UTMF(STY)を目前に控えた週末、最終調整としてトレイルランニングを実施した。天候はあいにくの雨であったが、むしろ本番を想定した装備テストにはうってつけの条件であった。
陣馬山トレイルレースコースを再訪
今回のトレランコースは、毎年11月に開催される「陣馬山トレイルレース」の大会コースをベースにしたものである。スタート地点は「ふじのマレットゴルフ場」。そこから林道を経由して明王峠、奈良子峠、陣馬山山頂へと登り、一ノ尾根を下って栃谷林道を通り、明王峠下を経て出発地点へと戻る周回ルートである。距離は、Suunto Ambitによる計測で22.2kmに及んだ。
このコースを選んだ理由は、トレイルと林道のバランスが良く、特に中盤にある約7kmの峠走が効果的なトレーニングになるからである。半年前のレースではこの峠走に苦しめられたが、今回は比較的余裕を持って走り切ることができた。脚力の着実な向上を確認でき、自信を深めることができたのは大きな収穫である。
雨天の中、装備テストも完了
当日は雨が降り、気温も低めであった。だがこのコンディションこそ、UTMF(STY)本番に備えた装備テストには最適であった。レインウェアや防寒具の機能性を実地で確認できたことで、最終的な装備リストも確定した。
これで、身体面・装備面の両方において準備が整った。あとは本番当日、自分を信じて走るのみである。