先週末に中国で北方の真珠と呼ばれている美しい都市である大連市で開催された大連100Kに参加してきました。今回は長いこと苦しんでいる膝の故障のため50キロの部を走りました。距離に関係なくレースコースをきちんと走って完走したのはたぶん3-4年ぶりです。
コースは1番高い山でも標高200メーターほどなのですが、細かいアップタウンがあり、累積の登りは2700メーター(感覚的にはもっとあるように思います)となかなかタフです。
スタートは朝8時で7時頃から選手が集まり始め、楽器の演奏や準備体操のエアロビクスが始まります。
そのあとに開会式で、私は日本人選手を代表して壇上で簡単な挨拶をしました。一応中国語で話したのですが、参加選手達は「日本語ってなんか中国語に似てるな」ぐらいの反応だったのではないかと思います。
コースは最初から最後まで細かいアップタウンの連続で、7割ほどがコンクリートで覆われています。そのため数字以上い足にきて厳しいコースです。今夏は午後から霧が出て景色をあまり楽しめなかったのですが、時々綺麗な海や海に浮かぶ小島がみえます(スマホの調子が悪く写真は撮れませんでした)。
エイドも結構充実していて、ラーメン、お粥、漬物、パン、ハム、飴、果物、ビール、コーラ、水などが置かれています。周りのランナーは結構ビールを飲んでいました。
当初膝の故障のため30キロ前後でやめるつもりでしたが、街中に出たところでタクシーを捕まえることができず、仕方がないので最後まで歩いてゴールしました。
ゴールでは主催者で中国人トレイルランナーの第一人者のユイレイが迎えてくれ、一緖に記念撮影をします。
また完走賞はパーカと盾でした。
ちなみにユイレイは2016年に10.5日の間に、UTMB、4K、TDGの3レース合計の850キロ、累積の登り6万メーターを走っています。
大連は東京都から飛行機で行きが3時間、帰りが2時間半と短時間で移動でき、街中からもスタート地点までタクシーで20分で到着するので、場合によっては国内のレースよりも安くかつ短時間で参加可能です。
また海鮮料理を始めとする料理も安くて美味しく、観光の見どころも沢山あり、旅行を兼ねて参加するのもおすすめです。
次回のレースは台湾の台北郊外で5月に開催されるのBeast Trail の25㎞の部を予定しています。
別件で主催者に連絡をしたところ、定員に達しているにもかかわらずレースに無料で参加させてくれるとのことなので、予定外ですが急遽参加することにしました。台湾のレースは初めてなので楽しみです。