高松駅を起点・終点とする約1,400km、22日間の四国一周自転車旅日記。四国の自然、歴史、文化、食に触れた日々を綴る。
期間:2024年10月1日〜10月22日(22日間)
DAY15:2024年10月15日
伊方町発〜道の駅 伊方·きらら館〜長浜大橋〜下灘駅〜伊予駅近辺の宿泊施設泊。
DAY15移動距離100km(計1,111km)
DAY15累積標高差1,161m(計9,959m)
北が瀬戸内海、南が宇和海
佐田岬半島のアップダウンが続く復路。先が読めるからか、午前中で体力も残っていたからか、行きよりも楽に感じた。
途中、「道の駅 伊方・きらら館」で休憩。みかんミックスのソフトクリームとみかんジュースで、愛媛の特産をしっかり堪能。
展望デッキからは、北に瀬戸内海、南に宇和海(太平洋)を一望できる。細長い佐田岬半島ならではの絶景だ。この辺りを過ぎれば、四国で太平洋を見るのはこれが最後となる。
再びのちゃんぽん
昼食は「マルマ食堂」で、再びご当地グルメの「ちゃんぽん」。2日続けてでも全く飽きない。
鶏がらスープに豚肉と野菜、さらにじゃこ天とかまぼこまで入った具沢山な一杯。やや濃いめの味付けが、自分にはぴったりだった。
現役の鉄鋼開閉橋、長浜大橋
肱川河口に架かる「長浜大橋」は、日本最古の道路可動橋。1935年に完成し、現在も現役で使用されている。国の重要文化財にも指定されており、橋のあちこちには第二次世界大戦末期の米軍機による機銃掃射の痕が残されている。
日本で一番海に近い下灘駅
JR予讃線の「下灘駅」は、日本で最も海に近い駅として知られる。ホームには古びた上屋とベンチがぽつんとあり、その先には瀬戸内海が広がる。
夕暮れ時には、海が茜色に染まり、まるで映画のワンシーンのような光景が見られる。今日はあいにくの曇り空。少し残念。
夕焼けの名所、夕やけこやけライン
愛媛県大洲市長浜町から伊予市双海町までの区間は、「夕やけこやけライン」と呼ばれている。海に沈む美しい夕日が見られることで知られる道だ。本当は夕日を眺めながらゆっくり通過したかった。
しかしこの道、車やトラックの交通量が多く、路肩も狭い場所が多い。気を抜けず、緊張しながらの走行で精神的にもかなり消耗した。