残雪期の巻機山

こんにちは。
GW初日の4月29日、前日の夜に思い立って、天候のよさそうな新潟に向かった。目標は残雪期の巻機山。
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巻機山は新潟と群馬の境にあり、上越国境の中核をなす山のひとつで標高1,967mと高くはないが、豪雪地帯の上越に位置するため、まだまだ雪が残る。

山頂からの景色は見事としかいいようがなかった。これを見たくて来たようなもの。残雪期ならではの雪の残る山々の姿に見とれてしまって、時間が経つのも忘れるほどだった。ぐるっと360度、越後三山から谷川連峰まで、上信越、福島の山々を見渡すことができた。
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最近まで、ウルトラマラソンのトレーニングでロードばかり走っていた。大会も終わったので、久しぶりに残雪期の山に行きたかった。ちょっと調べてみたら、5ヶ月も山自体に行っていなかった。山度数なるものがあるとしたら、私のそれはだいぶ低下してしまった。これからはロードからトレイルに活動の場を移して、自然を感じに出かけていこうと思う。


天子山地の毛無山

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こんにちは。最近は足繁く、お山に通っています。10月度3回目の山行は朝霧高原からの天子山地。

天子山地は富士山の西方に位置し、山梨と静岡の県境をなす山地。毛無山(1945m)を最高峰に、雨ヶ岳、天子ヶ岳などが南北に連なる。ご存知の通り、その連なる山の一部は日本最高峰の100マイル・トレイルレースUTMFのコースになっている。今回のターゲットは200名山の毛無山。

稜線に上がると、朝霧高原を眼下に目の前に富士山がどカーンと聳え立ち、雄大なこと、この上ない!
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参考までに、コースの概要は以下の通り。道の駅朝霧高原~麓~毛無山登山口~不動の滝見晴台~富士山展望台~毛無山(1945m)~雨ヶ岳(1771m)~端足峠~竜ヶ岳(1485m)~竜ヶ岳登山口~東海自然歩道~割石峠~139号線~道の駅朝霧高原。距離約25㎞、累積標高差1700mの周回コースです。


笠取山・唐松尾山・和名倉山縦走

こんにちは。10月2回目の山行は奥秩父。
多摩川水源域の笠取山、唐松尾山と和名倉山を日帰り縦走してきた。

標高1310mの作場平橋の無料駐車場を起点に、一休坂分岐~笠取小屋~笠取山(1953m)~唐松尾山(2109m)~西御殿岩~山ノ神土~東仙波(2003m)~和名倉山(2036m)~東仙波~山ノ神土~牛王院平~七ッ石尾根~牛王院下~三ノ瀬~作場平へ。約28kmの周回コース。山と高原地図の参考タイムは約17時間。自分の走力で約9時間。
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まずは、笠取山。山頂周辺からは冠雪した富士山をはじめとした遠望が楽しめる。奥秩父主稜の幾重にも重なる山並みを愛でる。富士山の左手の大きな山塊は大菩薩嶺。

笠取山山頂下にある水干(みずひ)という多摩川の一滴が始まる所に立ち寄る。ここから滴る水の雫は一之瀬川、丹波川と名前を変え、奥多摩湖に注ぎ、最後に多摩川と名前を変え、138kmもの長い旅を経て東京湾に注ぐ。

展望のない唐松尾山を下り、西御殿岩に立ち寄る。ここでは360度の絶景が独り占めできた。

山ノ神土から和名倉山を目指して北上する。コースが不明瞭な箇所がいくつかあるが、赤テープを慎重に探しながら進む。危険な箇所はないが、集中力が試され、ドキドキさせられる。山奥深く、ひと気がなくて不気味な感じさえする。山頂は展望はなく、苔むした樹林帯の中。小休止後、来た道を、山ノ神土まで戻る。P1030625
高原状の牛王院平からの七ツ石尾根は樹林帯の走りやすいトレイル。美しい紅葉の中、テンションも高く、牛王院下まで一気に下る。牛王院下から三ノ瀬までは林道走。三ノ瀬から舗装路を作場平の駐車場まで戻った。

週末にも関わらず、出会うハイカーも予想以上に少なく、ほぼ貸し切り状態の山行だった。タイミングが良かっただけかもしれないが・・・。お陰で静かな奥秩父のトレイルをたっぷりと満喫できた!


