こんにちは!
9月も中旬を過ぎ、お彼岸の時期になりましたね。あちこちの道端や畑の脇などから彼岸花(曼珠沙華)が咲き始めています。10日程で10月に入りますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
先日、数名でハセツネ逆回りコースを歩いてきました。大きな崩れもなく、コース難はありませんでした。昨今の状況かにもかかわらず、整備下さっている方々には心より御礼申し上げます、ありがとうございます。過去、このブログに書かせて頂いた最後の20km(浅間峠~武蔵五日市駅)のトレイルは、何度来ても「ここまで(50km)歩いてきた後に、更にこの上り下りとは・・・さすが!ハセツネ逆コース!」と、裏切る事はなく楽しくもあり厳しくもある中、皆さんとゴールする事が出来ました。このブログはその一週間後に書いているので、今頃はご参加頂いた方の中に「あの山行は現実だったのか、はたまた夢だったのか・・」と思う方もいらっしゃるかと思います。
前置きが長くなりましたが、長いコースを山歩き山走りしている場合、皆さんは「お楽しみ」を背負っておりますか? 活動中は常に食べ続けている訳ですが、前半/中盤/後半で食べれるものが変化していることにお気づきでしょうか。「○○さんが使っていた△△ジェル」「□△さんがイイと言っていた○△フード」だけを信じて持参するとただの荷物になるだけ、もしくは口にした直後にリバースになりかねません。私も過去、何度も経験しました。
そんな時に役立ってくれるのが「私だけ(あなただけ)のお楽しみフード」です。暑い夏でのトレランでは「低血糖」「脱水症状」「熱中症」が同時に起きていると言われておりますので、まずはそうなる前に補給をしておくことが私は大切だと思っております。ただし、この「お楽しみフード」、事前に試す事が重要で、普段の生活での好き嫌いの基準では通用しないところがポイントです。
そこで今回は私が愛用している「お楽しみフード」を3つご紹介いたします。それは下記の写真のもので「おかゆ」「ぜんざい」「フルーツパウチ」。
とにかく”喉越し”と”しょっぱさ”と”甘さ”を兼ね備えた逸品です。特にフルーツは山の中でフルーツを食べると何故か「豊かな気持ち」になり「これで絶対最後まで行けるな」と確信への栄養素となる不思議な食べ物です。夏は全てを凍らせタオルに包んで小さなエアーパッキン袋に入れれば、8時間近く冷たい状態を保つことが出来ますし、冬はザックの背中側におかゆを入れておくと、ほんのり暖かくなりますので、山歩きや山走りの休憩時には最高のエイド食となります。
ただし一点、掟があります。それは必ず自分で背負って行く事。背負う事に関してはどこかで書きたいと思いますが、山の基本は自分の物は自分で背負う、と私は思っております。ですので「お楽しみ」を楽しむためには、それなりに大変な訳です。背負う事で足腰が鍛えられますのでまさに一石二鳥! 是非お試しください。
紅葉の時期に入り始め、山歩きにはこれからが最高な季節となりますね。皆さんの心遣いや心配りや行動が、更に山を楽しい場所にしていくチカラになると信じております。そのためには毎度の事ですが、
●トレイルでハイカーさんとすれ違う際は「歩く、もしくは止まる!」
●そして笑顔での挨拶を!(笑顔がポイントです!)
引き続き実践のほど、お願い致します!!
最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました!
次回もよろしくお願い致します!!