こんにちは、JUNです。
【2020−11−07:FTR飯能25K】に参戦してきました。
怒られるかもしれませんが、元々全く参加するつもりはありませんでした。
レース自体にもちょっと嫌気を感じている部分もあって
山に対して「自分のペースでゆっくり楽しみたい」という気持ちが強く、
昨年の夏に参加して以来、登山をメインに楽しんでいました。
なので日常のランニングもほとんどしておらず、運動は筋トレと軽めの有酸素運動のみ。
そんな私でしたが、ある方から突然お誘いを頂きまして、少し悩んだのですが
今回、FTR飯能25Kに参加させて頂くことになったのでした。
しかし、大会までは1ヶ月を切った状態。
流石に今のままでは完走すら危うい。
地元の山に2回、ロードは計20kmくらい走りました(少ないw)。
大会当日。
家を出る時は雲が多めでしたが、会場に着く頃にはとても良い天気。
会場では検温やサーモセンサーによる測定。
エリアも区切って選手とスタッフのエリアを非検温者から隔離する処置などをしていました。
今回、こうしたトレイルランのイベントはまだまだ少数でしょうし、まだまだ改善の余地はあります。
しかし、まだ慣れないこの段階ではよくやっているなと思いました。
運営側の方々には知り合いも多く、たくさんお声がけして頂きました。
(体型変化の話が多かったですが。。)
皆さん、ようやく大会を開催できるという嬉しさと緊張感が混じった感じだったでしょうか。
準備を済ませスタート直近。
今回は3ブロックによるウェーブスタート制で、5分置きに100名ずつスタートします。
私はCの3ブロック目。
一度の人数も少ないですし、いつも以上にゆったりした緊張感。
先のスタートを見送ります。
いよいよ私達の番。
スタート直後に信号があるので、ペースの出ない私は信号に引っかからないよう心配なので
少し前めに並ぶ(姑息)
でも人数が少ないし、ある程度の間隔を開けているので全然大丈夫でした。
(今後、写真はありません)
9:10スタート。
予定通り、信号を過ぎるまではまあまあのペース。
無事に信号をやり過ごす。
その後はペースを落としたいところですが、周りのペースが早い早い!
このまま自分だけペースを落としたらスイーパーに追いつかれてしまうのでは?
という緊張感がよぎり皆さんと似たようなペースで進む。
これが間違いでした。
レースに慣れていた頃は別に最下位でもイイや、後で挽回できるし、
という余裕がありましたが、今回はマジで最下位もありうるので焦りました。。
このようななんとなく急がなくては!という雰囲気に呑まれ、
ずっと心肺がキツい状態が続きます。
普段は自分の好きなペースで進んでいるので開始早々この状態で
まだ2kmしか進んでないのに「もう辞めたい」という思いが強くなりますw
ですが、今回はせっかくお誘い頂いて参加したので我慢して進みます。
ワタクシ、普段から心拍数は上がりやすい方で、キロ7分で走っても160近くまで
上がりますし、ちょっとあげれば簡単に180近くまで行くのですが、
途中、明らかに普段より激しくなりヤバいなと思って心拍数を確認したら
110くらい。。。
心拍計も異常を検出しております。。
前半の山場の天覚山の上りからはマイペース最優先に、
なんとしても完走せねばモードに切り替えます。
でも途中何度も、この先の駅近エイドで止めようかという思いと葛藤しつつ。
今回、エイドは2箇所、支給品はペットボトルの水のみとなっています。
私は水の消費が多いので両胸に500mlづつ、背中には1L弱を入れていましたが、
今日は予想より暑かったですが片胸の500mlしか消費しませんでした。
でも普段、登山の装備を背負っているので重さが負担になるという印象はなかったです。
さぁ、後半戦。
前半ほどの大きな上りはありませんし、全体的には進みやすいハズ。
ですが、初めの上りが少し長く堪えます。。
まだ10kmと少し、ランニングをしていた頃はなんとも思わない上りだと思うのですが、
身体は正直です。
定年してもジョギングは継続したいという目標もあるので改めないとイカん。
久しぶりの長距離のせいかマメもできるし、久しぶりに攣りそうになる。
この感覚懐かし〜w
平坦を走ると攣りそうになるので、走れるのは下りのみ。
ずっと耐えながら進みます。
もうここま来ると途中で止めるのもフィニッシュまで行くのもそれほど変わらない。
なので気持ちはひたすらフィニッシュへ。
物見山、日和田山とハイカーさんにも人気の山へ。
私が到達した頃はそれほど混雑はしていませんでしたが、今までに比べれば
たくさんの方々が楽しんでいました。
私ももちろんすれ違い、追い抜きは歩きを徹底。
そして今回のルールにもあるマスクも必ず着用します。
そんなこんなで高麗峠、そして最後の多峯主山の下を過ぎて最後の下りへ。
下りは走れるので最後はガラにもなく出し切る走り。
珍しくロードも全部走りました(普通そうみたいですがw)。
そして信号をタイミングよく渡り、
フィニーッシュ!!
急遽参戦させていただいた久しぶりの大会。
ようやく終えることができました。
もう途中、キツくてキツくて。
心の中では悪態を吐きまくっていて(特に前半)、
「もう参加しない!これで最後!」なんてずっと思っていたし、
フィニッシュ後もたくさんの人にそんな事を言っていたのですが、
一夜明けると「また出たいかも。。」というトレイルランあるある状態。
この感覚も懐かしい。。
ともかく、この状況下で無事に大きな問題もなく大会が開催できたのには
業界にとっても良かったのではないでしょうか?
関係者の皆ままには本当にお疲れ様でしたとお伝えしたいです。
また私としても、まだかろうじで完走できる事を確認できましたし、
なによりかつての仲間たちにたくさん会うことができて良かったです。
ということでおしまいです。
せ〜の、オツカレ〜!!