こんにちは、JUNです。
5年以上振りのハーフマラソンに参加してきました。
最近思うのですがワタクシ、走るのは好きではありません(笑)
いや一応、超少ないながらもランニングは継続していますし、
一応自分としてもランナーの最底辺にはしがみ付いているつもりなのですが、
根本的には走るのが好きでは無いんだなぁと思う事が多々。
いや、身体を動かすのは好きですし、実際に走り出してしまえば「あー、気持ちイイなぁ♪」とおもうのですよ。
でもね、その走り出す前の葛藤というか、
「あー、面倒くさいなぁ」とか、
「他の用事もやらなきゃだしなぁ」とか、
「このTV見てからにしよー」とか、
何かと理由を付けて走るのを拒んでいる自分が居る。
でも、なんでそれでも何で走り続けているのかといえば、
「老後も足腰丈夫に元気な人でいたいから」
最近は健康寿命なんて事も言いますが、私は老後もアクティブに活動したい。
今の日々、なにかと大変でもなんとか頑張って仕事をしているのは、
老後にやりたい事をやって楽しく過ごしたいから。
そんな時に足腰が弱かったり、病気がちで遊べなかったらそれこそ大変。
それだけは絶対に避けたいというのが私の最大の目標。
そして最大の走る理由なのです。
今回はその一環として、今回はハーフマラソンにエントリーしました。
前シーズンの近春にはフルに参加しましたが、あまり練習せずにフルで5時間とか走るのは、
ダメージがデカイし逆に身体に悪い。
うん、だめだわアレ(汗)
さて、小川和紙マラソンです、ハーフマラソンです。
比較的地元から近いのですが、ラン歴10年にして今回初参加になります。
1年目からトレイル大好きになってしまいましたからね。
機会が無かったです。
ハーフの定員が2100人程度のまぁ小規模な大会。
今回参加して分かりましたが、参加者は地元の方を中心に、地元をあげて取り組んでいる、
そんな町の大会と言った感じです。
地元のスポーツ団体や、会社や役場の若手や元気な方。
地元の老若男女が会場で、かたや同窓会のように「おぉ!」なんて、
そんな場面が目の前に広がる、そんな大会です。
そして私のような比較的近い方達が集う様な。
日本全国、こういう大会が1番多いでしょかね。
コースは小川町通る国道254バイパスと、最後は街中を走るコース。
広い車道を走る爽快感と、最後は町の人が迎えてくれる。
コースは高低図によると、前半10kmは上り、後半は下り基調、と言った感じです。
会場には車で来ましたが、途中に前半コースを下見しながら来たのですが、かなりの登りでした、ヤベェ(汗)
ワタクシとしては健康維持のゆるゆるランを月に30km程度しかしておりませんので、
作戦も何もありません。
ただ一つ、関門に切られる事なく完走すること。
ただそれだけです!(キリッ!)
会場は人数に対して広めなので、スタート間際のトイレ付近以外はそんなに混雑はありません。
スタートまでに十分な時間があったので、入念にストレッチしたり、
ブログのスタート前を入力してみたり。
今日は真剣だけどペースは上げられないので、寒さ対策で防寒ジャケットを着ています。
でも、待ってる間に結構温かくなってきたのですが、風は冷たいし微風が止まないので、
そのままジャケットを着たまま走りました。(流石にそんな人はほぼ居なかった)
スタートは最終ブロックへ。と言っても1時間50分以上のブロック。
2時間30分目標は無いのか!?
9:45スタート!
久しぶりのハーフマラソンがスタートしました!
