先日、南高尾で行われたMMA地図読みに参加した。
NBトレイルラン部と一緒に行った南高尾で迷いそうになって「地図読みは大切だな」と実感していたところに、エディが「MMA地図読みにスタッフで参加しませんか?」と、とてもよいタイミングで誘ってもらった。
講師は森勝先生。本業は低山小道具研究家&アウトドアライターなのだが、ご本人いわく「探検家」。固定概念にとらわれない柔軟な考え方が(失礼ながら)MMAにピッタリ。
まずは森勝先生の立ち講義。ふむふむ。なるほどなるほど。説明もわかりやすく、あたまの中では理解した(つもり)。
その後みんなで地図をみながら実践。南高尾を徘徊する。慣れたところで森勝さんが指示したルートをコンパスと地図を頼りに各自進むトレイルランコーナー。
「こういうのは実践あるのみ!単独行動だろう!」
と、みんなが考えている間にずいずいと進むも、いきなり間違えていたらしく、ひとりラビリンス状態!まったくたどり着けないどころか、3回も山を上り下りする羽目に。。。
何故ここまで迷ったかというと、この時の心理状態「間違えたことによる自分自身への疑心暗鬼」というのが大きい。地図やコンパスではなく、自分自身が信用できなくなってしまうのだ。
そこで森勝先生のおっしゃっていた「迷った時には一休みして珈琲でも飲む」というのを思い出し、いったん足を止めてみる。その後はすんなりとコースを進めた。間違いなくみんなの3倍は走ったがw
スタッフとして参加しながらお待たせしてしまい大変申し訳ございません。と思ったら、みなさん先に進まれていた。お待たせしなくて、逆によかった。
森勝先生とショートカットコースを進みながら、いろいろと意見交換。低山での地図読みはこれから暑くなる季節では厳しいので、秋にまた新しい趣向のイベントが開けそうな気がする。
秘密のベンチでみなさんと合流し、無事下山。なんとも有意義な一日だった。
地図読みで重要なことは、ある程度のベース知識を学んだら、あとは「習うより慣れろ」、常に東西南北を意識することだなと思った。まずは時計につけるコンパスを買いに行かないと。
これからは山で分岐になった際にも、地下鉄の駅から出た時にも、右や左とは思いません。東か西か、南か北か、です。