先日、信越五岳トレイルランニングレース(SFMT)に行ってきた。
ランナーとしてではなく、ペーサーとしてではなく、スタッフとしてではなく、取材で。
MMAユーザーの大介くんが初の100マイル挑戦、さらにMMAブロガーのトムがペーサーをするというので、その様子を記録に残そうという話になった。
そこでサポートメンバーに加えて、フォトグラファーの小野口さんとぼく(雑用兼運転)も合流して、大介くんの初100マイルの様子を追った。
TEAM MMAの面々。
その話は近日中にサイトにアップします。こちらのブログでは別視点、サポートとして。
以前も書いたけど、ぼくはノーサポート主義。だから自分がサポートをするという経験はない。今回もサポートという役割ではなかったものの、ランナーを追うという行動は同じ目線だったと思う。そこで思ったこと。
なにしろ大変。
まず土地勘がないので、車で移動しながらエイドの場所を探すのが一苦労。何回Uターンしたことか。。。
今回は信越五岳のオフィシャルサイトのサポーター向けのアクセスマップを活用した。施設の名称とエイドが離れている場合もあるので、勘に頼るよりマップに頼ろう。
さらにランナーの到着時間を想定しなければならない。こちらもオフィシャルサイトからリンクされている「TRAIL SEARCH」と、事前にランナー自身が作った予定表を見比べながら到着時間を予想する。
こうしたサービスはフル活用しないと、下手をしたらランナーを追い続けられない。ぼくらは二人で追いかけていたからいいけど、もしサポーターがひとりだとしたら、かなりの心労と重労働だ。実際に想定より早くランナーがついてシャッターチャンスを逃したこと数回。早かったり、遅かったりと、想定通りというわけではない。
さらにさらに、どこかで睡眠時間も確保しなければならない。市民ランナーであれば100マイルでフィニッシュまで24時間以上はかかるだ可能性だって高い。サポーターが自分自身で運転するのであれば、寝不足はリスキー。
さらにさらにさらに、食事もとらなければならない。昼間はどこか食堂などで食べられるかもしれないけど、夜はコンビニ頼り。しかしコンビニもなかなか見つからない!
戸隠エイドに一度行った後、コンビニに行こうという話になったが、一番近くで車で30分弱移動しなければならなかった。行った先のコンビニはサポートの方々も見受けられ、お弁当やサンドイッチはほぼ完売状態。みんな同じような状況で献身的に闘っているのだ。
ぼくらが某エイドで待っていた時の出来事。フォトグラファー小野口さんが「到着したランナーがサポートの方に電話に出ないって怒っていた」シーンを見かけたという。
ランナーのみなさま。
サポートするというのは想像以上に大変です。レースを走るのはツラいことも多いでしょう。でも好きでやっているのだと思います。それを献身的にサポートしてくれる方には、やさしく接しましょう。
と思った次第。
※写真は関係ありません。
歴史的シーン、と言ってもいいと思う。
おっくん、優勝おめでとうございます!
信越五岳、いろいろと楽しかった。参加されたランナー、サポーター、スタッフのみなさま、おつかれさまでした。MMAを着用していただいているランナーさん、声をかけていただきましたみなさま、いつもありがとうございます。