北海道一周4,000km・49日間の自転車旅日記。
北の大地に広がる豊かな自然、歴史、文化、食との出会いを綴る。
【期間】2023年7月25日〜9月11日(49日間)
DAY48:2023年9月10日(日)
静内の宿泊施設 発→道の駅サラブレッドロード新冠→サラブレッド銀座駐車公園→道の駅むかわ四季の館→キラキラ公園→なごみの湯→ヤマト運輸 苫小牧港営業所→苫小牧西港フェリーターミナル→(フェリー)→船中(泊)
DAY48移動距離95km
累積移動距離4,045km
名馬・ハイセイコーの故郷を訪ねて
「道の駅サラブレッドロード新冠」には新冠町生まれの名馬ハイセイコーの像がある。
幼い頃の私の記憶にも残っているほど、1970年代には社会現象といえる人気を誇っていた。
道道209号沿いにある「サラブレッド銀座駐車公園」からは名馬を産出してきた大小様々な牧場が連なるサラブレッド銀座が一望できた。
日高までの海岸沿いには緑の牧草地の風景が広がっていた。
北海道一周の起点終点へ
苫小牧には予定よりも早く着いた。まずは、「苫小牧西港フェリーターミナル」へ。
北海道一周自転車旅の終点は2つある。一方は北海道一周の起点終点とした苫小牧港。他方は自宅。家へ帰ることで旅を終える。
苫小牧西港フェリーターミナルに到着。7月26日にここから北海道一周の旅に出発した。47日間かけて戻ってきた。
遂に北海道一周を成し遂げたんだ。走り切れたことが何よりも嬉しい。
まだこんなことができるだけの気力と体力が自分に残っていたなんて、自分でも信じられなかった。
旅の終わりの準備
北海道一周自転車旅を終えるにあたり、旅の垢落としと荷物の自宅への送付を苫小牧でしなければならない。
スーパー銭湯の「なごみの湯」で旅の垢を落とした後に、「ヤマト運輸 苫小牧港営業所」から不要となったバッグパックなどを自宅に送付した。
重装備から解放されると、心まで軽くなった気がするものだ。
あとは東京へ帰るのみだ。
友人のサプライズ見送り
22日目の朝にキャンプ場までサプライズ訪問してくれた友人が、フェリーターミナルに見送りに来てくれた。
今回は一緒の記念撮影を忘れなかった。
温かい心遣いに本当に感謝したい。
苫小牧港18:45発。翌日14:00大洗港着予定。
帰路は2階建て寝台の「コンフォート」を選択。
プライバシーをカーテンで仕切られた空間は十分快適だった。
明日の輪行や乗り換えのルートを確認し、旅の余韻とともに眠りについた。