今回、時計は一応アップルウォッチで計測していますが、走るときには時計は見ませんでした。
序盤からいきなり登りの始まりです。
自分なりにキツくないペースで無理せず進みます。
後半の下りまでは元気を保つくらいのつもりで。
なのに、2km、3kmと進みますが足の重さ、ダルさが取れません。
心肺も酷使しないようにしているつもりですが、登りが長く続くとどうしても息切れしてしまう。
少しペースを落として、周りに抜かれ気味のペースで。
国道254バイパスにでました。
ここから基本的にはずっと登り基調。
スタートしてから思ったのですが、給水所の位置の確認を忘れた(汗)
5kmに1箇所くらいあるかなぁ?そんな不安に襲われた。
5km手前に給水所。
ゼェハァしすぎで、用意していたジェルやサプリは飲まずじまい。
キツさに焦りもあったよね、うん。
結果的には4.5kmに1箇所くらいに給水はあった。
5km過ぎは更に勾配がキツくなる。
一応、給水以外は歩かないでフィニッシュするつもりで頑張ってる。
でも、前半から歩きたい誘惑に何度か襲われる。
今日はバイザーにビーニーを合わせて被っているが、サングラスに干渉するので
バイザーは上げ気味。
そうするとおでこの汗が目に垂れてくるので、それを拭くのが煩わしかった。
バイザーの意味半減。。
まだ10kmにも行かないうちにどんどん足が重くなる。
あまり経験しないような痛みや痺れ、そして重み。
これには思い当たるフシがある。
今日のシューズは近春のフルに履いたロード用のシューズ。
その時も同じような経験に見舞われた。
このフル後、このシューズは合わないと履かないでいたのですが、
ヘタリまくったウルトラ用以外にロード用の靴を他に持っていない事もあり、
喉元過ぎればで今回もこのシューズを履いてしまいました。
普通、キツかったらペースを落とせば筋肉の緊張も少しは和らぎ、少し時間が経てば回復するのですが、
このシューズは足に合わないのと、底が固めな事もあり、1歩毎にダメージがたまってくる。
進めば進むほどどんどん足が重くなる。
もちろんバリバリに練習をしている人なら大丈夫なのかもしれませんが、
私には全然合ってなくこんなにツラい事はないって感じです(涙)
永遠に続く登りの一部。
なので中盤からガクッとペースが落ちました。
トンネルを過ぎ、最後のキツイ登りも歩きを交えて何とか登り切り、
やっとのことで前半の登り基調が終わって下りになってからも、
「こんなハズでは。。」というくらい足が前に進まない。
時折、冷たい風が強く吹く事が何度もあり、皮膚の冷えやすい私にとってはジャケットは正解。
汗もかくけど冷たい風で身体が冷えたら別のトラブルが出てきてしまう。
私にとっては身体を冷やさないのは一番大事。
時折、平坦でも歩きを入れないと耐えられない。
心肺は全然平気なのに、なんという歯がゆさ。。
こうなると時間が心配になってきます。
途中の関門では閉鎖まで残り6分。
今までロードでこんな経験は初めてです。
(ロードは始めた1年目が一番早かった。。)
疲れで頭も働かないですが、時計を確認すると残り5kmであと40分。
「あ~、なんとかフィニッシュ時刻には間に合うなぁ、、、いや、けっこう微妙じゃない!?」
最後の街中に出てからも結構長い。
沿道の応援も増えるのですが、思うように足が進まない私にとってはその声援もツライ。
だって頑張れてないんだもの。。
有り難い気持ちを感じつつも、声援に答えられない申し訳なさも感じつつ。
苦しみながらも動かない足を前に出していく。
時折、歩きも交えながら。
そんな街中をなんとか進みようやくフィニッシュまで残り500m!
太鼓でお出迎えをスマホで撮るも、疲れて画面も見れず勘で撮る。
やったぞ!今でもハーフを走り切れたぞ!心の中でグッ!
フィニ~ッシュ!!
アップルウォッチの記録。
心拍はそんなに酷使していないのに平均166。。
もっと8分とか9分になってると思ってた。
練習してない割には数字だけみるとちょっと満足(意識低い系)。
とは言え、今回はギアの選択ミスもあり予想以上に苦しい展開のレースになってしまいました。
とは言え、5年以上ぶりのハーフでなんとか完走できたのは素直に嬉しい。
制限時間の長いフルだと、けっこうペースが落ちても完走できたりしますが、
ハーフで2時間30分の制限だと、一定以上のペースで走らないと関門を突破できない。
なのでハーフを完走できるという事はランナーの端くれで居てもイイよ、とのお墨付き。
今の自分にはハーフを目標に維持していくのが良いのかも。
もうちょっと楽に速くを目指したいけど。
という事で満足の1日でした。
せーの、オツカレ~~!!