2013年6月8日、長野県長野市の戸隠スキー場周辺で開催された「戸隠マウンテントレイル」に参加した。
本大会には、私が所属するチーム「ランオアダイ」から総勢13名がエントリーし、さらに会社の同僚4名も加わるなど、多くのトレイルラン仲間が集結。大勢の仲間と共にレース体験を共有する楽しさを味わえる、非常に充実した大会であった。
本レースは、一般の部20kmとキッズ2kmの2カテゴリーで構成されており、特徴として以下の3点が挙げられる。
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午後1時スタート&制限時間なしのゆとり設計
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トレイル率99%の「走れる」コース
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宿泊者限定のBBQパーティーによるアフターイベント
すなわち、「楽しめる」ことに重きを置いた大会設計である。
コース概略とコンディション
20kmコースの前半は、瑪瑙山(メノウヤマ)への急登と、その後の瑪瑙ゲレンデの急下降が特徴。中盤以降は適度なアップダウンが続き、走っていて実に気持ちの良いトレイルが続く。
前日に雨が降った影響で、路面には随所にぬかるみや水たまりが残り、トレイルは重たく感じられた。特に木道や丸太は滑りやすく、慎重な走行が求められる場面もあったが、コース全体としては「まさに極上」と表現したくなる内容であった。
リザルトとレースの所感
記録は2時間35分14秒、男子総合100位/420名中。
スタート直後の高心拍に驚き、以降はペースを抑えて走行。その後、中盤以降の追い込みが不十分でタイムを伸ばすには至らなかった。走れるコースでありながら走り切れなかった点に、自身の実力不足を痛感する結果。
アフターイベントと戸隠の朝
レース後は、宿泊プラン利用者限定のBBQパーティーが開催された。キャンプファイヤーを囲み、「マイムマイム」や「ウェーブ」で大盛り上がり。私は輪には加わらなかったものの、その熱気と一体感は圧巻であった。
この盛り上がりに応えるかのように、翌朝は快晴。まさに戸隠の伝説にあるように、岩屋に引きこもっていた天照大神が姿を現したかのような晴れ模様だった。
その朝、戸隠連峰を望みながら行ったトレイルランニングは、言葉に尽くせぬほど気持ちが良かった。
2 コメント
凄く、気持ち良さそうですね。来年タイミングが合えば参加しようと思います。6月第1週は毎年富士ヒルクライムのレースなので、家族との交渉が最大のネックです!
宮下さん、こんにちは。コメントありがとうございます。戸隠マウンテントレイルは本気で気持ちの良い大会なので、オススメです。富士ヒルクライムと連チャンとは家族の了解という第0関門突破がさらに厳しいものになりそうですね。影ながら応援しています!