会津駒ヶ岳周回

8月25日に会津駒ヶ岳に登ってきた。

会津駒ヶ岳は福島の檜枝岐村にある標高2,133mの山です。会津駒ヶ岳山頂から中門岳の稜線には数多くの池塘や高山植物がある。

今回は、滝沢登山口~駒の小屋~会津駒ケ岳山頂~中門岳~駒の小屋~大津岐峠~キリンテ~滝沢登山口の周回コース。
会津駒ヶ岳
コースタイムは5時間40分、総距離は22.8km。
国道352号沿いのグラウンド駐車場 AM5:50
滝沢登山口 AM6:10(0:20)
駒の小屋 AM7:45(1:55)
会津駒ケ岳山頂 AM8:05(2:15)
中門岳 AM8:45(2:55)
駒の小屋 AM9:15(3:25)
大津岐峠 AM10:10(4:20)
キリンテ AM11:00(5:10)
国道352号沿いのグラウンド駐車場 AM11:30(5:40)

頂上付近に建つ駒の小屋を望む風景をガイドブックを見て一度は行ってみたいと思っていた。本当にアルプスの少女ハイジの世界そのものでした。駒の小屋
三角屋根の可愛い駒ノ小屋。駒の小屋 (2)
小屋だけではなくて、手作りの動物の置物も可愛い。月ノ輪熊、オコジョ。センスもいいね。
月ノ輪熊
P1020526会津駒ケ岳山頂。山頂は樹木帯に隠れているが、立派な山名標がある。
会津駒ヶ岳山頂中門岳へ向かう途中にあるコバイケイソウの群生。誤って食すると食中毒、最悪の場合は死に至るらしい。
コバイケイソウ
中門岳山頂付近の中門大池。天上の楽園。
中門岳
駒ノ小屋から富士見林道を大津岐峠へ向けてやせた尾根を行く。正面には燧ヶ岳。頂は雲に隠れているのが残念。P1020537
オオシラビソ。別名アオモリトドマツの球果(いわゆる”松かさ”)
青森トドマツ
大津岐峠からキリンテへ。ブナ林に囲まれ、落ち葉でフカフカとした極上のトレイルが続く。木の根っこやガレ場もなく適度な勾配で思いっきり走ることが出来た。最高に気持ちいい~!
極上トレイル
ブナの巨木の美しさに思わず足を止めずにいられない。ブナ
シダとブナ林との緑の調和。
ブナの森
キリンテに降りてからは、国道352号沿いのグラウンド駐車場へ向けて、ロード走で締めて本日のトレーニングは終了。お疲れ様でした。


吾妻連峰主稜縦走

21日、日帰り単独で吾妻連峰主稜縦走してきた。
最も西に位置する西大巓(にしだいてん)を除く主稜全山を走破できました。
木道
吾妻連峰は福島と山形の県境に構える東西に大きな山塊で、2000m級の山が連なる。活火山、高層湿原、樹木帯と変化する楽しさがある。最高峰は西吾妻山の2035m。

