐久レース(ハセツネ)」にエントリーした。先月のレース後に得た感動が冷めやらず、「日本最高峰のトレイルレースで、自分がどこまで通用するのか試してみたい」という思いが、挑戦への一歩を後押しした。
もちろん不安はあった。体力も気力も経験も乏しい、いわゆる「三ない」状態であることを、前回のレースで痛感していた。しかし、レース本番までには120日もの猶予があり、日々のトレーニングを積み重ねれば完走も不可能ではないと信じた。すでに習慣化しつつある日々のトレーニングの成果によって、走力が徐々に向上しているという実感も得ていた。
「出場するからには後悔のない走りをしたい」という強い思いを胸に、本格的なトレーニングを開始した。平日には持久力強化のために15kmの帰宅ランを取り入れ、週末にはハセツネ・コースの試走によって実地経験の補完を図った。
6月月間累計走行距離:199.6km