「第47回青梅マラソン」に初挑戦した。
30kmの部には約1万5,000人、10kmの部には約5,000人、合わせて2万人がエントリーした大規模な大会である。
招待選手として話題となったのは、箱根駅伝において4年連続で5区区間賞を獲得した柏原竜二選手(富士通)である。今回は、彼にとって公式戦初の30kmレースということもあり、多くの注目を集めた。結果としては、同期の伊藤正樹選手(コニカミノルタ)に敗れ、3位に終わった。折り返し地点ですれ違ったトップ集団の走りは、まさに異次元であり、圧倒的なオーラを放っていた。
他者の記録よりも、自身の走りについて記しておきたい。
私のゴールタイムは2時間36分39秒(平均ペース5分13秒/km)。
決して誇れる記録ではないが、ランニングを始めて1年余りの自分にとっては、目標タイムの達成、さらに自己ベストの更新という結果は、大きな手応えであった。
沿道からの絶え間ない声援に励まされ、心が折れることなく、最後まで集中力を保つことができた。スピード、スタミナともに、直近2ヶ月のトレーニングによって確かなレベルアップを感じることができた点も、今回のレースで得た何よりの収穫である。
初の青梅マラソンは、自身の成長を実感できる実り多き体験となった。