2月16日(日)、朝7時に起きて、みなさんお馴染みの トレイル&ランニング専門店 Run boys! Run girls!さん主催のランボー大学レース学部 UTMF/STY学科を受講(参加)してまいりました。
今年、はじめてSTYに出る権利を得たので、もう今からハラハラドキドキ。
今回のランボー大学は、2013年に実際にUTMF、STYを完走した様々なレベルの一般ランナーの方々の話を聞けるというもの。プロの方の話は刺激になるし、練習法や色んなコツを耳にしますが、結局のところ私のような大会の度「制限時間」を気にしているギリギリ走力のランナーにとっては、比較的身近な方の話がとっても気になるわけです。
この日、みなさんが共通しておっしゃっていたのは、「人によって違う。自分にあった方法を見つけること。」ということ。
ウエアにしても、そのほかの装備にしても、補給にしても、レース展開で気を付けることにしても、ずっと速いスピードで走り続けられる人と、歩いたり走ったり止まって休んだりする人では全く違う。自分を知って、自分のより良い方法を見つけるべきなのだと改めて感じました。
<以下、特に気になった話>
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◎ロングレースでは必ず聞く『下りで足を使い果たさない』
(たしかにへなちょこランナーの私が調子に乗ると確実に後々痛い目をみる!笑)
◎『すばしりの後の三国が・・・』と、“杓子”に加えて“三国がキツイ”、という話題が頻出
◎ジェルやアミノ酸はエイド間で摂る数を決めて、それぞれをジップロックでまとめる。万が一残っても次のジップロックと取り換えることで補給ミスを防ぐ。
◎気持ち悪くなった時でも自分はこれなら食べられるというものを用意する
(コンビニのウィダーゼリー、おかゆ、冷たいスープ、ぺヤングなど意見は色々)
◎腹巻を着る、お湯を飲む、など胃の対策には“内臓を温める”という意見多数
◎とくに腹巻は、レベル関係なく予備で持っているという人も多かった
◎ロキソニンは血圧が下がるので登りの前で飲まない方がいい
◎エイドでやることは事前に紙などに書いておかないと、当日になると頭が働かない。
(これはUTMF完走者の話。STYでそこまで必要かどうかはわからないけれど)
◎とにかく身体を冷やさないように、Tシャツや靴下(場合によっては靴)の替えを用意しておく
◎昨年の4/27杓子山の推定最低気温はAM1:00で-2.2℃・・・!
◎レインウエアは、大会前に必ず専用の洗剤で洗うなど、防水機能を万全にしておかないと意味がない
◎スピーカーの全員、サポートがついていた
◎しかし、サポートに甘えすぎるとエイドで休みすぎてしまうので注意
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特に、胃をあたためたことで、気持ち悪さからなんとか復活したという話は、去年信越で気持ち悪くなってハンガーノックになった私には学ぶべき情報!さらに、「補給計画はエイドごと、すべてまとめておく」という技。どこへ行っても“計画的に補給すること”という話は聞きますが、とにかく一歩でも前に進むことに必死な私にとって(笑)、補給のことを考える余裕などなさそうなので、判断能力が低い中でも半強制的に摂れる状況を用意しておくというのはナルホド!と感じた点でした。
あとはやはり、ウエアリングはとにかく、体質や走力レベルに大きく関わるもの。
寒がり、汗っかき、ゆっくりペース。当日までに色々レイヤーを試したりしつつ、より良い状態を探してみたいと思います。レインウエアの防水機能についても、確かにあんまりみなさんやっていなさそうで大事なポイントですね。
1日で男女色んなレベルの方の話がいっきに聞けてとってもためになりました。
みなさんのエピソードやリアルな体験談を聞いて、なんとなく少し、自分が走るイメージが沸いた気がします。
まぁ、とにもかくにも、一番には練習ですね!(笑)
2 コメント
[…] 防水素材の違いとか、透湿性とか、軽量とか、シームがどうとか、必携品に沿ったものであることはもちろん重要ですが、それよりもなによりも、大事なことがあります。それは、2月に行われたランボー大学の「ランボー大学レース学部 UTMF/STY学科」でエディさんが言っていたひとこと。 […]
[…] 温かいものが食べたいけれど、このあたりからエイドの固形物が少しずつ足りなくなっていて、おにぎりがない。バナナと手持ちのバーなどを食べ、エイドのめんつゆ(中身なし。笑)を飲んで、お湯を入れたら早々に出発。小さなボトルにお湯を入れて携行する作戦は、STY前のランボー大学 UTMF/UTY学科でランブラーさんから聞いたもの。これに何度も救われて、おかげで吐いたことは一度もありません。危ないな、と思ったらすぐお湯を飲んで、ホッカイロをお腹に貼って、とにかく胃を温める。だんだんと固形物が苦しくなったけれど、これで乗り切りました。 […]