夜な夜な町に出るとヒゲが生えているからか、アパレルですか?とかデザイナーでしょ?とか芸術関係ですか?とか勝手な事を言われ続けています。
私の職業はアスレティックトレーナーです。
スポーツ選手をサポートするスポーツ医科学の専門家
日本では『日本体育協会』という体育・スポーツを統括する団体が資格発行しています。教育機関では専門学校や大学でアスレティックトレーナーは養成されています。
そんな学生でトレーナーを目指す若者が集まる『学生トレーナーの集い』に出展してきました。南は九州北は北海道より500人ほどの学生が参加です。
トレイルランニングというアクティビティは競技スポーツなのか分かりませんが、アスレティックトレーナーの養成テキストにはトレイルランニングの紹介はありません。
◎アウトドアスポーツとはどんなものがあるのか?
◎トレイルランニングの特徴
◎どんな怪我や体調不良が多いのか
◎他の競技をサポートすることとの違いなど
ブースに来た学生さんにはご紹介しました。
そしてインターントレーナーとして現場に来ないかと誘うわけです。
レース中に熊や猪が出たり、低体温症で動けない選手がいたり、骨折脱臼して一緒に下山することなど、たくさんのことを想定して山に入ってもらいます。
教育機関と連携してインターントレーナーを受けいれることは長い期間掛かるかもしれませんがトレイルランニングに関われる専門家を増やすことに繋がります。
病院や治療院、フィットネスクラブやスポーツショップなど白くま隊でトレイルランニングに関わって成長したトレーナーが活躍しています。
白くま隊がサポートしていない大会をサポートしている教え子もいます。
見えない草の根活動が着々と拡がり、トレイルランニングが安全に日本のスポーツ文化となることを目指して白くま隊は活動しています。