MOUNTAIN MARTIAL ARTS
ONLINE
STORE
  • NEWS
  • PRODUCT
  • FEATURE
  • BLOG
  • STORE LIST
  • ONLINE STORE

MOUNTAIN MARTIAL ARTS

  • NEWS
  • PRODUCT
  • FEATURE
  • BLOG
  • STORE LIST
  • ONLINE STORE
ONLINE
STORE

Trail Note

雁坂峠越え秩父往還145kmー撃沈

written by 星野 秀明 September 19, 2016

dsc_8675
雁坂峠越え秩父往還145kmで久々のレース参加、結果から言うとCP5秩父87.5km(21時24分着)でリタイア。レースとしては準完走26時間という枠もあるのでラスト60km弱に10時間以上残していたことを考えると行けたかもしれないし、行けなかったもしれないし。ただ、完走24時間という目標が難しいと判ったあたりから急速に足が止まり、フラットと下り基調のCP4〜CP5の12kmに2時間以上かかったので厳しかっただろう。30分ほどエイドで休んだが折れた気持ちが再上昇する気配はなかったので22時にリタイアの判断をした。ウルトラ特有の苦しい時間を耐え抜くとハイになるという感覚を一度も感じることなく終わった。100kmのレースであれば惰性でゴールまで行けても、145kmはやはり全然違う。秩父を過ぎて正丸峠を含むR299区間の深夜パートが100kmではなく145kmのこのレースの核心部分なのだろう。リタイアした秩父から川越へ移動する途中、雨足が強くなり乗換駅で凍えていたがあの雨の中で途中でリタイアしても電車もないし、脚の状態を考えると仕方ない判断だったとは思う。

CP1 道の駅みとみ 35km 9:48着
出会いの丘駐車場 10:19発(計測再開、移動に関わる時間約30分)
CP2 雁坂峠 44.8km 13:29着
CP3 川又 54.9km 16:03着(シューズ洗ったりで15分程度滞在)
CP4 三峰口 75.6km 19:12着
CP5 秩父 87.5km 21:24着→22:00リタイア決断

敗因としては雁坂峠越えのトレイル区間で雨の中を大勢が走って泥スキー状態となっていたことに手を焼いた影響が大きかったが、その後にリカバーできなかったのは走力不足と言わざるを得ない。24時間完走は問題なくできると思っていたのが大きな思い上がりだった。速報を見る限りは約250人出走で100人が24時間以内、25人が26時間以内で完走率50%(24時間以内は40%)といったところか。例年は準完走まで入れると2/3くらいなので悪条件だったことが明確に数字に出ている。とはいえ悪条件なのは皆同じ、ゴールしてる人はゴールしてるので猛省して次へと精進しなくてはならない。この次、完走率の低さで悪名高いOSJ山中温泉トレイルレースに出ようかと思っていたが前段の雁坂でつまずいてしまったので今のままでは二の舞になるだけ、見送ろうかと思っている。

レースはR140で甲府〜秩父、R299で秩父〜高麗、県道15号で高麗〜川越、R140の途中に登山道入って2000mの雁坂峠を越えるだけ、というきわめてシンプルなコースである。その中で35km〜55kmに1000m一気上り下りの山岳区間が含まれるというのがこのレースの絶妙なところである。稜線の強風で身体が冷え、ドロドロの山の中で身体もウェアも大いに汚れて早く風呂に入りたい、と思ってもちゃんとゴールするには90kmも先である。ドロップバッグという制度がないため、ウェアやシューズを替えることも事実上不可のため、最初から最後まで同じ装備で考える必要がある。今年からコース変更になった75.6kmCP4の秩父鉄道の三峰口駅はまさにリタイアして下さいと言わんばかりの場所。エイドの裏側の駅ベンチにここでお帰りのリタイアした人たちが多数電車を待っていた。エイドの数は多くないが、個々のエイドでは色々な食べ物が振る舞われ大変充実している。CP3のカレーなど特においしかった。例年同日開催の信越五岳のトレイルは万人受けする楽しい大会だが、こちらはマニアのためのマニアによるドM大会というのがしっくりとくる。

レース前日の大会説明会にて今年も優勝の平山淳一さんが意気込みを語っていたが、MMAのTシャツを着ていて、しかも自分がその日着ていたTシャツと色違いでかぶっていた。14h48mの好タイムでゴールしていたようだ。パンフを見てもトレイルの大会と違って全然知っている名前がいなかったのでこっそりの参加と思っていたが5km付近のコース上でサラミさんに発見され、山から出たCP3川又で女将に気付かれた。顔見知りがいるとダラダラできないと引き締まる。ここ最近はコース変更が続き、大会の存続も危ぶまれる状況のようで、CP4と関連するルート変更も直前の決定ということだ。開催にこぎつけた主催者の努力と関係者の尽力に感謝。何度もロングの大会に出るのはしんどいがまた次回チャンスがあるのであればリベンジしたい。

