今年も残すところあと数日。今週はトレイル忘年会の日々。
ぼくはお酒を飲まないので忘年会に出る機会は少ないのだが、この方々に誘われたら喜んで出かける。
中央はマウンテンフォトグラファーの藤巻翔くん。みなさまが雑誌やWEBで見ているトレイルランニングレースの写真の中には、必ず翔くんの写真があるはず。
そして手前が伝説のトレイルランニングマガジン「タカタッタ」を編集していたドビーさん。ぼくがトレイルランニングを始めた時、専門誌はタカタッタだけだった。当時はトレイルランニングの情報は少なく、どれだけこの専門誌に救われたことか。
ドビーさんに関してはこちらのブログに詳しい。
翔くんが発起人となり、翔くん&ドビーさんネットワーク、そしてドビーさんの編集力で生まれたのが、相馬剛さんの勇姿と日本のトレイルシーンの歴史を記録した写真集「BEYOND TRAIL」。
デザイナーとしてこの写真集に関わることができたのは、ぼくにとって間違いなく今年のビッグトピック。
写真集は2月に出版されたけど、トレイルシーズンに突入してなかなかスケジュールが合わず、ようやく忘年会を兼ねて打ち上げを行うことができた。GRANNOTEの千葉さんも参加。
「写真集『BEYOND TRAIL』はどのようにして生まれたのか」
ぼくらはカメラマン、編集、デザイナー、WEBディレクター、言ってみれば裏方のような存在。でも、トレイルシーンをよりよくするための話が尽きることはない。深く、熱い。
翔くんがアウトドアシーンを撮影するのも、ドビーさんがアウトドア雑誌を創刊したのも、千葉さんがGRANNNOTEを運営するのも、そしてぼくがMMAをやっているのも、トレイルランニングが好きだからだ。
もちろんぼくらだけではなく、多くのトレイルシーンを愛する人たちがこのカテゴリーを支えている。そこには熱があり、だからぼくは明るい未来が待っていると信じている。
「BEYOND TRAIL」はトレイル専門店などで発売中です。完全限定生産なので、まだの方はお早めに。トレイルシーン史に残る写真集です。
こちらはマイチーム「心折れ部」の忘年会。
2011年から2014年くらいまでは活発に活動していて、当時は縦横無尽にトレイルを駆け巡る黄色い軍団として知られていた。
でも最近は続ける人、休止する人、止める人など様々。趣味なのでそれもまた良し。だから忘年会というよりも同窓会という感じだった。
それでも共にトレイルに向き合った時間が輝きを失うことはない。またいつか一緒にトレイルを走ろうよ。
そんなトレイル燃え尽き症候群について、心折れ部の盟友チーム「IBUKI」リーダーのKINGが雑誌「RUN+TRAIL」で赤裸々に告白。絶賛発売中なので要チェック!