今日は数年前からはじめた自分ルール、正月に決める【やること100】を紹介しようと思います。
目標ではありません。公約でもありません。願いでもないし、“やりたいこと”でもない。やること、です。死ぬまでにやりたいこと100とも違い、将来設計とも違い、今年、やること、の100個です。意外と同じようなことをやっている人がいるのだと最近になって知りましたが、特に何か見本にしたものや参考にしたものはありません。
社会人になって覚えたTO DOという言葉。
結構好きです。新卒の頃からの自己流ですが、仕事でTO DOノートというのを作っていて、1日の終わりに見開き右ページに翌日の新しいTO DOを書いて、やり残したことは翌日も引き継ぎ次のページに書く。やり終えたものは、わかりやすく線を引く。これを毎日繰り返し、1ヶ月たってもやらない、できない項目には「やらなくていいこと」なのではないかという見直しをするという仕事方法です。このTODOリストを作りつつ、数年前に急に思い立って【やること100】をはじめました。
TO DOリストというビジネスマンが使うワードは、(忘れずに)すべきことの一覧という意味合いが強いように思います。仕事では、よく言われる優先すべきは、クオリティと効率のバランス。だいたい忙しさに追われて、やろうやろうと思っていてもずっとやれていないこと、はやらなくていいのではないかという「捨てる」、もしくは「別の手段に見直す」ことも重要だと学んできました。
プライベートに置き換えてみると、そうとは限らないというのが勝手なわたしの持論です(笑)例えば、引っ越して以来、カーテンを買い替えずに丈詰めをしようしようと思いながらせずままに過ごしているとか(わたしだけ?笑)、一度ぜんぶ布団を買い替えようと思いつつ一人暮らしを始めた学生の時に実家から持ってきた毛布や羽毛布団を使い続けているとか。あとは、ちょこちょこたまにやるヨガにちゃんと通ってみたいとか、いつか上等な包丁を買い揃えたいとか。そういう些細なことだけれど、やろうやろうと思っていてできていないことが、たくさんあるんです。
それから、そんなしょーもないこととは別で、ふんわりと持っている「夢」みたいなものの中からやること100に入れることもあります。俳優のだれだれさんと結婚できたらなぁとかいう憧れとか妄想みたいなそういうことではなく(笑)、本当は手が届くすぐそこにあって自分の行動次第で掴めるのに、勇気が沸かなくて、「夢」だと言ってしまっているもののことです。一歩踏み出すこと、現状を変えることにびびって『いつかできたらいいと思ってるんだよねぇ』とつい言ってしまうようなこと。
それらをできるだけ定量的に、もしくは具体的な形でリスト化します。
しょーもないことからおっきいことまで、たくさんあるはずなのに100個挙げるのは意外と大変です。正月と言いつつ、だらだら考えていると1月いっぱいまでかかったりします。やること100のいいところは、改めて列挙してそれを常に見ながら実現していくということはもちろん、100個挙げようとする時に、わすれていた大事なことを思い出す、目をそらして自分に後ろめたかったことに向き合う、些細なこととぜったい成し遂げたいことの優先順位が見えてくることなど、自分の気持ちと向き合えることです。それを、1年のはじめに行うことで、去年の自分から今年の自分へ、変わるような気がするのです。
今年は、初めて、100じゃ足りないくらいどんどんやることが湧いてきました。考える間もなく湧いてきました。それは、去年出来ずに悔やんだことが多かったのもあるし、やることがたくさんあって幸せだということでもあると思います。
去年は、OMM RACEをきっかけに、一生懸命考えては走る、走ってみては考える「読図」がすごく面白くて夢中になりました。きっと、脳みそと身体フル回転!!というのが好きで、性に合ってるのだと思います(笑)今年も絶賛人生迷走中ですが、迷いながらも自分のコンパスや地図を駆使しつつ、100のやることを1つ1つ実現して、一歩も二歩も先に進んでいきたいと思います。
あっという間の1月が終わり2月になりましたが、【やること100】けっこうおもしろくて、消し込んでいく度に爽快で、おすすめです。