コースは、浄土平~一切経山~家形山~烏帽子山~東大巓~藤十郎~西吾妻山へ。そして西吾妻山から折り返して東大巓分岐~大倉新道~谷地平~姥ヶ原~鎌沼~浄土平へ帰るという変形のピストン。総距離33km、所要時間11時間と日帰りでもありハードな山行となった。
浄土平 AM5:00
一切経山 AM6:00(1:00)
家形山 AM6:30(1:30)
烏帽子山 AM7:30(2:30)
東大巓 AM8:50(3:50)
人形石 AM9:50(4:50)
西吾妻山 AM10:55(5:55)
東大巓分岐 PM12:40(7:40)
谷地平 PM2:00(9:00)
姥ヶ原 PM3:10(10:10)
浄土平 PM3:50(10:50)
吾妻山
吾妻山断面
まず、浄土平から中腹から噴煙を上げる一切経山の山頂を目指す。
一切経山
家形山からの五色沼の展望。晴れていればもっときれいであろう。写真では判りにくいが実際は美しく青々としている。
五色沼
家形山から東大巓までの主稜縦走路は笹ヤブと泥濘に苦しめられる。下調べしていればと後悔した。私の2009年版の山と高原地図には書かれていないが、アプリの2013年版には「東大巓~家形山縦走路ササヤブ」と明記されていた。大袈裟でも何でもなく、本当に身の丈を超える笹ヤブをひたすら掻き分けるという動作を強いられ閉口した。笹が刈られていないだけで、歩道はしっかりしているので、トレッキングポールでもあればもっと楽ができたかもしれない。加えて、前日に雨が降ったようで笹は濡れていて、すぐに雨露で全身びっしょりとなった。P1020424
東大巓以西からは徐々に高層湿原となり木道が整備されていて快適そのもの、一面のお花畑や池塘に癒され、本当に気持ちよく走れる。平日でもあり時間帯も早いためかハイカーもいなく広大な湿原を貸切状態でひとり行く。
池糖
吾妻連峰最高峰の西吾妻山の山頂はオオシラビソの樹木に囲まれていて、残念ながら展望なし。
西吾妻山山頂東大巓分岐~大倉新道へ。深い藪に覆われ、赤テープを探しながらの歩行を強いられる。新道といってもほとんど沢という状態であり、平年よりも降水量が多いためなのか、足下は水たまりばかりでシューズはびちょびちょ。岩は滑るはで、何度も転けた。それでも沢の渡渉も何度もあり、結構楽しめた。
徒渉
谷地平から望む吾妻連峰 。地蔵平谷地平から姥ヶ原までに区間は暗く湿った樹木帯を行く。樹木の根が張出し、歩きにくいが、コースは整備されていて、もう藪こぎすることはなかった。
姥ヶ原からの鎌沼を望む。
池
浄土平へ戻るトレイルから見た吾妻小富士と桶沼。
P1020472
吾妻連峰の広大さ、活火山、湿原、夏を彩る花、笹ヤブ、沢の徒渉など、これ以上は結構という位にたっぷりと味わい尽くした充実した一日となった。しかし前日11時東京の自宅を出発、往路4時間半、睡眠時間は正味1時間。それからの長距離、長時間の山行となったため、正直、辛かった。なによりも眠気と戦った帰路5時間を越えるロングドライブが一番辛かった!
お終い。
P1020412


甲武信ヶ岳 周回トレラン

11日に甲武信ヶ岳をトレランしてきた。いや、トレラン・スタイルでスピード・ハイクしてきたといった方が正確な表現かもしれない。そんなに走っていないしな。

甲武信ヶ岳というのは甲州、武州、信州の三国の境にあることから甲武信ヶ岳と呼ばれるようになったという説があるそうだ。つまり、山梨、埼玉、長野の三つの県境にある。日本百名山のひとつで、標高は2475m。山頂

ルートは長野県川上村の毛木平(もうきだいら)から千曲川源流遊歩道を経由して甲武信ヶ岳山頂~甲武信小屋~再び甲武信ヶ岳~三宝山(埼玉県の最高峰2483m)~武信白岩山~十文字峠~毛木平へ戻るという17.1kmの周回コース。所要時間は休憩込みで5時間50分。

__ (3)

ちなみに千曲川というのは、日本最長の信濃川のことで長さは367kmもある。下流域の新潟県では信濃川、上流域の長野県では千曲川と呼んでいる。何故、呼び名が変わるのかは知りません(笑)日本一の大河の源流を遡り、大河の始まりをこの目で見てみたかった。だからこのコースを選んだ。

各区間のタイムは以下の通り。
毛木平 AM5:10
ナメ滝 AM6:10(1:00)
千曲川・信濃川水源地標 AM6:50(1:40)
甲武信ヶ岳山頂 AM7:20(2:10)
甲武信小屋
甲武信ヶ岳山頂 AM8:10(3:00)
三宝山 AM8:30(3:20)
尻岩 AM8:50(3:40)
武信白岩山 AM9:20(4:10)
十文字峠、十文字小屋
毛木平 AM11:00(5:50)

山と高原地図の参考タイムは9時間30分なので、3時間40分の短縮でした。

沢沿いの気持ちの良さ、ガレ場、クサリ場、ハシゴと変化もある、山頂からの眺望の良さ、雰囲気抜群の山小屋と楽しいトレイルでした。
ナメ滝
ナメ滝
水源
千曲川・信濃川の水源地。こんこんと湧き上がる美味しい水を頂きました!
甲武信ヶ岳山頂からかすかに見える富士山!trail
甲武信ヶ岳から三宝山へ。気持ち良いトレイルが続く。
尻岩
スケール感が分かりづらいが、巨大な尻岩。割れ目が妙にエロイ!十文字
十文字峠から毛木平までも、気持ちの良いトレイル。

余談になるが、甲武信小屋で、雲取山から金峰山までの奥秩父主脈縦走路を1泊2日で走破しようとしている4人のトレイルランナーにあった。1人は金峰山へ向かい、3人組は予定を変更し西沢渓谷入口まで下るという。凄いことに、金峰山へ向かった方は、長野県へ帰省するために縦走しているという。4人は無事に帰りついたのであろうか。


