2013.06.08-09 自身初の100マイルレースSan Diego 100 を28時間24分40秒で完走しました。
目標は26時間でしたが、レース中にタイムを意識してアクションマネジメントをする余裕は全くなく、生き残った結果このタイムでしたという感じです。
序盤に怪我をしたこともあり、辛くて痛い思い出しか残っておらず、フィニッシュ地点で「完走した上でも楽しかったと思えないし、次のエントリーも考えられない」ともらした私は「ウルトラランナーは馬鹿だから24時間後には次考えてるよ」と声をかけられましたがその通り。ブログのためにレースを振り返ると「次こそ」という気持ちになっています。
今回のトピックスは
(1)孤独を全く感じさせないコミュニティ
RaceDirectorのScottは初の日本からの参加者に気をつかって何度もメールをくれ現地でも常に声をかけてくれました。私の参加を又聞きしていたという現地在住のMiekoさんはエイドで初対面の私を探し出してくれ親身にサポートしてくれました。MiekoさんはFBで友人たちにも呼びかけてくれていたそうで色々な所で「Miekoの友だちだろ!」と助けてくれました。ボランティアの方々は折れた足の指を治療してもらって以降のエイドでは必ず「足は平気か?」と気を遣ってくれ、ペーサーまで立候補してくれました。
アメリカ人気質と200人の小規模レースということもあり「俺らのレースで ぼっちランナーを素通りさせるわけにはいかねぇ」感たっぷりでした。
●日本には未入荷のタイプのシャツランナーが突如ペーサーとして引っ張ってくれました。
(2)気候への対応力も試されて落第した
日が昇っている間は熱中症、夜は低体温症でリタイヤ続出という昼夜で極端な気候は一歩間違えると一気にパフォーマンス低下となり32時間制限の今回のレースや30時間制限のWestern Statesなどでは完走すら出来なくなる。疲労で思考力が低下し、事前に考えておいた作業を面倒臭いという理由で省いてしまうと大変なことになる。昼は体にかけ続けるための水の補給を面倒臭がり(ボランティアに容器渡すだけなのに!)、途中でフラフラ。とんでもなく汚い水たまりでシャツを濡らして身体を冷やした。夜は昼の暑さの余韻とザックに詰め込むのが面倒という理由で長袖を持たずに出発して体温が下がり、次のエイドでしばらく動けない事態になった。
レース中には「San Diegoより暑いというWestern Statesに今年当選してたら100%暑さでリタイアだったな」とホッとしたぐらい。
●砂漠スタイルで走ってよかたけど、肩に日焼け止めぬり忘れ現在腫れ上がってます。
噂通りヘビに道を塞がれたり、なぜかそのヘビを持って走ってるランナーに出会ったり。いつものくだらないレース実況中継は後ほど。
●医療スタッフに骨折と診断され「しょうがないな〜リタイヤだな」と嬉しくなって記念写真を撮ってもらった。そしたら治療&固定作業が始まっちゃった。
では。明日から本気でブログ書きます。