先日、最近トレイルランニングを始めたという方とお話しする機会があった。
ロード歴は長いそうで、楽しそうにトレイルランニングの話をされていたのだが、レースの流れからポイントの話になった。
冒頭の写真は懐かしい一枚。2012年の第一回STYスタート前。この時は参加資格ってあったかな?UTMFはあったような。。。記憶曖昧。。。(ちなみにこの時はMMAもRBRGもなかった)
UTMBでもUTMFでもエントリーに必要な参加資格=ポイントがある。もちろんぼくも知っているけど、「何のレースに何ポイント必要なのか」ということに、あまり詳しくなかったりする。
トレイルランニングにおいてレースは大切な喜びの要素だと思う。目標のレースがあるのもいいことだと思う。実際、ぼくも目標レースはいくつかある。ただ、
「そのレースに出るために、必要なポイントを得られるレースに、ポイントのために出る。」
という発想はない。否定はしないけど、本来は「自分の走りたいレースを走った結果として、ポイントがたまっていた」という感じがいいのではと思っている。
当たり前の話だけど、エントリー資格を設けているレースは、それだけの実力と経験値が必要ということなのだろう。だいたい2-3年分くらい前のポイントは持ち越せたと記憶している。ということは、焦ってポイントのためだけにレースに出なくてもよいのではないだろうか、なんて思ってしまう。
トレイルの楽しみ方は人それぞれだけど、今は競技的な側面がトレイルシーンを支えている印象がある。個人的には、トレイルランニングはもっと幅広く楽しめるのではないかとも思う。
そこでしか見ることができないトレイルの景色。移り変わる季節を感じる自然の香り。ひとりでは経験することが少ないであろう夜の山のワクワク感やドキドキ感。トレイルランニングだからこそ味わえる楽しさ。
昨年、香港のトレイルを走りたくて参加したTRANS LANTAU50を完走したら、ポイントがついてきた。(2015年は所有ポイント0だった)
そのポイントで今年の勝負レースOCCに参加することができた(またポイントがついてきた)。
ポイントは大切。ぼくもそう思う。でも、トレイルランニングはそれだけじゃないよね。そんなことをあらためて思った。
焦らず楽しむ「スロートレイルランニングライフ」。それが根付いたら、トレイルランニングをやめてしまう人も減るのかな。
3 コメント
オレ 、GOLFはスコアー気にしないで楽しむタイプだから…と言いつつ、ちゃんとスコアー数えてて、今日は自己ベストが出たとか100切ったとか言う奴と同じ…
Satou 様 コメントありがとうございます。全然違いますが、そう思われたのであれば、まだまだぼくの文章の真意が伝わりきれていないということですね。よりわかりやすく書けるように精進しますね。
[…] ポイント MOUNTAIN MARTIAL ARTS […]