奥武蔵ウルトラマラソン78km

7月28日、奥武蔵ウルトラマラソン78kmに出場してきた!
オクム
このレースの特徴を3つ挙げると、
①暑い時期に行われるアップダウンのある厳しいレース
②どMなランナーが数多く参加する熱いレース
③26箇所もあるエイドサポートの厚いレース
暑い、熱い、厚いと激熱いレースなのです。

今回の参加者は1,419名。制限時間の12時間以内の完走者は1,307名。完走率は92.1%。

私のタイムは9時間37分10秒。総合順位604位。微妙なタイムだ(^^)

10時間以内の完走という目標は達成したが、なぜかゴール時の充実感は乏しかった。その理由は自分自身との戦いに負けたことに尽きる。特に後半の粘りが足りなかった。

「もっと頑張れる」「いや、もう限界でしょう。無理するな。この程度で十分でしょ。」そんな自問自答をレース中に何十回と繰り返した。自分自身をもっと追い込むことができなかったことが悔しく、心の底からゴールを喜ぶことができなかったんだと思う。暑く、キツイコース設定で苦しんだが、超悔しいから来年もエントリーしちゃうかもしれない。いやきっとするでしょう。日にちが経てば経つほど、また過酷なレースに挑戦したくなるから不思議ですね。

来年に向けて、反省と展望を少しだけ書いておきたい。

①急な登りは歩いて脚力温存
周りのランナーに合わせて急な登りは歩き、ゆるい登りと下りはしっかりと走る作戦に序盤から切り替えた。目標タイム表を見ながら、歩いた分の遅れは走れる区間で取り戻す展開を繰り返した。自分の走力からすると全コースを走りきるのは難しく、この戦略で正解のようだ。次回は今回の区間タイムをベースに目標タイムを再考したい。感触的には後半の粘りがあれば、30分以上のタイム短縮は狙えると思う。

okumu
②下りの走力の強化
丸山の折り返し地点49.2km からの下り部分は、スピードが上がらず、失速。何十人ものランナーに抜かれた区間であった。後半3分の1の区間のスピード不足はグラフにも明らかに出ている。自分のタイム短縮の伸び代が一番大きな部分と思われる。スタミナ不足、走力不足の課題が明らかなので、その課題を克服するトレーニングは継続したい。
ペース

③エイドでの定期補給
各エイドは評判どおりにフード、ドリンクの質、量とともにとても充実していた。このサポートが無ければ、レースを完走できないといっても過言ではないし、このレースの魅力も半減するだろう。たくさんのサポートのお陰で無事に完走できたので心から感謝したい。各種ドリンク、氷、パン、おにぎり、バナナ、グレープフルーツ、メロン、スイカなどのフルーツ、トマト、胡瓜など、エイドによってはカキ氷やノンアルビール、蕎麦やおしるこまであった。基本は、これらのドリンク、フードを補給すれば問題はない。ただ、体調変化を想定し、保険としてお気に入りのジェルとエナジーバーなどの固形物を1、2個は持とうと思う。今回持参した補給物は、塩熱サプリとZENのみ。塩熱サプリを30分毎に、ZENを2時間毎に補給。スタート30分前にジェルを1個摂取。

④下痢にはストッパ下痢止めEX
エイド毎に水着美女または水掛おじさんに頭から水をかけて貰い、リフレッシュしたが、濡れたウェアで腹が冷えた。さらに悪いことに、エイドでの水分の過剰摂取によって、中盤から腹痛とともに腹を下した。初めて服用したストッパ下痢止めEXがとても効いた。次回はストッパを常備薬に加え、緊急事態に備える。こまめ、少なめの水分補給に変えるためにボトルを装備しようと思う。

⑤シューズ、ソックスの選択によるマメ対策
試走で試したランニングシューズがどうしても合わず、小指のマメに悩んでいた。シューズの選択は、安定性と履き慣れていること、自身の足との相性から最終的にはトレランシューズのMONTRAIL BAJADAにした。ロード走でもこのシューズの抜群の安定性は発揮してくれた。ソックスはエイドで水を頭から被るので、シューズが濡れることを想定してDRYMAXを選択した。DRYMAXは通常のソックスに使用されるポリエステル、アクリル、ナイロン、ウールなどの繊維に比べて25倍もドライに保てるようで、 実際、シューズが濡れても足は常にドライ感を保ったままで快適だった。またスタート前に指先、指の間に塗ったワセリンの効果もあり、シューズとソックスの適切な選択により、あれだけ悩まされたマメが出来ることはなかった。