上信越の深い山 白砂山

こんにちは。10月某日、野反湖を訪れ、白砂山に登ってきた。

野反湖は、上信越国立公園に位置し、周囲12km、標高1513mのダム湖。2000m級の山々に囲まれていて、もともと湿原であったこともありシラネアオイ、レンゲツツジ、ノゾリキスゲの大群落があるなど高山植物の宝庫でもある。10年ほど前、たしかBE‐Pal誌で本当に気持ちいいキャンプ場で日本一にも選ばれたこともある野反湖キャンプ場もある。本当に素敵な場所なんです。

白砂山は、長野県・新潟県・群馬県の三県境、いわゆる上信越の国境にそびえる山。野反湖からは、前衛山に隠れてその姿は見ることはできない深い山です。野反湖ができて登山道が整備され登る人も多くなったようだが、かつては訪れる人も少なく秘峰だったのであろう。標高は2140m。日本二百名山のひとつに数えられる。

当初は野反湖の周りを取り囲む2000m級の山々をぐるーっと一周するプランを完遂するつもりだった。具体的には、野反峠を起点に八間山~白砂山~堂岩山~地蔵山~野反湖ビジターセンター~三壁山~高沢山~エビ山~弁天山を周り、野反峠を終点とする周回コース。実際は、野反湖ビジターセンターからの後半の部分は西側の遊歩道をショー トカット。結果として、コース距離は18.5km。コースタイムはゆっくり走って、歩いて5時間だった。

簡単に山行記を記しておきたい。道中、仮眠を取りながら、深夜のロングドライブ。早朝に野反峠に着いた。辺り一面、ガスに覆われて、眺望は全くなく。落胆させられる。一瞬、マジで引き返そうかと思った。折角だからと、何にも期待もせず、八間山登山口に向かう。この登山口は野反湖で最もポピュラーな登山コース。登り初めて徐々に高度をあげ、振り返ると、雲海に浮かぶ山々が見え、感嘆する。左から浅間山、右手は草津白根山。
P1030563八間山を越え、明るく開けた稜線上の笹原を進む。トレイルは整備されていて、歩きやすい。気持ちよく、稜線を歩く。もちろん走れるところは走る。稜線上から見る白砂山の雄姿。さすがは二百名山。貫禄がある。
P1030566堂岩山の分岐を白砂山へ。猟師ノ沢ノ頭などの小ピークを昇り降りしつつ、大展望の稜線をたっぷりと満喫した。最後の急登を喘ぎながら登りきるw。ここがやっと頂上かと思いきや、あれっ?ニセピーク?これを3回ほど繰り返し、ようやく、白砂山山項に着く。
白砂山頂
白砂山の山頂は360度の大展望で、上信越国境からの眺望を心ゆくまで楽しんだ。

ハイライトはここまで。白砂山山頂からは、来た道を堂岩分岐まで戻り、堂岩山~地蔵峠と樹林帯のトレイルを経て、白砂山登山口に到着。舗装路をダムサイトへ向かい、野反湖ビジターセンターに着く。当初プランではここから三壁山へ登り返し、高沢山~エビ山~弁天山を縦走しようと思っていたが、体調と相談の上、野反湖西側の遊歩道を行くショー トカットを選択。ここからは、6月に開催されたSPA TRAILのコースそのもの。5kmほどのほぼフラットな遊歩道を余韻を楽しみながら野反峠に戻った。野反湖
残念ながら、紅葉の見頃は過ぎてしまったが、稜線上から見るスカイビューの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあった。次は、7月のノゾリキスゲの大群生の開花の時期に野反湖を再訪したい。


