残雪期の巻機山

こんにちは。
GW初日の4月29日、前日の夜に思い立って、天候のよさそうな新潟に向かった。目標は残雪期の巻機山。
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巻機山は新潟と群馬の境にあり、上越国境の中核をなす山のひとつで標高1,967mと高くはないが、豪雪地帯の上越に位置するため、まだまだ雪が残る。

山頂からの景色は見事としかいいようがなかった。これを見たくて来たようなもの。残雪期ならではの雪の残る山々の姿に見とれてしまって、時間が経つのも忘れるほどだった。ぐるっと360度、越後三山から谷川連峰まで、上信越、福島の山々を見渡すことができた。
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最近まで、ウルトラマラソンのトレーニングでロードばかり走っていた。大会も終わったので、久しぶりに残雪期の山に行きたかった。ちょっと調べてみたら、5ヶ月も山自体に行っていなかった。山度数なるものがあるとしたら、私のそれはだいぶ低下してしまった。これからはロードからトレイルに活動の場を移して、自然を感じに出かけていこうと思う。


チャレンジ富士五湖、100km初完走

4月19日のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100kmを2回目の挑戦で初完走できた。

昨年は膝の故障のため、85km地点でリタイア。敗因は走り込みが足りず、長距離を走り切れる心身が備わってなかったから。今回はそのリベンジに燃えてレースに臨んだ。

結果は、ほぼ目標通りの展開で、12時間32分09秒で完走を遂げ、雪辱を果たした。
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何を成し遂げるにせよ、自分はできると思うことが大切であると思っている。それは自分の可能性を信じることでもある。ポジティブに自分自身を捉えることと言い換えてもいい。それは自信過剰になることでも、無謀なことに取り組むことでもなく、綿密な計画や準備、そして努力の積み重ねがあって、成り立つものでなければならない。

私は運動が得意でない子供だった。走ることは好きな運動だった。でもクラスで特に早く走れた方でもなかった。人に語れるような華々しいスポーツ歴もない。運動能力は極々、普通。いや、普通以下だった。走り始めたのもほんの3年前、46歳の時だった。でもこんな私でも100kmのウルトラマラソンを完走できた。やろうと思って、努力すれば、必ず実現できる。それを自らの身体をもって証明できたことが何よりも自信に繋がった。自分にはまだまだ成長できる可能性があること、自分はどんな試練も乗り越える強さがあること、自分を最後まで信じることができたこと。それらをこのレースの完走で証明できたことで大きな達成感に満たされた。

100㎞を走るなか、自問していたことがある。何故、私は走るのか?今回の完走を通じて、その問いに、自分なりの答えをようやく見出すことができた。自分にはどんな試練も乗り越える強さがあるということを信じたいがために走っている。だから、どんなに辛く、苦しい思いをしても、また挑戦したくなってしまうのだろう。40代最後のレースに位置づけしていた、このレースで完走できたことは本当に嬉しかった。また、来年もチャレンジ富士五湖を走るんだろうな、私はきっと。


桜散るUTMF、桜咲け富士五湖

こんにちは。
2015年のULTRA-TRAIL Mt. FUJIの抽選結果の発表が4月1日にあった。
結果は落選。UTMFへの私の挑戦は花咲くことなく散った。今年で2年連続の落選。またしても夢は叶わなかった。
ss私には100マイルのウルトラトレイルの完走という夢がある。そのためにウルトラマラソンに取り組んでいる。ウルトラマラソンで必要とされる持久力は、ウルトラトレイル完走にも欠かせないと思っている。

次のレースは、4月19日のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン。FUJI 5LAKES、4LAKES、3LAKESと3つの部があり、私はFUJI 4LAKESの部の100kmウルトラマラソンにエントリーした。このレースはトレイルではなくロードが舞台。UTMF同様にFUJIの名前を冠したもうひとつのウルトラである。

UTMFの落選にいつまでも落ち込んではいられない。気持ちを切り替えて、目の前のレースに集中したいと思う。でも、もう2週間前なので、この時点でできることは限られている。まずはレースに向けてしっかりと疲労を抜き、体調を整えること。そして、ペース、補給などレースの展開プランを練ることくらいだ。

レースに向けたトレーニングでは、レース前の14週間、98日間で計1000kmを走り込むという目標を課していた。それは昨週に達成した。残り2週間で計90kmは走るつもりなので、直前14週間で計1140kmになる予定。

これまでの人生でこんなに夢中になって走り込んだことはない。よくこれだけ走ってきたと思う。自分で課した目標だからできて当たり前でしょうと胸張って言えればかっこいいのかもしれない。でも、なんだかんだと言い訳して、日課をサボりたくなる弱い自分を奮い立たせることが大変で、大変で。これまでリタイアしたレースでの情けない自分の姿を思い出し、気持ちを奮い立たせてきた。週末の長距離走のために疲労が抜けず、時には心が折れた時もあった。それでも積み重ね、積み重ね、ここまでの距離になった。これも長距離走に耐えられる心身を作り込みたいという思いから。今年のUTMFを絶対に走りたいという思いも強かった。だから、落選したときのショックは大きかった・・・。

走り込んだトレーニングの効果も少なからず認識できていて、毎週末の30〜40km程度の距離走、時間にして3〜4時間走を長いと感じなくなってきた。感じる疲労も当初ほどではなくなった。生理的、精神的持久力がついてきたということだと思う。やるだけのことはやってきたという自負はあるが、完走への不安は消えることはない。どれだけ走り込んでも、レースを走り切れるという保証はどこにもない。何が起こるかわからないという不確実性があることが、ウルトラの魅力でもあり、楽しさなのだろう。

今年、私のUTMFの花は咲くこともなく、すでに散った。都心の桜が散ったように。
でも、私の富士五湖の桜は、会心のレースで満開に咲かしたいと切に願う。