0
Facebook Twitter
previous post
白神山地と十二湖トレイル
next post
大会開催とトレイルのダメージ

You may also like

南アルプスマウンテンマラソン

2016年11月21日

平成とトレイルランニングの歴史

2019年4月30日

善光寺ラウンドトレイル

2015年5月3日

手術を終えて

2022年8月17日

濃溝の滝と房総丘陵

2016年12月11日

はじめまして

2013年6月1日

北海道トレイルの週末〜羊蹄山

2015年10月12日

再始動へ向けて

2019年7月30日

3年ぶりに月例川崎マラソン

2015年6月28日

白神山地と十二湖トレイル

2016年7月27日

コメントを残す Cancel Reply

星野 秀明

星野 秀明

建築設備設計エンジニア

建築学生の20歳の頃から世界中の建物を見るために旅して廻っていた。2009年にダイエット目的でランニングを始めたのをきっかけに、一つの旅のかたちとしてトレイルランニングに出会いハマる。国内外、距離の長短問わず、旅として楽しめるレースを中心に参加。技術者という職業柄、レースのデータを分析するのも趣味の一つ。

Archives

  • 2022

    • August (2)
    • July (1)
    • June (1)
    • April (1)
    • January (1)
  • 2021

    • October (1)
    • September (1)
    • June (1)
    • March (1)
  • 2020

    • December (1)
    • September (1)
    • June (1)
    • April (1)
    • January (1)
  • 2019

    • October (1)
    • August (1)
    • July (1)
    • April (1)
    • January (1)
  • 2018

    • October (1)
    • July (1)
    • May (2)
    • February (1)
    • January (1)
  • 2017

    • December (3)
    • October (2)
    • September (1)
    • June (1)
    • May (1)
    • April (1)
    • February (5)
  • 2016

    • December (2)
    • November (3)
    • October (1)
    • September (1)
    • July (1)
  • 2015

    • October (1)
    • September (2)
    • June (2)
    • May (1)
    • April (1)
  • 2014

    • November (1)
    • October (1)
  • 2013

    • October (2)
    • September (2)
    • August (1)
    • June (3)
    • May (1)

Categories

  • Daily
  • Europe
  • International
  • Opinion
  • US
  • マラソン
  • 山行き
  • 未分類

Me on Instagram

【TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY : RELEASE INFORM 【TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY : RELEASE INFORMATION】

いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。商品発売のお知らせになります。

https://tmrc.tokyo

発売日時: 2022年8月16日(火)22:00

MMA Pullover Mountain B.D Shirts with Ranor
MMA×Ranor×CHAORAS® Sports Tenugui 

※ご購入の前に、必ず「ご利用上の注意点」をご覧ください。送り先ご住所とメールアドレス記載漏れやミスが増えています。商品が届かない場合もございますので、充分ご注意ください。

https://tmrc.tokyo/pages/rule

MMA10周年コラボレーションシリーズ。関西を代表するインディペンデントランニング&トレイルランブランド「Ranor」と東京発の「MOUNTAIN MARTIAL ARTS」が、2021年に続き再コラボレーション。

Ranorの代表的なヴィンテージバンダナ柄をMMAのシームレスウェアに落とし込んだ。DotAir®︎を使用したシャツはファッションブランドと比較しても見劣りしない機能的に優れた最先端ウェア。スポーツ手ぬぐいの「CHAORAS®(チャオラス)」とのトリプルコラボレーションはヴィンテージバンダナ柄が冴える逸品。まだまだ暑い日が続くこの時期に活用したいデザインと機能が融合したプロダクト。

#Ranor
#chaoras
#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
MMA×Ranor×CHAORAS® Sports Tenugui MMA10周年 MMA×Ranor×CHAORAS® Sports Tenugui 

MMA10周年コラボレーションシリーズ。関西を代表するインディペンデントランニング&トレイルランブランド「Ranor」と東京発の「MOUNTAIN MARTIAL ARTS」が、2021年に続き再コラボレーション。日本の伝統的なものづくりと新しいアイデアを組み合わせたプロダクトを生み出す「CHAORAS®(チャオラス)」とのトリプルコラボレーション。

#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
山岳レースファンの喜び(TJAR2022)

少し前のこと、SAYAMA works @sayama_works さんからメッセージをいただいた。

「バックパックを提供するTJAR出場者から、ショルダーハーネスをトレイルラン仕様にしたいとリクエストがあって、MMA DUSTYのパターンを使わせていただけませんか」

SAYAMA worksさんは知る人ぞ知るインディペンデントバックパックブランド。TJAR出場選手にレース用バックパックを提供していると共に、TJAR2022の公式スポンサーもされている。

TJAR(Trans Japan Alps Race)は某グレートレースでも何度も放送されているのでご存じの方も多いだろう。日本海から太平洋まで、北アルプス〜中央アルプス〜南アルプスを含む全長415kを8日以内に走破する日本最難関の山岳レースで、高いハードルの資格と選考会をクリアした超人たちが挑戦する。ぼくも山岳レースファンとして、毎回SNSでレース状況を追ったり、ドキュメントを楽しみにしている。