五百万本の曼珠沙華

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9月末の週末、埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華が見頃の後半と聞き、慌てて見に行ってきた。

曼珠沙華。マンジュシャゲ。
別の名を彼岸花。
秋彼岸の時期に真紅の花を咲かす。

私が巾着田の曼珠沙華の存在を知ったのは2年ほど前。たまたまネットで見かけた真紅の曼珠沙華が群れなして咲き誇る写真に興味を惹かれ、生で見たいと思っていた。今回は見頃の後半で色あせたり、萎んだ花も一部見られたが、遅咲きのポイントではまだまだ見頃といっても良い状態であり、十分満喫できた。思い切って来てみて本当に良かった。
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ここでは春は桜、菜の花、秋は曼珠沙華、コスモスなどと季節ごとに花々が見頃を迎える。中でも、曼珠沙華の群生は日本有数の規模で、なんと五百万本もある。五百万本と言われてもピンと来ないと思うが、簡単に言えば、数え切れないほどのたくさんの曼珠沙華が咲き誇っているということです。一面が真紅の絨毯を敷き詰めたように、真っ赤っかなんです。マジで美しいの一言。
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コスモスも一面に鮮やかに花を咲かせていて、こちらも見事でした。後方には日和田山(標高305m)。
P1030546日和田山山頂付近から巾着田を見ると、高麗川に沿って、きんちゃくの形に見えることから巾着田と呼ばれるようになったそうだ。確かに丸みを帯び、巾着っぽい。
P1030547副都心線を使えば渋谷から乗換えなしで西武池袋線の飯能駅まで行ける。飯能駅から一駅で最寄り駅の高麗駅。高麗駅から徒歩15分で巾着田です。巾着田に咲く花々の見頃に合わせて、飯能アルプスのトレイルランやトレッキングの前後に立ち寄ってみてはいかがでしょう?


雲上の御嶽山

8月18日、雲上の霊峰・御嶽山に登ってきた。
スカイビュー御嶽山は標高3067m。日本で14番目の高さ。独立峰では富士山に次ぐ高峰。5つの火口湖、5つの峰が連なる美しい山容を持つ。

7月19、20日に御嶽山麓で行われたレースOSJおんたけウルトラトレイル100kに参戦した。その時に御嶽山の雄大さを味わい、登頂してみたいと思っていた。この数日、前線が停滞していて悪天候であったが、この日は午後に晴れるという予報を信じて敢行した。

ルートは御嶽山の主峰剣ヶ峰への最短コースに頂上周遊の池めぐりを加えた。
田の原〜金剛童子〜王滝奥の院〜王滝頂上〜剣ヶ峰〜お鉢巡り〜二ノ池〜摩利支天山〜継子岳〜四ノ池〜三ノ池〜ニノ池〜王滝頂上〜金剛童子〜田の原。
総距離17.3km。累積標高1578m。参考までに山と高原地図のコースタイムは11時間30分。

田の原は剣ヶ峰への最短コースである王滝口コースの登山口。2180m地点まで車で来ることができる。登山口には立派な鳥居がある。御嶽山は信仰の山だ。厳かな気持ちで出発する。スタート時は小雨。
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標高2475mの金剛童子を越えた辺りから森林限界となり、視界が広がる。ハイマツの中を進む。
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9合目。この辺りから、呼吸が苦しく、心拍も高くなる。呼吸を整えながら、ペースを落とし、ゆっくりと登る。途中、8月24日に行われるOSJおんたけスカイレースの試走をしているトレイルランナーが下ってきた。天候が悪く、四ノ池まで行かずに二ノ池で引き返してきたという。

