2025年4月9日から22日までの13日間、九州を一周する自転車旅に出た。
今回の旅はその第1弾として、新門司港(福岡)から志布志港(鹿児島)まで、約900kmを走り抜けた記録をお届けする。
DAY1:2025年4月9日(水)
自宅 →(自走)→品川駅 →(新幹線・輪行)→新神戸駅→ 横尾忠則現代美術→ 兵庫県立美術館→ 六甲大橋→六甲アイランド・フェリーターミナル→神戸港→(阪九フェリー)→フェリー(泊)。
移動距離:25.4km
累積標高差:143m
ついにスタートした第一弾九州一周自転車旅!
初日は、自宅から旅のスタート地点の新門司港(福岡)までの移動がメイン。とはいえ、すでに気分はすっかり旅モード。
自宅から品川駅へ自走
自宅から品川駅までは、約11kmを自転車で自走。
都内の混雑したターミナル駅での乗り換えいらずなのは、あらためて考えるとなんと快適なことかと実感した。
品川駅前で愛車を輪行袋に詰め、新幹線で新神戸駅へ。
神戸の午後、アートに触れる
新神戸駅到着後は、まず「横尾忠則現代美術館」へ。
その後、「兵庫県立美術館」にも立ち寄り、アートに満ちた午後を過ごした。
旅の始まりにこんな文化的な時間を持てるとは、本当に贅沢だ。できることなら、もう少しゆったりとアートを楽しみたかった。時間に追われながらの鑑賞は、やはりもったいなかった。
六甲大橋を越え、フェリーターミナルへ
六甲大橋を渡り、六甲アイランドにある阪九フェリーターミナルへ。
17時半から乗船が始まった。缶ビールを飲みながらデッキで出港までのひとときを過ごした。六甲連山と沈む夕陽が美しく、思わず見とれてしまった。
神戸港から、船の旅へ
定刻通り18時半にフェリーは神戸港を出航。瀬戸内海をゆったりと渡る12時間半の船旅が始まる。
風に吹かれながらデッキで遠ざかる街を眺めていると、「ああ、旅が始まったんだ」としみじみ実感。フェリーには、列車や飛行機とはまた違った旅情がある。
明日はいよいよ九州に上陸だ。