普段から在宅勤務なこともあり幸いにもあまりコロナウィルスの影響を感じない日常を過ごしておりますが、仕事から離れて「さあ走ろうか」という段になると、ジムの閉鎖やレースのキャンセルなどもろもろ影響を被っております。
私が住むワシントン州は最初の発症者が出たアメリカのコロナウィルスの震源地といってもよい場所で、一週間前からはレストランやバーなども閉まっています。ただ、アメリカはニューヨークやロサンゼルスなどの大都市を除いて田舎。私が住む町も、もともと普段から人でごった返すような場所でもなく、比較的おだやかに日々が過ぎていきます。近所を走ると散歩している人をよく見かけます。外を歩くぐらいしかやることもないですからね。
人が集まるイベントは軒並みキャンセルになっており、トレイルランニングやマラソンについても数ヶ月内に予定されていたものはほぼすべて延期または中止。今日(アメリカ時間3月21日)は本来であれば2012年以来8年連続で参加していたChuckanut 50kが行われるはずでしたが、今年は延期の発表。今後の状況次第で秋に開催、あるいは中止になる可能性もあります。加えて、参加を予定していた4月のボストンマラソンと5月のSun Mountain 50kもひとまず延期とのこと。
家で悶々としていても楽しいことはないので、せっかくなので朝から一人でChuckanut 50kのコースを走ってきました。何人かトレイルランニングを楽しむ人とすれ違いましたが、普段の週末と変わらぬ風景。耳に入ってくるニュースはどこへやら。
帰りがてらにオランダに次ぐチューリップの産地でもあるスカジット・バレーへ。まだすこしチューリップには早いですが、黄色い水仙がいっぱいに咲いていました。まだまだたくさんのスノーグースも見られました。北へと飛び立つのはもうすこし暖かくなってからでしょうか。