王滝奥の院横の地獄谷展望台から怖々と地獄谷を見下ろす。御嶽山は現在も活動している活火山でもある。
地獄谷
待望の剣ヶ峰は残念ながらガスの中。少し待てば、ガスも晴れるだろうが、先を急ぐ。
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一ノ池の外輪山を廻る、お鉢巡り。地獄谷からは硫黄の臭いが立ちこめる。
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お鉢巡りお鉢巡りを下った先にはエメラルドグリーンの二ノ池。標高2905mにある日本最高所の湖沼。木曽川の最上部でもある。青い屋根の山小屋は二ノ池本館。
P1030491二ノ池からは賽の河原を越え、摩利支天山(2959m)を目指す。摩利支天山の頂上からは立ち上る雲々の素晴らしい眺望。心地よい風の中、いつまでもここに留まっていたいと思えた。
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後ろ髪を引かれる思いで摩利支天山を下り、飛騨頂上を経て、5つの峰の内の最北の峰の継子岳(2859m)を目指す。丁度、中間地点となる。
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継子岳からは南へ折り返す。下った先の四ノ池では小川が流れ出していた。裸足になり小川の冷たい水でアイシング。この小川の先には、日本最高所の滝と言われる、落差90mのまぼろしの滝がある。轟音が聞こえるが、残念ながら上からは見ることはできない。
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四ノ池から三ノ池へ進む。三ノ池は水深13.3mと日本一深い高山湖。三ノ池乗越から巡ってきた縦走路を振り返る。充実感で満たされる瞬間。
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賽の河原、、二ノ池を経て、まごころの塔へ。そこから剣ヶ峰を振り返る。その後、王滝頂上から足早に王滝口登山道を下り、田の原に到着。無事に下山。

御嶽山は白装束で修行する人も多い信仰の山である。至る所に、その信仰の跡を見ることができる。自然の雄大な姿に畏敬を感じ、この地を霊山としたのであろう。本当に素晴らしい山でした。御嶽山、ありがとうございました!
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最後に、今回の山行は偶然にも、OSJ おんたけスカイレースの直前週だった。それもコースは中核部分を辿っていた。この壮大な景色の中なので、きっと思い出に残る素晴らしいレースとなるだろう。参加者が怪我なく無事にゴールすることを祈願しています!パワーバー


霧の鳳凰三山

8月16日、南アルプスの鳳凰三山に登ってきた。
残念ながら、霧に阻まれ、期待した稜線からの眺望は見られなかった。
P1030403鳳凰三山は南アルプスの地蔵岳(2764m)・観音岳(2840m)・薬師岳(2780m)の3つの山の総称。鳳凰山とも呼ばれる。南アルプスの入門的な山でもある。

ルートは1380m地点まで車で来れる夜叉神峠登山口からのピストン。距離24.9km、累積標高2275mになる。山と高原地図のコースタイムは15時間20分。

静かな樹林帯をひた走る。
トレイル南御室小屋を越え、森林限界に出る。そこは白砂と巨岩の稜線。晴れていれば、最高の眺望を得られたろうに、残念。
稜線
南アルプスの山々の眺望は得られず。代わりに虹が出迎え。
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最終目的地の地蔵岳のシンボル、オベリスク。予想以上に大きい。くちばしの裂け目から登ろうとしている人の姿も。しばらく見ていたがこの方は登れず、戻ってきた。
オベリスク賽ノ河原の御地蔵様たち。この山も古くからの信仰の山。霧の中、ただ佇む。
地蔵今から7、8年前になろうか。会社の同僚3名で始めたトレッキング。奥多摩、丹沢など都内から至近の山に出かけるようになった。鳳凰三山も早期にターゲットとなった。当時は青木鉱泉からドンドコ沢沿いのルートをたどり、1泊2日で鳳凰三山を登頂するつもりだった。当時は走ってもいなかったので、今ほどの体力もなく、慣れないテント担ぎでヘトヘトになりながら、予定通り、鳳凰小屋でテント泊。翌朝の悪天候で、地蔵岳のオベリスクも拝まず、下山。そんな苦い思い出があった。その後、なんとなく足が遠のき、再び訪れる機会を失っていた。過去の思い出を清算したことにもなったので、曇空の中、思い切って来てみて良かったと思う。唯一の心残りは、白峰三山を初めとした眺望が味わえなかったこと。また来ないといけないな、これは。

