走り始めた頃の初期衝動を思い出させてくれる「Trails In Motion4」

TIM4_スクリーンショット

ご無沙汰しています。僕です。Run boys! Run girls! というお店を運営しています。

今週水曜日、5/11に「Trails In Motion4」(以下TIM4)というトレイルランニングムービー上映イベントを開催します。

このムービー達が持つメッセージに僕はとても共感していて、ビジネス抜きで多くの人に届けたいと思っているので(参加料は頂きますが、上映のロイヤリティでトントンですw)、今後も定期的に開催していきたいなと思っています。普段MMAのブログを愛読している皆さんにも、是非このムービーを見て欲しいと思ったので、久しぶりにMMABlogを書きました。

どうして、このムービーが良いと思ったか?いくつか理由があります。

まず僕自身が、今年に入ってとても忙しくなってきました。お店が賑わう、お店のイベントに色々な人が集まってくれるというのはとても、ありがたく嬉しいことですし、僕自身もお店の活動に誇りを持ってやっています。

ただ、そんな中で自分の時間がどんどん減っていき、気がつけば今年に入って自分が自由に楽しんで自分だけのトレイルの時間をほとんど過ごしていませんでした。そんな時このTIM4のムービー達を見て浮かんできたというか思い出したのが、すごいシンプルな感情。

「あぁ、トレイルを走るって単純にすごい気持ちいいことだな」

ということ。

そう思えて、自分の気持ちも軽くなったし、この感覚を多くの人と共有したいなと思いました。

クリッシー・モール、ジェフ・ブラウニングス、ルーク・ネルソンら、patagoniaアンバサダーが登場する、Mile for Mile

クリッシー・モール、ジェフ・ブラウニングス、ルーク・ネルソンら、patagoniaアンバサダーが登場する、Mile for Mile

 

みなさんに見て欲しいと思った次の理由。

最近、UTMFの抽選/追加抽選があって、多くの人の悲喜こもごもを見ました。

当選した方には「おめでとうございます」と言いたいです。あなたにとって初めての100マイルかもしれないし、何度目かの100マイルかもしれませんが、やはり100マイルという自分の限界に挑戦する行為には、最大限のリスペクトとエールを送りたいです。

落選した方には「何も問題ないです」と言いたいです。UTMFだけがレースじゃないし、レースだけがトレイルランニングだけじゃない。また、走るだけがトレイルランニングじゃなくて、仲間をサポートしたり大会をボランティアで支えるのもトレイルランニングにおいては本当に大切。UTMFはまたの機会を伺いつつ、今回はボランティアしたり、仲間のサポートをしたり、はたまた走りやすい気持ちのいい時期ですから、どこか人の少ないトレイルに入ってもいいかもしれない。本当にUTMF/STYに劣らない、楽しい可能性がそこかしこにあるのでそれを楽しんでほしいです。

「あなたは完走したからそう言えるんです」って思う方もいるかもしれませんが、僕も2013年のUTMBを25kmくらいでリタイアし、本当に悔しい思いをしました。そこから次の出場まで2年を要しましたが、自分ではその2年は決して回り道だとは思っていません。トレイルランニングはUTMBを走ったら卒業するものでもないですからね(笑)。

話をTIM4に戻します。TIM4のムービーの中で今回一番長いムービーが「This is your day」という映画なのですが、これはアメリカで最も歴史のある100マイルレース、WesternStates(WS100)の2015年のレースを背景にした話。登場人物は優勝者であるRob Krarや、遅咲きの女性アスリート、ウルトラランニングマガジンの編集長という出場者だけでなく、彼らを支える家族や仲間も描かれます。

出場者目線で見ても、家族や仲間を支える目線で見ても、本当に得るものがたくさんあります。ラストシーンは何回見ても本当に鳥肌が立ちます。

また、WS100は、369人の出場者に対して実に1,500人以上のボランティアがレースを支えているのですが、そういったことも劇中で描かれるほか、別のムービー「Kroger’s Canteen」では、アメリカで最も過酷と言われるレース、Hardrockの最も険しい場所にあるエイドステーションを、長きにわたってプライドを持って支えてきたボランティアスタッフ達が描かれます。

雪の斜面の上に見える狭いスペースが、Kroger's Canteenのエイド。このエイドの標高は3,990m。

雪の斜面の上に見える狭いスペースが、Kroger’s Canteenのエイド。このエイドの標高は3,990m。

 

そんな感じで、トレイルランニングのシーンは、決してランナーだけで成り立っていないし、ましてやサービスを提供する側、享受する側という関係ではない、ということがTIM4を見ているととてもよくわかります。

なので、UTMFに当たった人、外れた人どちらにも見て欲しいなと思うのです。

個人的に、トレイルランナー人口の増加とともに思うのは、レース偏重だったり、自分”が”走りたいという自分のランニング中心の風潮が少しずつ増えているということ。

そういったことは、昨今のトレイルランナーマナー問題にもつながっているとおもますし、僕らのフィールドは自然の中なので、トレイルランナー一人一人が、自分もトレイルランニングシーンの一員だという自覚を持たないと、今後トレイルランニング人口は増えても、トレイルランナーを取り巻く環境はより悪くなってしまうと思うのです。

このTIM4は決して大きな映画館で大勢の人を相手に上映される映画ではありません。でも、上映している人たちは、コンセプトに共感してこれを少しでも多くの人たちに届けたいと思っている人たち(ロイヤリティを払えば個人でも上映会や仲間内の鑑賞会が可能です)。その動きの元で、トレイルランニングをしたことのない人に楽しさが伝わったり、既に楽しんでいる人が新たな価値観を手にしたりしていく。そういうゆっくりだけど確実な動きが身を結んでいけば、僕らを取り巻く環境も少しずつ成熟していくと思います。

MMAblogを読んでいる方は、マナー問題や様々なことに意識が高いと思うのですが、もしまだTIM4を見たことがなければ、ぜひ一度見て欲しいなと思います。1回見たことがある方で、友人や家族にも見せたい方は是非連れて来ていただきたいし、うちじゃなくても、全国色々な場所で開催されていますので、タイミングの合う場所、時間の上映会に足を運んでもらえれば嬉しいです。

5/11(水) 20:00~ のRun boys! Run girls! での上映会に参加ご希望の方は以下からお申し込みください。
http://goo.gl/forms/RVXGfuV0ZH

TIM4の詳細や、RBRG以外の上映場所・日時の開催情報は以下からご確認いただけます。
https://www.staticbloom.co.jp/trailsinmotion/

また、Run boys! Run girls! のwebでもTIM4の各ムービーの紹介をしています。
http://rb-rg.jp/?p=3981

以上です編集長。

追伸:とりあえず帰宅ランではおまわりさんに職質されないように気をつけて走ろうと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>