SAYAMA worksさんからの思わぬお申し出に「うわ!」っと思ったが、もちろん返事は「YES」。SAYAMA worksさんのFASTは自分でも愛用しているし、なにより自分の作ったプロダクトがお役に立つのであれば、こんなにうれしいことはない。DUSTYはグローバルメーカーとは異なるインディペンデントならではのアイデアを込めたトレイルランニングバックパックで、SAYAMA worksさんとの化学反応は未知数でドキドキ。

そこからはSAYAMA worksさんのハードワークが始まる(要するにぼくは何もしていない)。

実は生産工場が同じなので、DUSTYの型紙を手配してもらって、SAYAMA worksさんがTJAR用のバックパック本体に改良を重ねてショルダーハーネスを合体。仮サンプル→サンプルでのテストから、本番用を製作。都度、細かいご報告をいただいていたのだが、本戦を前にした短期間に、かなり大変な作業だったと思う。

「TJAR出場選手に無事に本戦用のバックパックも渡りました。」

SAYAMA worksさんからのメッセージに、形になった安心感と選手のお役に立てるかという不安半々な気持ち。とはいえ、SAYAMA worksさんが全力を尽くしたのは間違いないし、あとは本番での完走を祈るばかり。

TJAR2022は、8月7日0時にスタート。

そして、、、

SAYAMA works×MMAのTJAR本番用バックパックを使用していただいた#14 木村直正選手は、5日間14時間7分で無事フィニッシュ。なんと2位という素晴らしい好成績だった。

ぼくは何もしていない。いつものように、山岳レースファンとしてSNSで情報を追いかけていただけだ。でも、SAYAMA worksさんのおかげですこーしでもTJARに関われた気分で、なんだか喜びもひとしお。お声がけいただいて感謝です。

そして、厳しい山岳競技での経験は今後のモノ作りにプラスになるに違いない。

木村直正選手、おつかれさまでした&おめでとうございます。そして、TJAR2022はまだ続いています。まだ戦っている選手たちが無事にフィニッシュできるよう、応援しましょう。

MOUNTAIN MARTIAL ARTS director
@shibuinsta_mania 

#sayamaworks
#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
山の日!(一日遅れ) Trans NT (2018) Tr 山の日!(一日遅れ)

Trans NT (2018)
Trans JEJU (2018)
Trans LANTAU (2016)

山ではマナー&モラルを守って楽しく遊びましょう。

#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
MMA Pull Over Mountain B.D Shirts with Ranor #Ran MMA Pull Over Mountain B.D Shirts with Ranor

#Ranor
#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
MOUNTAIN MARTIAL ARTS with Ranor 2022 #ranor #mou MOUNTAIN MARTIAL ARTS with Ranor 2022

#ranor
#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
[TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY : INFORMATION]

いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。

この度、TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANYではより快適にお買い物をしていただけるように、新たなお支払方法を追加致しました。

・Amazon Pay
・Paidy(後払い決済)

これまでのクレジットカード、代引き(ヤマトコレクト)と合わせて、4通りのお支払い方法をお選びいただけます。お客様のライフスタイルに合わせたお支払方法で、これからもTOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANYでのお買い物をお楽しみください。

#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
[TMRC ARCHIVES 2022 SUMMER] 旧品を中心に「 [TMRC ARCHIVES 2022 SUMMER]

旧品を中心に「MOUNTAIN MARTIAL ARTS」の様々なデザインのアーカイブ商品を特別価格でご提供するWEBストア「TMRC ARCHIVES」を期間限定でオープン致します。

旧品中心のため、色欠け、サイズ欠けがありますが、もう手に入らないアイテムやキャンセル品など思わぬ商品も。買い逃し、買い足し、ワードローブの充実などにぜひご活用ください。

【サイトアドレス】(「TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY」とは別サイトになります)

archives.tmrc.tokyo

【公開期間】

2022年7月23日(土)22:00 〜25日(月)24:00

【ご注意】

●商品の配送は2022年7月26日(火)からとなります。
●ご購入に関する注意事項を「ご利用上の注意」に記載しておりますので、ご購入手続き前に必ずご確認をお願い致します。
●決済方法はクレジットカードおよび代金引換になります。
●送料を一律440円(税込)ご負担いただいております。(代引き手数料は別途かかります)。
●複数回に分けてご購入の場合、システムの関係で送料を一回分にすることができません
●サイズに関して、各アイテムには寸法を記載しております。原則としてサイズ違いによる返品はお受けしておりませんので、ご了承ください。
●同商品でサイズ交換可能な在庫がある場合には、サイズ交換対応させていただきます。(送料はご負担ください)
●不良品に関しては在庫がある場合には交換対応させていただきます。在庫がない場合には返品(返金)対応とさせていただきます。
●その他「イメージが違う」などお客様のご都合による返品はお断りしております。

#mountainmartialarts
#マウンテンマーシャルアーツ
#TMRC
#tokyomountainrunningcompany
#norunningnolife
#MMAstagram
#MMAmaniacs
#running
#trailrunning
#trekking
#runningwear
#ランニング
#トレイルランニング
#トレッキング
#登山
#ランニングウェア

SNSでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • ABOUT
  • CONTACT
  • COMPANY
  • PRIVACY POLICY

Copyright © 2022 MOUNTAIN MARTIAL ARTS. All Rights Reserved.


Back To Top