 


富士山初登頂

8月7日、日帰りで富士山へ初めて登ってきた!
40代の最後の夏という人生の節目の年なので、以前から行きたかった山には厳選して登っています。
P1030370吉田、富士宮、須走、御殿場の4つの富士山登山ルートの中で、選んだのは御殿場ルート。山頂までの標高差が2,330mと大きく、距離も往復20kmと長い、山小屋も少ないなどの理由で、一番のマイナールートだ。
P1030358このルートは、普通は御殿場口新五合目が起点となるが、今回は水ヶ塚公園を起点とした。2013年のUTMF(STY)参戦した時に、印象に残った樹林帯をもう一度味わいたかったからだ。
往路は水ヶ塚公園~四辻~上双子山~御殿場ルート~山頂へ。
復路は、山頂~御殿場ルート七合目~宝永山~第一火口縁~須山口登山歩道経由~水ヶ塚公園へ。
総距離28km、累積標高は2,700mとなった。

前半、休憩もろくに取らず、頑張り過ぎたから、そのツケが後半に来た。3,000mを越えたあたりから、高山病の典型的な症状の激しい頭痛に襲われる。初めての高山病の経験でもあり、最初、頭痛を高山病とは思わなかった。高度を落とせば楽になると思ったが、結局、自宅に戻るまで頭の重さが残った。翌朝には頭痛はなくなっていたけど。

加えて、長い下りを飛ばしすぎて、今度は足の爪がやられる。等々、トラブルが続き、距離の長さもあり、初の富士山は苦行要素満載となった。
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それでも、雲海など自然のスケールの大きさに圧倒されっぱなしで、日本最高峰に立ったという充実感も感じた。
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須山口登山歩道から水ヶ塚公園までの樹林帯のなかのトレイルもこれまた素晴らしく、静かなトレイルを満喫。
振り返れば、良くも悪くも思い出に残る、初の富士山登山となった。

 


涼を求めて裏磐梯

8月某日、猛暑から逃れ、涼を求めて福島県の裏磐梯に行ってきた。
磐梯山南側の表磐梯に対して、北側の裏磐梯。磐梯高原とも呼ばれ、標高800mの高原には美しい自然と湖沼群が広がる。
磐梯山は表から見る姿と裏からの姿では大きくその姿を変える。表側から見ると、独立峰の堂々たる姿を見せるが、裏側の山容は大きくえぐれた荒々しい姿を見せる。
P1030339この痛々しいともいえるこの姿は、1888年(明治21年)の大噴火によってできた。噴火により、小磐梯と呼ばれていた一つの山頂が北側に崩れて川を堰き止め、桧原湖、小野川湖、秋元湖や、五色沼など大小300もの湖沼群が形成されたという。右が磐梯山山頂(1818.6m)、左が櫛ヶ峰(1636m)。

今回のコースは、磐梯山、猫魔ヶ岳、雄国沼の周回縦走コース。裏磐梯登山口~裏磐梯スキー場~銅沼~中ノ湯跡分岐~弘法清水~磐梯山山頂~弘法清水~中ノ湯跡分岐~八方台登山口~猫魔ヶ岳~雄国沼~雄国沼登山口~国道459号経由で裏磐梯登山口へ戻る。裏磐梯登山口のそばのゴールドハウス目黒前の駐車場を利用。トイレ、自販機もある。
山と高原地図での参考タイムは9時間45分程度。距離25km、累積標高1387m。
image裏磐梯登山道入口から裏磐梯スキー場までは砂利道を行く。スキー場の緩いゲレンデを登り切り振り返ると、桧原湖や雲海に浮かぶ吾妻連峰までが見渡せた。
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前方には磐梯山がさらに存在感を増して迫る。
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銅沼(あかぬま)の手前の名の知れない沼。木立が鏡のように水面に映り込み、綺麗。
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エメラルドグリーンの銅沼と磐梯山の火口壁。
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銅沼からお花畑を経由して弘法清水へ。弘法清水には弘法清水小屋と岡部小屋と2軒の茶屋がある。写真の右手には特徴的な天狗岩、左手にはお花畑が広がる。P1030312
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P1030317弘法清水から20分程度で磐梯山山頂。山頂は残念ながら雲に覆われ展望無し。その後、来た道を戻り、弘法清水でのどを潤し、中ノ湯跡分岐へ。このあたりから八方台登山口からと思われる老若男女、たくさんのハイカーとすれ違う。林間学校なのか、50名以上の規模の小学生高学年の団体も。

八方台登山口の駐車場は50台程度駐車されていて満車状態。ここは磐梯山への最短ルートなので一番のメジャー登山口。ここから猫魔ヶ岳やまびこ探勝路を行く。6月にハイカーが熊に襲われたため登山道の入口には熊注意の看板がでていた。熊鈴は欠かせません。磐梯山の賑やかさとは一転、ハイカーにはほとんど出会わず、静かなブナの原生林のトレイルが続く。1時間ほどで猫魔ヶ岳(1404m)を通過。雄国沼の分岐の猫石を目指す。巨岩を積み上げたような猫石からは外輪山に囲まれた雄国沼の眺望が見事。
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雄国沼湿原は国の特別天然記念物に指定されている。6月下旬から7月上旬はニッコウキスゲの大群落を見る人たちで賑わうようだ。次回はハイシーズンに訪れてみたい。P1030335沢沿いの雄国沼せせらぎ探勝路を辿り、下山。最後は猛暑の国道を走って無事帰着。
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裏磐梯の桧原湖に10年以上前からバスフィッシングで年に一度程度の頻度で通っていたが、湖上から眺める磐梯山の雄大な姿に憧れをもっていた。長年の夢が叶い、ようやく磐梯山に登ることができた。特に印象に残ったのは、猫魔ヶ岳や雄国沼のトレイル。大好きなブナの原生林に囲まれ、ハイカーも少なく、少しだけ思いっきり走ることができた。いま一番のストレス解消法は静かなブナ林のトレイルをひたすら無心に走ること。これに勝るストレス解消法はない。やっぱりトレイルは最高です。


紅葉の両神山

9日。紅葉が見たくて、トレーニングを兼ねて両神山に行ってきた。
紅葉両神山(りょうかみさん)は埼玉県小鹿野町と秩父市の境目にある標高1,723mの山。

ルートは最もメジャーな日向大谷口~清滝小屋~山頂の剣ケ峰~清滝小屋~日向大谷口。
このトレイルは往復8kmほどある。少し物足りなさを感じたので、車を「道の駅 両神温泉」にデポし、県道279号を登山口の日向大谷までランニングすることにした。地図上では10kmほどと見ていたが、実際は片道12km、往復24kmのロード走となった。
結局はトータルで往復32km、約7時間のアクティビティとなり、程よいトレーニングにもなった。

美しく黄金色に色付いた樹林。この中を走る気持ちよさ。これを味わいたくて何度でもトレイルに来たくなる。
黄色
紅葉のトレイル
落ち葉でフカフカのトレイルは脚に優しく。ガサガサという音は耳に心地よい。
葉っぱ雰囲気のあるログハウスの清滝小屋。営業は中止され、無人開放されている。清滝小屋
山頂の剣ヶ峰からの360度の大展望。残念ながら雲が多く遠くまでは見渡せず。晴れていれば北アルプスまでも見える。
山頂
トレーニングの後は道の駅両神温泉に併設された町営の日帰り温泉「薬師の湯」へ。露天風呂はないが600円とリーズナブルです。
薬師の湯正直、両神山には数年前の雪期に途中で撤退した苦い思い出があり、足が遠のいていた。紅葉の時期に再び訪れて、この山の素晴らしさを再認識した。5月のヤシオツツジの季節にまた来たいと思う。